[2015.2.20] -[門真民報]
いっせい地方選勝利で、安倍暴走政治ストップ、維新の野望を打ち破ろう!
日本共産党が中之島中央公会堂で「躍進のつどい」
いっせい地方選勝利で、橋下・維新の野望を打ち破ろう―。
日本共産党大阪府委員会は 13日夜、大阪市・中之島中央公会堂で「躍進のつどい」を開きました。
山下芳生書記局長が「大阪がかわれば日本がかわる」を合言葉に「第3の躍進」を本格的に発展させようとよびかけると、参加者は大きな拍手でこたえました。
山下書記局長は、世界から無法なテロを一掃し平和で公正な世界を築く決意をのべ、総選挙での日本共産党の躍進の意義や、消費税、アベノミクス、集団的自衛権、原発、沖縄新基地にふれ、いっせい地方選で日本共産党を伸ばし、「安倍政権の暴走に地方からストップをかけよう」と力説しました。
そのうえで、大阪府政・市政に言及。「大阪都」構想の三つの重大問題として(1)大阪市をなくし、24区もなくす(2)住民サービスを切り捨て、くらしを壊す(3)「1人の指揮官(府知事)」のやりたい放題にすることを挙げ、市民共同の力でストップをかけようと訴え。また、安倍首相と橋下大阪市長との「大阪都」構想と憲法「改正」をめぐるエール交換を紹介し、橋下・維新の暴走を大阪で食い止めることは、安倍政権の改憲策動を許さない全国的意義をもつと強調しました。
つどいでは、清水忠史衆議院議員、わたなべ結参議院大阪選挙区予定候補があいさつ。いっせい地方選の予定候補者が勢ぞろいし、代表が決意表明。天王寺動物園の元園長で獣医師の中川哲男さんがゲストスピーチ。竹山修身堺市長ら9首長からメッセージが寄せられました。
(しんぶん赤旗2月 14日付より)
門真からは、吉松正憲・府政対策委員長、亀井あつし議員、福田英彦議員、豊北ゆう子議員、ほりお晴真・雇用福祉対策委員長がいっせい地方選挙の予定候補者として紹介され、参加者にアピールしました。
国民健康保険料の負担も限界!限度額年間 81万円から 85万円に
国民健康保険運営協議会が市長の諮問に答申
門真市国民健康保険運営協議会が 16日開かれ、福田英彦議員、豊北ゆう子議員が傍聴しました。
諮問案件は、「基礎賦課限度額、後期高齢者支援金等賦課限度額及び介護納付金賦課限度額の引き上げについて」で、賦課限度額を現在の 81万円から 85万円に4万円引き上げる(基礎部課分 51万円→ 52万円、後期高齢者支援分 16万円→ 17万円、介護納付金分 14万円→ 16万円)ものです(別表参照)。
26年度 | 27年度 | 27-26 | |
①基礎賦課分 | 51万円 | 52万円 | 1万円 |
②後期高齢者支援金分 | 16万円 | 17万円 | 1万円 |
③介護納付金分 | 14万円 | 16万円 | 2万円 |
合計 | 81万円 | 85万円 | 4万円 |
引上げの主な理由は、閣議決定された平成 27年度税制改正大綱に、国民健康保険に関連し、賦課限度額の引き上げの見直しが示され、厚労省から、中間所得層の保険料負担の軽減を図るため見直しを行う旨の通知があったとしています。
限度額引き上げに伴う所得階層別シュミレーションでは、中間所得層において最大で年間6692円保険料が軽減(所得500万円で単身世帯)されるとしていますが、所得500万円で4人世帯では、6404円保険料が増大し、80万4250円の保険料となります。
賦課限度額は、2011年度(平成 23年度)に 73万円から 77万円に、2014年度(平成 26年度)に 77万円から 81万円に引き上げられていて、今回引き上げられることになると2年連続となります。
「中間所得層の保険料の軽減を図る」との説明でしたが、所得500万円4人世帯で、年間保険料が 80万円を超えるというもので、負担も限界と言わざるを得ません。
この案件について、質疑や意見表明は全くなく、市長の諮問通り答申することに決まりました。
政府は消費税増税を押し付けながら、国庫負担を増やすことなく、国保加入者の中で保険料の負担の増減を押し付けるもので、根本問題を正さなければなりません。
3月議会の議案ともなりますが、その点が賛否の判断の基準となります。
交通量は増大、PM 2.5は評価の対象外
危惧される第二京阪道路沿道の環境悪化!
