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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2105(2016年2月14日号)

    [2016.2.12] -[門真民報]

    旧ダイエー跡地のまちづくりに関する「文書送付嘱託」の申立 

    「29億円問題」住民訴訟第11回口頭弁論

    門真市が開発会社に支払った 29億円の建物除却補償が不当だとして起こされている住民訴訟の第 11回口頭弁論が4日、大阪地方裁判所で開かれ、福田英彦議員、ほりお晴真議員が傍聴しました。
     前回の口頭弁論では、光亜興産及びサンコオアが、旧ダイエーの土地建物を取得した経緯について書面で提出するようにとの裁判長の求めに対し、被告(門真市)側が「主張する必要がないと判断した」と驚くべき対応を取りました。

    旧ダイエー跡地のまちづくりめぐる協議内容を明らかに!

     このことから、今回原告は裁判所に対し、裁判所が原告の申立てに基づき文書の所持者(光亜興産株式会社、まちづくり協議会、ダイエー、UR)に対し所持する文書の提出を求める「文書送付嘱託」の申立てを行いました。
     申立てを通じて原告側は、旧ダイエー跡地のまちづくりに関して門真市、光亜興産、ダイエー、URなどがいつ頃からどのような協議を行っていたのかを明らかにしようというものです。
     この申立てに対し、光亜興産株式会社、まちづくり協議会、ダイエーについては採用され、URについては、情報公開請求を経てからということになりました。
     また、光亜興産株式会社、ダイエー、URについては「調査嘱託」の申立ても行っていましたが、「文書送付嘱託」の結果を受けて必要であればということになりました。
     この裁判を通じて、開発会社言いなりの税金・補助金のムダ遣い(左図参照)の全容解明が求められます。


     
    次回の口頭弁論は4月 7日(木)午後 1時 20分から、注目です。

     

     

     

    建設総務常任委員会視察 

    市役所建替え・全職員へのタブレット導入 

    亀井あつし議員が参加

    3・4日、総務建設常任委員会の行政視察に亀井あつし議員が参加しました。
     1日目は一宮市の市役所建替え事業、2日目は焼津市の全職員のノートパソコンを「タブレット(コンピュータ入力装置)」に切り替えた取り組みについて視察しました。

    合併特例債68%の15階建新庁舎

    一宮市の新庁舎は、2006年に行われた市長選挙で当選した当時の市長が、公約で新庁舎検討委員会の設置と基金の積み立てを表明し事業化しました。
     第1期新庁舎は、地上 15階、地下1階、PH1階、基礎免震構造。第1期建設事業費104億円(合併特例債 68・ 92%)、14年5月から業務開始。
     亀井議員が維持管理について訊ねたところ「現在、清掃や電気系統など総合管理で年間約1億2千万円。水光熱費約7千万円」と説明がありました。
     また、「各階1部署の配置については無理があり、柔軟に対応すべき」と説明がありました。

    リース契約更新が導入のキッカケに

    焼津市では、全職員を対象にした「タブレットの導入・活用への取り組み―ワークスタイル変革に向けて」について担当部の説明を受けました。
     同市では、電算システムのリース契約満了、13年の更新の機会を生かして導入しました。
     タブレットに変更時、「セキュリティーは大丈夫?」「紛失や盗難の対策は?」と不安などがあったと説明しました。
     その点は、盗難されても暗号化でセキュリティーを確保。3重にパスワード入力。個人情報と切り離している、セキュリティー教育を重視しているなどと説明しました。
     タブレットの利活用について、ペーパレス会議、カメラ機能を使った外国語や手話通訳、災害時の活用などに使っていると紹介しました。
     議会への導入は、前向きに検討している最中と説明がありました

     

    新年度予算案、工業用水道料金改定案などについて説明 

     大阪広域水道企業団議会議員全員協議会 福田英彦議員

     2月 16日開会の大阪広域水道企業団議会2月定例会に向けた議員全員協議会が5日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     協議会では、2月定例会に提出予定議案 13件(条例案件9件、予算案件4件)について理事者からの説明を受け、議会運営等について協議しました。
     平成 28年度(2016年度予算は、水道事業会計が 815億 80百万円、工業用水道事業が 125億 57百万円で、単年度損益で水道事業は 24億 77百万円、工業用水道事業は9億 44百万円の黒字を見込んでいます。

    工業用水道料金引き下げは慎重審議を

     条例改正では、工業用水道料金の改定(引き下げ)を提案。
     改定案のシミュレーションでは、平成  28年度からの料金の引下げによって、14年間(平成 41年度まで)で  84億円の影響(減収)がある一方で企業債を 107億円発行するというもので、平成  26年度決算 29億円の黒字から平成 41年度では約5億円の赤字となり、給水現価(  44円)が供給単価(  39円)を上回り、 44円で水を造り、39円で売るというものです。
     福田議員はこの問題について昨年 11月の定例会で、無理な料金引き下げは、結果として急激な料金引き上げや老朽管等の更新の先延ばしとなることが危惧されるとして、経済産業省の「工業用水道料金算定要領」や同説明書の内容に照らしどうなのか質しました。
     議案の概要説明では、こうした経過も踏まえ改めて料金改定に係る考え方が示されましたが、定例会においても慎重に審議することが求められます。
     また、水道事業の当初予算では、単年度損益で 24億 77百万円の黒字を見込んでいますが、水道料金の引き下げの考えについても質していくことが求められます。

    村野浄水場

     

    各会計の予算額(収益的支出と資本的支出の合計額)

    水道事業会計

     平成28年度 当初予算額

     815億80百万円
     平成27年度 当初予算額  823億94百万円
     平成27年度 最終予算額  809億72百万円
    前年度比 99.0%

     

    工業用水道事業会計

     平成28年度 当初予算額

     125億57百万円
     平成27年度 当初予算額 119億89百万円
     平成27年度 最終予算額  117億17百万円
    前年度比 104.7%

     

     

    国・府・市に改善を申し入れ改修されました 

    亀井あつし議員

     昨年の改選後、亀井あつし議員は、地域のみなさんから歩道などの改修の要望を受けてきました。
     現地調査をし、国土交通省北大阪事務所や大阪府枚方土木事務所、門真市の土木課や教育委員会に改善を求めてきました。
     改修された箇所の一部を紹介します。

     

    第二京阪道路側道デコボコの一部を補修 

     不同沈下し、歩行者や自転車利用のみなさんから、直して欲しいとの要望が。

    府道深野寺方線の排水升が拡げられました 

     小さな排水口しかなく、排水しきれず、少し雨が降ると大きな水たまりに。

    江端町30番地の側溝が改修されました 

     側溝のフタが簡単に落ちてしまい危険だった。  約 27・1mにわたり改修。

    脇田小学校南側グランド端にブロック設置 

    降雨後、グランドの土砂が流れ出て、スリップの原因に。86mをブロック設置

    4中南側歩道部分のアスファルトやり替え

    夏場でも、たまった水が乾かず、衛生上も良くなかった。150m舗装やり替え