[2015.2.27] -[門真民報]
子どもの医療費助成拡充へ
一般会計予算は584億円(前年度より5億3千万円増)
2月 27日開会の第1回定例会(3月議会)に向けた議会運営委員会が 20日開かれ、提出予定案件(報告1件、契約 2件、規約1件、条例 13件、予算 10件、の計 27件)の理事者説明後、取り扱いについて協議しました。
条例では、新教育長を一般職から特別職にし、教育委員長を廃止する「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてや資源ゴミの持ち去り行為禁止の条例化については、慎重な審議が求められます。また、子どもの医療費助成についての条例の一部改正では、通院が現行の小学校3年生から6年生まで、入院は小学校6年生から中学校3年生まで拡充される内容となっています。
補正予算
主なものは、国保の26年度財政安定化支援金の確定に伴い、当初予算より4305万7千円増額となっています。その他、第5中学校、第7中学校の給食棟の建て替えにおける府の交付金の歳入などにより、歳入歳出に863万4千円を追加し、536億5604万5千円となっています。
新年度予算で市民の願い前進
新年度(15年度)一般会計予算の総額は、584億4100万円で、前年度に比べ5億3千万円の増になっています。
35人数学級の継続、小中学校の大規模改造や、子どもの医療費助成の拡充、図書館司書の1人増など、市民のみなさんの願いが前進しました。
議員提案では、(委員会条例の一部改正)では、総務常任委員会が8人→7人への変更の内容となっています。 これは、昨年3月議会で議員定数を 22人から 21人とする条例「改正」が公明党、緑風クラブ、自由民主党、門真市民クラブの4会派から提案され強行されたことによるものです。
党議員団は、「地域からの経済好循環の実現に向け最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書(案)」を提出しました。
【議会日程】※10時開会
2月27日(金)本会議(市長の市政方針説明・議案上程)
3月 9日(月)本会議(代表質問)
3月10日(火)本会議(代表質問・一般質問)
3月12日(木)総務建設常任委員会
3月16日(月)民生常任委員会
3月19日(木)文教常任委員会
3月24日(火)本会議
※3月9日(月)の代表質問は、亀井あつし議員が党議員団を代表し質問に立ちます。
府民の暮らし・福祉そっちのけ
府政懇談会に 吉松正憲 府政対策委員長 出席
2月 17日、日本共産党大阪府会議員団と府下の諸団体との府政懇談会が開催されました。吉松正憲府政対策委員長と亀井あつし議員が出席しました。
宮原たけし党府会議員団長より府政の動きについて報告が行われました。
大阪府の15年度当初予算は3兆2千885億円と過去最大と膨らんでいるように見えるが、地方消費税の都道府県間の清算金や市町村への交付金、公債費などの経費を除いた一般会計歳出は2兆2千248億円と前年度1%減と説明。
府が発表した「成長戦略」「行政改革推進プラン」いずれも、「民間の活動の後押しする環境整備」など府民の暮らし・福祉そっちのけと問題点の指摘。
大阪府政における告発と実績について、関空2期事業中止で5千億円予算カット、政務活動費の改革と議員給与3割カット、パワハラ・セクハラ第三者窓口設置など紹介。
また、侵略と植民地への反省と謝罪のない「近現代史を学ぶ施設」について、橋下大阪市長と松井知事が、秘密裏に大阪市特別顧問・参与3氏と大阪市政策企画室3人で原案を作成させ、新年度予算に700万円計上している問題を明らかにしました。
門真教組結成 25周年
「かどま教育」1000号記念レセプション
門真教組結成 25周年と「かどま教育」1000号記念レセプションが 21日、ルミエール・レセプションホールで開かれ、吉松正憲 府政対策委員長、福田英彦議員、豊北ゆう子議員、ほりお晴真 雇用福祉対策委員長が参加しました。
レセプションでは、石原委員長の主催者あいさつの後、大阪教職員組合代表、日本共産党を代表し、吉松正憲 府政対策委員長が第一中学校での恩師との思い出も紹介し激励、安倍暴走政治・維新政治許さないたたかいに力を尽くす決意を述べました。また、スライドで 25年の歴史を振り返り歓談しました。
第4回門真市中学生英語プレゼンテーション コンテスト
2月 22日、世界へ羽ばたけ事業「第4回門真市中学生英語プレゼンテーションコンテスト」がルミエールホールで開かれました。
今回は、応募者 377名から一次審査、二次審査を通過した 17名が、震災や貧困、環境、戦争など今起こっている大きな問題や優しさや思いやりの大切さ、落語や空手、そろばんと言った日本の文化等、それぞれのテーマを各自が準備した模造紙を指しながら大きなジェスチャーも交え英語で発表しました。
この事業は、23年度から門真市在住の中学生に、英語のコミュニケーション能力の向上を図ることを目的とされ実施されています。 子どもたちにとって、英語で発表する貴重な機会となっています。 しかし、9人の優秀賞受賞者は海外派遣研修に参加し、1人 35万8千円の経費は門真市が支出しており、税金支出の在り方として適切ではないと党議員団は問題点を指摘しています。
門真団地の引っ越しゴミ無茶苦茶
府の管理責任はどうなっているの?
府営門真団地の第一期工事が1月末に完了し2月初旬から新築された住宅への引っ越しが行われています。
引越しに伴う大量のゴミが、転居前の建物前の道路際や空き地、建替えられた新しいゴミ置き場にも無秩序に放置されていました 古い家具、電化製品、古着、金物類、陶器、ビン・カンなど様々な廃棄物が一緒くたに山積みされています。
新築のゴミ置き場に放置されたゴミは、自治会役員のみなさんの努力で解決されました。
門真市のクリーンセンター業務課も引っ越しに伴うゴミ収集について積極的に対応してきました。
ところが、家主である大阪府の担当部は、無秩序に放置されたゴミ問題への対応をしていませんでした。
2月 17日、亀井あつし議員は、日本共産党堀田文一府会議員に相談しました。
早速、堀田府議より、府の担当部にゴミの取り扱いについて対処することを申し入れてもらいました。
翌日、大阪府より市クリーンセンター業務課に対し、善処する旨の連絡がありました。
ゴミ置き場の扉に示された「注意書き」には、門真市クリーンセンターと自治会名はあるが、管理責任者である大阪府を示す記述が何も無い
常盤町のメイン通りが改修
ほりお晴真 雇用・福祉対策委員長
市道常盤野里線の改修について、昨年の7月に地域の方から路面の傷みがひどく、「水はね」「つまずいて危ない」など、何とかしてほしいとの強い要望が、井上まり子議員、ほりお晴真雇用・福祉対策委員長に寄せられたもので、市に改善を申し入れ、昨年の11月に改修(写真の部分)されました。今後も、安心・安全のまちづくり、市民の願い実現に頑張ります。