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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1637(2006年8月6日号)

    [2006.8.6] -[門真民報]

    なくそう核兵器、やめさせよう戦争、子供たちに戦争のない世界を-ピースフェスタ門真を開催

     人々の平和の願いにもかかわらず、世界には2万発を超える核兵器が蓄積され、多くが即時に発射できる態勢に置かれている状況のもと、戦争の悲惨さを語り継ぎ、多くの人たちとともに平和の尊さを共に考える場として「ピースフェスタ門真」が、今年も28日、29日ルミエールホールで開催されました。展示室では、15歳で爆心地から3キロの地点で被爆した辛木行夫氏の原爆被爆者の油絵10点が展示され、爆心地広島の悲惨さが描かれていました。また戦争中の教科書、遺品、衣服などの展示物や写真を通して「平和の大切さ」が伝わってきました。2日目、1部は門真なみはや高校ロック研究部の「平和コンサート」2部では、「大阪市被爆者の会」の高木静子氏が17歳の時、広島での被爆体験を語りました。
     彼女は顔と身体に60箇所もの傷を受け、死体の山の中から生還したことなどや被爆三世の孫が白血病を患っているなどの核の悲惨さを指摘しました。さらに被爆国の国民として平和運動を一層続けて欲しいと訴えました。最後に、新日本婦人の会、年金者組合のみなさんの朗読劇「平和の願い」がありました。「門真被爆者の会」友清会長の閉会の挨拶では「命の尊さ」をしみじみ感じました。

    小・中一貫教育、校庭の芝生化などを視察-文教常任委員会 中西みよ子議員が参加

     25、26日文教常任委員会は、東京杉並区役所・千代田区役所に視察を行いました。
     杉並区は、平成13年に教育改革アクションプランをたて103の事業を行ってきましたが、目先にとらわれず、子供たちをどんな人間を育てていくのか長期的な視点が必要だとして、平成22年度を目標に「杉並区教育ビジョン」を16年に策定しました。その中で、掲げられた3つの教育改革方針(・教師を育てる・自立と責任ある学校づくり・地域の教育力を高める)と4つの施策(①学力・体力の向上を図るとともに豊かな人間性を育てる②信頼される学校づくり③「人間力」を育成し活力ある地域づくり④スポーツ・文化活動を通した豊かな教育づくり)にもとづき、教育ビジョン推進計画をたてています。この計画は、3年間で2年ごとに計画の見直しを行っています。
     杉並区では、この教育ビジョンに基づき、昨年から今年にかけて、30名を選抜しこの4月から1年間土・日を利用し「杉並師範館」で講義を受けさせるなど独自の教員養成を行っています。

    小中一貫教育

     杉並区では、17年度より、2つの小学校と1つの中学校で試行的に小中一貫教育を実施しています。 小中一環教育に踏み切ったのは、学力調査や意識調査で授業をおもしろいと感じている子が小学校で77%に対し、中学校は65%に減っていることや不登校の子が小学校では22人なのに、中学校では54人なっていることなどから学びの連続が必要として9年間の継続した教育支援を行うことになったものです。一貫教育による教育内容は、①「基礎の時間」を設置し、基礎的・基本的学力の定着をめざす②21世紀に求められるコミニューケーション力や自己認識力、全体把握力、課題解決力を身につける「学び科」を実施③小学校1年から「英語科」を儲け実践的な英会話力の向上となっており、今後、杉並区ではすべての小中学校で一貫教育を進めるとしています。

    校庭・屋上の芝生化

     杉並区では、環境にやさしいエコスクールづくりとして校庭の緑地化を進めています。これまで、8校実施され、教育ビジョン推進計画では、19年度、2校するとしています。
    初期費用は、芝生の敷設に1㎡あたり2万円、校庭全面では4千万円、芝刈り機等で約300万円、維持管理費用として年間250万かかるとのことです。
    芝生化は、校庭を1ヶ月使用できない、維持管理の作業が必要のデメリットがあるものの、地表温度の低下による暑さの軽減、砂ぼこり防止、校庭に出てよく遊ぶようになり体力の向上、とんぼなどの生き物が増えたなどメリットが大きく、杉並区では、今後学校にはクーラーはいれず、校庭の芝生化を進めていくとのことです。

    交通バリアフリーや区画整理事業を視察-建設常任委員会 亀井あつし議員が参加

     7月24・25日の両日、建設常任委員会は、宮城県仙台市に交通バリアフリー基本構想について、また同県多賀城市には、JR多賀城駅周辺土地区画整理事業について亀井あつし議員は視察を行いました。仙台市は、00年に施行された交通バリアフリー法に基づき、泉中央・長町地区交通バリアフリー基本構想が策定され今年度から11年度までの5年間を事業実施予定期間としています。仙台市役所で担当事業部より説明を受けたあと、同市で副都心として位置付けられている地下鉄泉中央駅周辺の地下通路やエレベーターなどの現地視察を行いました。
     多賀城市では、JR多賀城駅周辺土地区画整理事JR連立体交差事業の視察をおこないました。現在、国の三位一体改革の影響で事業開始当初認められていた起債が出来なくなったことや取得した土地の地価の下落などによって同事業が市財政を圧迫する事態に立ち至っていることが同市担当課の説明でよくわかりました。

    多賀城市一般会計予算、多賀城駅周辺土地区画整理事業概要

    06年度一般会計予算 181億1200万円
    総事業費 79億7000万円
    施工区域 8.2ヘクタール
    施行年度 1999年~2012年
    平均減歩 13.06%

    新区画の使用料を設定-飯盛霊園組合議会第2回定例会開かれる

     28日、飯盛霊園議会第2定例会が開催され中西みよ子議員が出席しました。
     今議会では、議長・副議長の選出・監査委員の選任、飯盛霊園条例の一部を改正する条例案などが審議されました。飯盛霊園条例の一部改正は、新たに12区・13区(Fゾーン)を設けるにあたり、新たに使用料を設定するものです。これまで、使用料は、入り口からの距離などにより、A・B・C・D・Eゾーンを設定しゾーンごとに、角地、次地、独立などによって使用料を決定しています。今回Fゾーンとして、墓参道を他の区域より10cm広げたこと、公園や入り口に近いことなどから前段階のEゾーンより10%上げるというものです。それにより、3㎡墓地の永代使用料は、角地で87万4800円とEゾーンより約5万円の引き上げとなります。どの議案も全会一致で採択されました。