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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1549(2004年10月31日付)

    [2004.10.31] -[門真民報]

    不明朗な石原東・幸福北土地区画整理事業補助金をあらためよ-吉松正憲議員が総括質疑、認定第1号に反対


     決算特別委員会25日、水道会計の審査に続いて、総括質疑がおこなわれました。密集住宅整備事業にかかわる、石原東・幸福北土地区画整理事業について、重ねて質疑をおこない市の姿勢をただしました。

    ○平成10年の事業スタートにあたって門真市が事務経費を負担すると約束し第3者機関に委託契約したとの説明だが、公共的団体とも受け取れるが、委託の相手先はどこか。
    《答弁》委託先は光亜興産(株)である。

    ○市は事務費として補助金を支出してこの事業を支援するというが、事務費の中身は補償にまつわる交渉ごとではないか。そもそも、補償交渉を民間に委託することは想定されていないのに、市は民間に委託しても何ら問題がないとの見解か。
    《答弁》(何ら問題がないとは答弁できず)

    ○15年度一般会計・特別会計においても、少なくない不用額が生じている。しかし、当該区画整理事業補助金では過不足は生じないのか。

    ○門真市土地区画整理事業補助金交付要綱では、第11条で事業完了実績報告書を提出すること、その際、補助金精算調書などを添付するとしているが、2000万円とあるだけで、内訳が示されていないではないか。

    ○補償交渉にかかわる積算基準はあるはずであり、説明責任を尽くした会計処理、決算であるべきであり改善を図るよう強く求める。
    《答弁》ご指摘の点については、どのようなことができるのか、研究・工夫したい。

    南部地域整備大綱と機構の見直しを
    南部地域整備事業で、地下鉄門真南駅前土地区画整理事業が平成16年度で終結する見通しが示されたことで、このおおもとの南部地域整備大綱を見直すこと。 南部地域整備大綱に基づく唯一の事業であった駅前土地区画整理事業が終結するのであるから、機構上も、特別事業対策部を都市整備部等に統合すべきだと対応を求めました。
    《答弁》大綱は、今後も第2京阪道路の進捗などもあり、見直す考えはない。機構の見直しについては、様々な状況を勘案し検討したい。

    黒字分は使用料の値下げで利用者に還元をー水道会計決算審査

    (1)老朽配水管の更新工事について。
    鉛管対策はほぼ完了したとのことだが、市内には、耐用年数を過ぎた老朽配水管があると思うが、老朽管取り替えの基準、全体に占める割合はどれほどか。耐震性をどう確保しているか。
    《答弁》40年以上を経過したもので漏水が多発するもので、4・9%ある。

    (2)給水戸番図作成について。
    給水戸番図作成委託料として、15年度も相当な費用をかけて整備してきているが、内容はどういうものか。

    (3)有収率の向上策について。
    給水量が41万トンも大幅に減少しているがその理由は何か、さらに、はじめて有収率が前年度より0・83%減少しているが、その理由。有収率が1%上がることにより、1000万円以上水道事業会計にプラスとなるとのことだが、向上策についてどう考えているか。
    《答弁》有収率は府下32市中9位、漏水だけが理由ではない、漏水管や継ぎ手の取り替えを積極的におこない、対策としたい。

    (4)契約・入札制度の改善について。
    競争入札における工事等の落札率の推移、入札制度改善への水道局の取り組み。

    (5)計画以上に生じた黒字分を水道使用料値下げで利用者に還元することについて。
    財政計画では15年度2088万円の赤字の見通しとなっていたが、当初の計画よりも大幅に黒字が増えて、当年度純利益として、6322万円があげられている。企業会計ということであれば、黒字分の一部で水道料金を値下げできるのではないか。
    《答弁》黒字が計画以上に増えたのは、財政健全化を計画以上に推進した結果、今後、2国関連の設備投資、老朽管の布設替え、戸番図作成、水道管の耐震化などがあり、局としては、トータルとして財政計画通りになるのではないかと考えている。

    誤記載の納付書1488件送付

    (6)水道料金の収納システムについて。
    納付書の納付期限が、平成19年と誤って記載されていたために、コンビニで支払えなかった例が発生したと聞いたが、どんな問題だったのか、いつ発生したのか、誤記載された納付書は何件発想されたのか。
    なぜ報告が遅れたのか、システム自体にも、誤りをチェックする機能が不十分であったのではないか。
    《答弁》問題がおこったのは9月16日で、17日に「コンビニで支払えない」との苦情が寄せられて問題がわかった。誤記載の納付書が送られた件数は、1488件である。まことに申し訳ない。ただちに、詫び状と正しい納付書を送付した。
    指摘の通り、システム自体にも問題があると認識しており、すみやかに改善を図り、2度とこうした過ちを起こさないように、努めたい。

    大阪障害児・者を守る会-北河内支部結成総会開かれる

    17日門真市文化会館で、大阪障害児・者を守る会北河内支部結成総会が、障害児・者の家族や養護学校の教師、施設職員等の出席で開催さました。党議員団からは井上まり子議員が出席しました。
    来賓挨拶の後、世話人(14人)を代表して馬場嘉子氏が、「同会の運動40周年の取り組みの中で、南河内では施設づくりができている。取り残された北河内。
    そのような状況のなか、地域で支部結成をして障害児・者運動を進めていこうとの機運が高まってきました。
    そこで、とりあえず今回結成総会を開き、来年5月の第一回支部総会から本格的に支部活動を開始できるようにしていきたい」と経過報告を述べました。総会では、一人ぼっちの親をなくすために、広く呼びかけ仲間つくり、生活の場つくりをめざす等が当面の取り組みとして決められました。同会・会長西脇美代子氏が「地域に根ざした障害児・者運動とは」~みんなの願いをひとつのものに~と題して記念講演をおこないました。

    門真社会福祉協議会発足40周年記念大会-誰もが安心して暮らせる福祉の街づくりめざす

     24日、門真社会福祉協議会発足40周年を記念して式典がルミエールで行われました。社会福祉協議会は、発足当初は結婚相談事業など慈善的事業が主でしたが、昭和47年社会福祉法人の認可を受け、高齢者の給食サービス、車椅子の貸出し、近年では在宅福祉サービス、ホームヘルプなど介護保険事業、地域権利擁護事業など地域福祉の担い手として幅広く活動しています。
    今後、独居老人や高齢者世帯が増加する中、ますます、社会福祉協議会の果たす役割は大きいものがあります。
    当日は、中西議員が参加しました。