[2015.7.10] -[門真民報]
「戦争アカン門真 100人委員会」は1000人委員会へ
衆院憲法審査会で憲法学者全員が「違憲」
会期延長の暴挙許さず「戦争法案」廃案に !
安倍政権、与党自民党・公明党が「戦争法案」を戦後最長の 95日間、9月 27日まで国会の会期を延長し、強行しようするもとで、「戦争アカン門真 100人委員会・スタート学習会」が3日、ルミエールホール研修室で開かれ、党議員団4人全員が参加しました。
主催者を代表し、河原林昌樹弁護士の挨拶の後、弁護士の愛須勝也氏が、「憲法違反の戦争法案について」と題し、一時間にわたってて講演しました。
集団的自衛権・有事法制の拡張で、米国の戦争に参戦!
愛須氏は、安保一括法案の概要について説明したうえで、軍事法体験を一変させるものだと指摘しました。
法案の背景と性格については、国家安全保障会議の設置、秘密保護法の施行、新「防衛計画の大綱」、外交・経済戦略の転換などについて述べました。
問題の構造については、集団的自衛権・有事法制の拡張で米国の戦争にもれなく参戦、自衛隊の海外派兵を①重要影響事態法②国際平和支援法③国際平和協力法で拡大、警察と外交の領域に自衛隊を投入させる「グレーゾーン事態」について挙げ、問題点について詳しく述べました。
あらゆる機会捉え、反対運動やりつくせば潰すことは可能!
そして「たたかいの到達点と何をなすべきか」については、衆議院憲法審査会での参考人意見発言、若者の危機意識が全国で大きな運動となっていることなどを紹介し、「必ず自衛隊員が人を殺し殺される。あらゆる機会を捉えて反対運動をやりつくせば、潰すことは可能」と訴えました。
10歳で終戦、二度と起こさないよう伝えていかなければ!
講演を受けて参加者からは、「 10歳で終戦を迎えた、二度と起こさないように伝えていかなければならない」と発言がありました。
また、ほりお晴真議員からは、高校門前での宣伝など青年の取り組みなどについて報告しました。
主催者からは 100人委員会の賛同者が 150人を超え、「1000人委員会」とすることが提案・確認され、7月9日(古川橋駅)、 19日(門真市駅)、29日(大和田駅)の宣伝、8月9日にサンジョゼ広場で計画している市民集会とデモ行進を大きく成功させ、幣原喜重郎生誕の地門真から「戦争法案」廃案の声をあげようと行動提起がありました。
核兵器廃絶、原発はいらない、「戦争法案」は絶対廃案に!
原水爆禁止国民平和大行進が門真市入り
原水爆禁止国民平和大行進が5日門真入りし、党議員団全員が参加し、市民にアピールしました。
原水爆禁止国民平和大行進は、、“ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!”“核兵器のない世界を”と核兵器廃絶を訴えて、文字通り全国を歩く行進です。 1958年6月に、被爆地広島から東京へ、1000キロの道のりを歩く最初の平和行進が行われました。
このときの参加者は、毎日2人、3人と増え続け、のべ100万人もなりました。
以来この半世紀以上、雨の日も風の日も毎年休まず行進は続けられ、いまではすべての都道府県と7割を超える自治体を通過し、毎年10万人が参加する国民的行動となっています。
今年は「戦争法案」を安倍政権、自民党・公明党が戦後最長の 95日間の国会会期を延長してまで強行しようとする情勢のもと、「憲法9条守れ」「戦争法案は絶対廃案に」との訴えにも力が入りました。
党議員団は、今後も核兵器廃絶、戦争法案強行許さないたたかいに全力を尽くします。
焼却施設、リサイクルプラザ、浄化センター、道路作業所
党議員団が市内の施設調査
党議員団は2日、市内の施設調査を実施。焼却施設、リサイクルプラザ、浄化センター、道路作業所を訪れ、担当者から説明を受けました。
焼却施設は、4号炉、5号炉が稼働し、今年度改修作業がすすめられています。
リサイクルプラザでは、ペットボトルのキャップなど、手作業での選別も行われていました。
浄化センターは、公共下水道整備がすすめられる中で、施設の在り方が現在検討されています。
道路作業所は、道路の維持や災害時の対応など、重要な役割を果たしながら、委託化や人員の大幅削減が行われています。
門真市は来年度にかけて「公共施設等総合管理計画」の策定作業を行っていますが、市民サービスを後退させることなく、施設等を配置することが求められています。
党議員団は、この計画に反映させるべく、今後も市内の施設調査をすすめていきます。
所得と学力の問題、虐待件数の増加など門真市の現状と課題をふまえて
第1回門真市教育振興基本計画策定委員会
24日、第1回門真市教育振興基本計画策定委員会が開催され、豊北ゆう子議員が傍聴しました。
門真市教育振興基本計画は、国の第2期教育振興基本計画( 13年6月策定)を基に策定された大阪府教育振興基本計画の基に策定されます。
委員は、学識経験者3名、保護者代表2名、学校長2名、教員2名、職員4名の計 13名で構成されています。
計画策定の基本的な考え方と策定方針
計画策定の基本的な考え方とそれに基づく策定方針は、
①計画の位置づけは、国の教育振興計画を参酌し、本市第5次総合計画や(仮称)門真市総合教育大綱を踏まえ関連する教育分野の個別計画と整合性を図りながら進める。
②計画の範囲は、本市の学校教育分野に係る教育の振興を中心とし、それに関連する幼・保・小・中連携、家庭教育、生涯学習に関する施策
③めざすべきものとして、子どもが生涯にわたって幸せに暮らせる教育の実現と示されました。
門真市の現状と課題
つづいて、子どもたちの置かれている現状と課題がスライドを使って出されました。
市町村別学力と平均所得の関係では、門真市は一人あたりの平均所得がかなり低く、14年度に大阪府が実施したチャレンジテストの結果からも所得の低い市は、学力向上が難しい現状とのことです。
虐待件数は増加傾向。虐待は親の問題でありながら、親を支えることができなくなっている社会の変化や地域や行政の問題でもあるとしました。
計画策定のスケジュールでは、11月まで委員会を4回おこない、計画案の検討、12月にはパブリックコメント、3月には計画最終案が出される予定です。
守口市門真市消防組合議会
豊北ゆう子議員が出席
3日、守口市門真市消防組合議会臨時会が開かれ、豊北ゆう子議員が出席しました。
臨時会の案件は、今年度の議長・副議長の選挙、監査委員の選任についてでした。
議長には、大藤みつ子議員(守口・日本共産党)、副議長には、大倉基文議員(門真・緑風クラブ)、監査委員には、池嶋一夫議員(守口・守口市民の風)が、全会一致で決定されました。
豊北議員は、一般質問で消防整備計画について質しました。
整備計画では、門真市にあるひえ島出張所(桑才)が無くなり、「ひえ島・千石統合出張所」が 17年度に門真団地方面に完成予定。また、現在の門真消防署(松葉町)が現消防本部(殿島町)に移転
( 18年度以降の予定)。 これによって門真市南西部で火災など救急の際、現場到着にどんな影響があるのか質し、松生町の交差点の渋滞の問題など、道路状況の改善により、スムーズに現場に到着できるよう、まちづくり計画などで消防署として検討し要望する様、具体的な提案もし消防力の向上を要望しました。