[2015.3.27] -[門真民報]
子育て・教育充実の立場から積極的提案 文教常任委員会 亀井あつし議員
市教育委員も学テの問題点指摘
学力の定着状況についてしっかり把握できることが重要で、学校間の競争を煽る一律全員のテストは必要ない
と考えるがどうか」と質問したところ、「指摘はあたらない」と答弁しました。
亀井議員は、「市教育委員会で全国学力・学習状況調査結果の公表について委員より『教育の中身が狭められて、学力だけが教育になっている。門真市が得意としてきた人間性とか、対子どもとの時間が著しく奪われている』」との発言を紹介しました。
国押し付けの道徳はダメ!
「中教審答申の示す道徳教育は、憲法が尊重する基本的人権(内心の自由など)や市民道徳の形成と相いれない。表面に現れたものを評価することは憲法上問題とは考えないのか」と質問しました。
それに対して、「憲法上何ら問題ないと認識している」と答弁しました。
道徳教科化は、道徳の押し付けにつながる。子ども自身の選択による価値観形成を大切にする市民道徳の教育こそが必要と主張しました。
市立図書館と司書配置校間の相互貸し出しを
司書が専任配置されている学校図書館同士や市立図書館と連携を取り合って、相互の本の貸し出しをすることは出来ないか質問しました。
答弁で「(司書)配置校の蔵書の情報交流を行い、子どもたちの本に関する関心を高められるよう努める」との考えを示しました。
副市長に危険な歩道の現地視察を求める
通学路の安全対策について、各小学校区別の安全点検を行った結果を示しながら危険個所対策を実施することを求めました。
その上で、二島小学校区内の三ツ島東西線が、「対策不可」となっていることを質問しました。それに対し「道路幅が狭い場所では児童の誘導を行い安全を確保」と答弁しました。
亀井議員は、「是非、副市長も危険な現場を見に行って欲しい」と訴えました。
市立保育園をゼロにするな!
南保育園と南幼稚園を合わせると、計画されている新たな「認定こども園」は 310名になる。規模の拡大による、保育の質の低下問題について、他市で生活発表会を 4回に分けて実施したり、障害のある子への対応などについて危惧する点があると指摘しました。
市は、「行事の開催方法や日常的な運営など開設に向け取り組む」と答弁。また、「(両保育園と幼稚園は)新たな認定こども園に継承」と両園を廃園する考えを示しました。
亀井議員は、公立の保育園である南保育園を残すことを求めました。その上で、今後、地域住民と南保育園の存続に向けた運動に取り組むことを表
施設の活性化と言いながらコスト削減が目的の公民館・文化会館の指定管理に反対
文化会館と文化会館を指定管理者制度にする条例の全部改正の審議が行われました。
公民館条例の審議では、「住民の教養向上や生活文化の振興」を明記すべきと主張。また、これまで明記されていた「公民館に館長、主事その他必要な職員を置く」について削除されている点を指摘。経費削減を目的とした指定管理ではないかと質問しました。
市は、「新たな利用者層の開発や生涯学習の拡大につながる」と答弁しました。
亀井議員は、いくつもの文化施設の責任者を兼任させるなど、市民の文化活動をお座なりにしてきた問題点を指摘しました。
そして、「指定管理に移行すると運営コストはどうなるか」と質問したところ、「(今よりも)コストは削減される」と答弁しました。
管理や費用の低減について、指定管理者制度導入は「一定のコストの削減になる」と答弁しました。これでは、コスト削減が優先されることが危惧されることから、2条例について反対しました。
門真市会議員選挙に向けて頑張る 亀井あつし・豊北ゆう子議員が事務所開き
亀井あつし議員は 21日、豊北ゆう子議員は 22日、それぞれ事務所びらきを行いました。
亀井あつし議員は、挨拶で議会の中で果たしている日本共産党市会議員団の役割、35人学級実現などの実績、今後の抱負について訴えました。
豊北ゆう子議員は、はじめに 4年間、議会で頑張れたことへのお礼を述べた上で、、弁天池公園に隣接した養護老人ホーム跡地活用を求める署名や他党会派との共同で、公園用地との一体利用実現したことなどを紹介。引き続き、議会で頑張れるように力を貸して欲しいと訴えました。
両事務所開きには、吉松正憲 府政対策委員長が駆けつけました。
三ツ島東西線の歩道整備を要望する署名 三ツ島地域の方と副市長に手渡す
24日、日本共産党砂子支部と三ツ島5丁目の方と一緒に、「市道三ツ島東西線の歩道整備を要望する」署名155筆を北村副市長に提出しました。亀井あつし議員も同席しました。
署名を提出した地域住民は、副市長に対して「とても危険で、早く歩道を整備して欲しい」と要望しました。
北村副市長は「現地が危険であることは認識している」「署名の趣旨は理解しました」と答えました。
署名活動の中で要望「側溝にフタをして」 -土木課の機敏な対応-
署名活動をする中で、地域住民から、「少しでも道幅を広くするために、側溝にフタをして欲しい」と要望が出されました。
亀井議員が土木課に相談したところ、側溝にフタがかけられました。(写真提供・市土木課課)
通学路交差点の白線引き直し「これで安心」と歓迎の声 四宮小学校校区
子どもたちの通学路になっている四宮小学校区の第2京阪道路側道と市道四宮2号線の交差点(二階堂南交差点)の横断歩道の線が消えかかっている箇所が、このほど舗装されました。(写真提供・まちづくり推進課) この場所は、大型トラックが頻繁に通り、危険であることから、豊北議員が昨年からずっと要望していたもので、約1年が経過しています。
子どもたちの通学路であっても、大阪府警の交通安全課では、府内における整備の順番等で約1年も待たなくてはならないこのような現状は、早く改善されなければなりません。
弁天池公園 池への転落気を付けて
1月に南部・門真団地後援会が開催した、市政報告懇談会に参加した方から、「弁天池公園で、危うく幼児が池に転落しかけた」と言う声が寄せられました。
党議員団が現地確認をしたところ、弁天池公園内の遊歩道と弁天池との境界に植栽されていた樹木が踏み荒らされた結果、池に転落しかねない危険な状態になっていました。
そこで土木課に善処を求めていたものです。
府政・維新の3月市議会について恒例の市政報告懇談会を開催
15日、日本共産党南部・門真団地後援会は、恒例の市政報告懇談会を南部市民センター会議室で開催しました。
吉松正憲府政対策委員長(元市議)は、「大阪都構想」の問題点と「大阪維新の会」について、わかりやすく語りました。
大阪から関空までたった 5分の所要時間短縮のために、2500億円もの税金を事業費として使う問題、「『身を切る改革』と言いながら、一人 4500万円もの政党助成金を受け取っている」ことなど、吉松氏は「維新の会」のいい加減さについて詳しく説明をしました。
亀井あつし議員は、代表質問の内容を中心に、園部市長の「公職選挙法違反疑惑」報道、刑事告発など一連の「政治とお金」の問題について紹介しました。
また、昨年 9月議会他会派などと共同して対象を小学校卒業までにする条例を提案し、子ども医療費助成が拡大された経過の説明をしました。
参加者から、安全で安心して歩ける歩道の整備についての要望が出され、亀井議員が「歩道の改善に向けて頑張る」と答えました。