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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1548(2004年10月24日付)

    [2004.10.24] -[門真民報]

    守口市長が合併「断念」と発言したにもかかわらず結論先送りに傍聴者怒る-第20回守口市・門真市合併協議会開かれる


    第20回守口市・門真市合併協議会が19日、守口市市民保健センターで開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
    協議会の冒頭、喜多洋三守口市長が先の住民投票の結果を受け、「これ以上両市の合併を進めることは難しい」「住民投票の結果を尊重するという立場からいけば、断念ということ」と発言しました。
    この発言を受け門真の学識経験の委員から「今すぐ判断するのは困難」「お互いよく理解、納得した上で協議会の解散を」「後々ギクシャクしないようにもう少し議論を」など、結論を先延ばしする趣旨の発言がありました。福田議員は「『もう少し時間を、後々ギクシャクしないように』など、どういう問題があるのか中身がはっきりしない。(断念という)結論ははっきりしている。」と協議会の解散の結論を出すべきだと発言しました。福田議員以外の門真の委員として出席した議員はまったく発言をしませんでした。そして結論を出さず、採決で次回の協議会開催に賛成するというまったく無責任な態度を取りました。
    このような協議会の運営に傍聴者は「納得できない」「この場で決めるべきだ」と怒り、会議後東市長に詰め寄る場面もありました。
    次回の合併協議会の日程は決められませんでしたが、速やかな合併協議会の開催で、合併協議会の解散をおこなうことが強く求められています。

    不明瞭な土地区画整理事業の補助金支出を決算特別委員会開かれる-厳しく追及

    決算特別委員会が18日開かれ、前回の総務・財産調書、民生関係の審査に続いて、建設・文教関係の決算審査がおこなわれ、日本共産党から吉松正憲議員が出席しました。

    《建設所管》
    (1) 電鉄各駅や大規模量販店周辺の放置自転車・バイクの問題について。有料駐輪場の整備で放置状況は改善されたのか、市内各駐輪場の利用率がどうなのか、指導員がいなくなった以後の時間帯及び土日祝日の放置状況が際立っているが把握しているのかをただしました。また、ダイエー古川橋駅前店周辺は、車いすはもちろん歩行者も通れない日もあるとし、改善を強く求めました。
    【答弁】指導員による指導時間の延長も含め検討したい。古川橋はダイエー周辺を含め電鉄と協議をはじめた、大和田についても駅東出入り口付近に駐輪スペースを確保できた。

    (2)特定行政庁がつくられて以降の開発指導・建築指導行政について。建築基準法や開発指導要綱で対処できない問題があるのではないかとして、大和田駅前商店街の一角が宅地開発され、「歩行者や買い物客が安心して通れなくなる」と地元で大きな問題になっていると適切な対処を求めました。また、浸水地域で、道路より低い敷地に建て売り住宅が建てられている例があるとして、建築指導の段階で適切な指導をすべきと対応を求めました。

    (3)密集住宅市街地整備事業について。石原東・幸福北土地区画整理事業組合に15年度も2000万円もの補助金が市の一般財源から支出されていることについて、補助金支出の根拠、補助金をどう算定したのか、決算はどのように報告されているのかをただしました。
    さらに、予算化の時点で、組合の申請を鵜呑みにし、決算についても補助事業完了実績報告書の提出を義務付け、補助金精算調書・決算見込み調書・契約調書を添付することになっているが、そこにも補助金2000万円とあるだけで、内訳がまったくわからないまま、公金が支出されていると市の姿勢をきびしくただしました。
    【答弁】(内訳がまったく示されていないことについては、答弁できず)

    (4)南部地域整備事業の門真南駅前土地区画整理事業補助金3億円の支出について。補助金支出の根拠をただすとともに、門真南駅前土地区画整理事業は、平成16年度をもって終結すると説明を受けているが、事業終結に向けての手続きや今後の見通しについて、見解を求めました。

    (5)公共下水道事業特別会計について。守口市門真市合併協議会で、門真市における下水道整備計画について、目標年次と投資額が示された認識しているがどうか、(市内の中央部を中心とした)公共下水道未整備地域について、整備計画を明らかにして市民の理解を得るべきではないかと市の見解をただしました。

    《文教所管》
    (1)教育用コンピューターの整備について。15年度で、教育用コンピューター機器借上料として小中学校合せて6千4百万円計上されているが、この間の投資額についてただすとともに、整備状況と教育効果について説明を求めました。そして、今日までに一定水準の整備が終わったものとして、今後機器借上・リースの期限切れにあたっては、すぐに新しいものに借り替えるのではなく、最大限現存する機器を活用するよう、ムダをなくすよう効果的な活用を求めました。
    【答弁】出来る限り機器を有効に活用する。

    (2)小・中学校における消耗品費について。わら半紙をはじめ、日々の授業にかかわる不可欠なものの費用である消耗品費について、昨年と比較して小学校(271万円)、中学校(197万円)減額されていることを指摘し、この間の推移をただしました。さらに、一部には「保護者が負担している」実態があると聞くが、実態を把握しているのか、消耗品費などの欠かせない費用を一律に5%、10%マイナスシーリングで削ることなく、十分手当するよう強く求めました。
    【答弁】保護者負担は把握していないが、できるかぎり不足を生じないようつとめたい。

    (3)学校給食調理業務の民間委託について。
    15年度、新たに3中・4中・6中で実施されていることについて、民間委託されて職員が適切に配置されているのか懸念があるとして、見解をただしました。
    さらに、調理にあたる調理員(アルバイト)が固定せず、交代している状況があるとして、安全で安心して安定的に給食を提供することに支障が生じるのではないかと答弁を求めました。
    【答弁】調理員が交代する状況があると指摘されたが、あっても半年に1人ないしは2人であり、調理は全体として何ら問題なくおこなわれているとの見解しか示されませんでした。

    昨年改善を求めた南保育園の園舎屋根を改修

    昨年の7月23日、党市会議員団は、市立保育園の施設調査をおこない、保健福祉部児童課に対して改善を求めてきました。今回、屋根の防水が施されず雨漏りをしていた南保育園の屋根の改修がおこなわれ関係者からも喜ばれています。
    改善の申し入れをする中、各園で廊下のタイルが剥がれている箇所や水まわりの補修、遊具の改善などが取り組まれてきました。引き続き党市議団は、エアコンが無く(遊戯室以外)、夏場は、室温が35~38度にもなっている保育室の暑さ対策や、計画的な大規模改修実施にむけてみなさんといっしょに頑張るものです。