淀川左岸線延伸部・都市計画素案に関する地元説明会
(仮称)淀川左岸線延伸部について、大阪府が都市計画決定するにあたり、都市計画素案に関する説明会が 10日、門真市民プラザで開催され、福田英彦議員が出席しました。
(仮称)淀川左岸延伸部は、「政府の『都市再生プロジェクト』に位置付けられた『大阪都市再生環状道路』の一部を構成する道路で、大阪市北区豊崎付近から門真市ひえ島付近までの延長約8.7㎞の自動車専用道路」です。
説明会では、計画の概要や整備効果、今後の手続きの流れについて説明がありました。
福田議員は、総務建設常任委員・門真市都市計画審議会委員としての立場から、環境アセスメント方法の概要、第二京阪道路の交通量予測や「8者協議会」との協議状況などについて質問しました。
環境影響評価については今後実施されますが、PM2.5については評価項目に含める予定がないことを私の質問に対する回答で明らかにしました。
また、当該の地域の方からは事業実施の時期などについて質問がありました。
「淀川左岸線」は、二期工事について国会でたつみコータロー議員が問題点を指摘し、事業の撤回を求めているものですが、門真市においては、門真JCT周辺と、門真市域を袈裟がけに通る第二京阪道路沿道の環境悪化が危惧されます。
今後環境アセスメント方法が決定されますが、注視していきます。
「三ツ島東西線の歩道整備署名」地域住民から歓迎の声
15日、日本共産党の地域支部と亀井あつし議員は、三ツ島5丁目の住民のみなさんに対して、「市道三ツ島東西線の歩道整備を要望する」署名活動に取り組みました。
通勤・通学時間、車と人が入り乱れる
三ツ島東西線は、沿線に工場や物流倉庫が多く、大型車両がひっきりなしに通行する、市内でも有数の危険な道路にも関わらず、歩道の整備がされていません。特に朝夕の通勤通学時間は、自動車やバイク、自転車と歩行者が入り乱れる状態です。
改善を求め市役所に電話した
訪問先で、「歩道整備、何とかして欲しい」、「『とても危険で困っている』と市役所に電話をしたことがある」「路側帯に緑色のペイントをしてもらい少しは良くなったが、やっぱり歩道を確保して欲しい」などの声が寄せられました。
亀井議員は、昨年の6月市議会において、同道路の歩道整備について一般質問をしています。署名活動後「整備まで頑張る」と決意を語っていました。
高齢者保健福祉計画(素案)に対する意見募集を実施
「いきいきかどま高齢者プラン2015第6期門真市高齢者保健福祉計画(素案)」が公表され、2月 13日~3月6日までの期間で意見募集(パブリックコメント)が実施されています。
高齢者福祉計画は、老人福祉法に基づく市町村老人福祉計画で、平成 27年度から 29年度までの3年計画です。
計画策定審議会では、介護保険制度の「改正」によって、要支援1・2の介護予防給付(訪問介護・通所介護)が保険給付から外され、地域支援事業となり、有償ボランティアなどに委ねる方向が示されていることから、介護サービス低下について危惧する意見や、徘徊見回りネットワークについても、くすのき広域連合との連携ということで、足並みがそろわず遅れるのではないかとの声なども出されています。
消費税増税に介護・医療・年金など、社会保障制度の改悪で、高齢者を取り巻く状況は厳しさを増しており、自治体がしっかり支援することのできる計画策定が求められます。