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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1638(2006年8月13日号)

    [2006.8.13] -[門真民報]

    都市ビジョン策定は、市民参加で十分な議論をつくすべき

     園部市長は、今年の3月議会で都市ビジョンを今年度中に策定することを表明しました。
     都市ビジョンは、定住傾向が弱く通過都市といわれている門真市を、ゆとりと潤いのある定住性の高い街にしていくために、今後、市のめざす姿とその実現に向けた経営戦略を明確に示すものとして位置づけています。都市ビジョン策定にあたり、庁内に6月「都市ビジョン策定検討委員会」を立ち上げ、ここが中心となって、8月頃から教育・子育て・専門家などで構成する「都市ビジョンを語る懇話会」と市民が参加する「市民会議」(いずれも年4回開催)を平行して開き、両方の意見をもとに、12月、都市ビジョン案を作成し1月に市民意見の徴収を実施、2月に決定するとしています。
     今回、市民会議を開く、市民意見を徴収するなど市民の意見を汲み上げる努力はされているものの、市の将来を左右する重大なビジョンを、わずか7ヶ月ほどで決定するのは余りにも性急すぎます。市民会議や懇話会も4回だけでなく、十分に時間をかけて議論をし、市民に対しても、地域ごとに懇談会を開き、市民の意見を徴収すべきです。こうした、丁寧なビジョンづくりこそ、門真の街の活性化につながります。

    門真の学校プール、排水口のボルト固定問題」-昨年9月市議会で亀井あつし議員が指摘し改善

     7月31日、埼玉県ふじみ野市の市営プールで小学生がずさんなプール管理の犠牲になる痛ましい事故が起こりました。
     今回問題となった、プールの排水口のボルト固定問題について、昨年9月定例市議会の一般質問で亀井あつし議員は、ボルトなど金属で固定されていない排水口が学校プールにあるなら、来年の学校プール使用時までに改善を図ることを要求していました。
     門真市の小中学校については、23校中9校(第2中学校と東・上野口・速見・砂子・中央・浜町・五月田・古川橋の各小学校)が昨年まで排水口がボルトで固定されていませんでしたが今年度の学校プール授業が始まる前にボルト固定が完了しました。
     党市議団は、プールサイドにおいて手や足を傷つけないようにすることなどの安全対策や残留塩素濃度を適正にたもつ水質管理、プールの建て替えを含む水質浄化装置の設置など引き続き、子ども達の教育環境の安全や充実・整備に向けて頑張ります。

    プラン作成で求められる地域包括支援センターの体制強化-くすのき広域連合議会に福田英彦議員が出席

     7月28日、くすのき広域連合議会(臨時会)が開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
     今回の議会は副議長の選挙、くすのき広域連合議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正、平成18年度くすのき広域連合補正予算の3件が議題とされました。
     補正予算は、4月から設置された地域包括支援センターの事務システム導入について、5年間のリースを予定していたものを国の補助金制度の活用により買取とし、経費の縮減を図るもので、全員一致で可決されました。議案審査で福田議員は、新たな介護保険制度で要支援1・2と認定された方の介護予防プランを地域包括支援センターが作成することから、現在の作成状況について質しました。 答弁では5月末時点で611人の認定者のうち317人がプランを作成、その内250件が事業者に委託されているとのことでした。これに対し、くすのきの事業計画では2700件のプランを作成すると予測しているが、報酬が低いことから委託を受ける事業者が少なく、包括支援センターが受けざるを得なくなり、他の業務ができなくなる恐れはないのか質しました。答弁では、主任ケアマネージャー以外に配置している保健師、社会福祉士もプラン作成することで対応するとしました。しかし、地域包括支援センターは、高齢者に関する相談や権利擁護に必要な援助、ケアマネージャーの指導等後方支援を行うことになっており、こういった業務が出来なくなることが危惧され、体制の強化が強く求められます。この他システム機器の購入について、セキュリティ対策、入札などの考え方について質し、スムーズな運用について要望しました。