[2005.7.17] -[門真民報]
駅舎のエレベーター設置など、駅周辺のバリアフリー化を進めるための、交通バリアフリー法に基づく「基本構想」を門真市は今年度策定する予定ですが、そのための「協議会」が設置されました。協議会の委員は協議会「設置要綱」で(1)学識経験者(2)公共交通事業者(3)商業連盟を代表する者(4)高齢者団体を代表する者(5)障害者団体を代表する者(6)地域住民団体を代表する者(7)関係行政機関(8)市長が必要と認めるものとされており、22名で組織されています。また、「地域住民団体を代表する者」として「門真市車イスMAPつくり隊」の代表が委員として委嘱されています。
協議会では(1)本市における移動円滑化の状況に関する事項(2)法第2条7項に規定する重点整備地区に関する事項(3)旅客施設、道路、駅前広場等における移動円滑化に係る事業に関する基本的事項(4)前3号に掲げるもののほか、移動円滑化の促進に関して必要な事項について意見の交換及び関係者相互の連絡調整を行うとしています。今後協議会の開催や現地調査等も踏まえて計画策定が進められることとなりますが、多くの市民の意見を反映し、策定を進めることが強く求められます。
11日、園部一成市長が初登庁しました。幹部職員を前にした就任の挨拶で、先の選挙が「前市長の市政の継続発展か、あるいは私の主張するところの市政の変革かを市民に問いかけ、判断を仰いだ」とし、「市民の審判が下った以上、民主主義の原点に立ち戻り、これに従うのが当然のこと」と述べました。また、改革の基本として「21世紀型のスピーディーで高効率、少人数行政へと衣替えを急ぎ、市民自ら限りなく生成発展し、進歩向上するように導く、そういう行政をあまねく施し、まず市民の元気を取り戻すことが肝要」と述べました。党議員団は園部市長のめざす「高効率、少人数行政」の方向が、市民サービスの後退や市民負担の増大、公的責任放棄を伴うことのないよう、厳しくチェックしていきます。
8日、東潤市長(9日任期満了)が幹部職員を前に退任の挨拶を行いました。挨拶では「これからの門真大変だろうと思います。重く厳しい道のりが当分続くだろうと思います。みなさん方にはお互い信頼しあって、お互いの力を一つにして、門真の充足に大きな力を出していただきますように、お願いをしておきます。」と述べました。そして最後に「門真の故郷の大いなる発展を心の底から念じまして惜別のご挨拶にさせていただきます。」と結びました。その後、玄関前で市職員や市民に見送られ、市役所を後にしました。
10日、門真民主商工会が第34回定期総会を開きました。定期総会方針案のスローガンに「門真民商創立以来最も困難な時、全会員の知恵と団結でのりこえ、夢のある門真民商をつくろう!」とあげ、同会宮川巌会長の挨拶がありました。引き続き、大商連門田常任理事は「政府は、消費税課税売上の引き下げなどの増税。また憲法9条の改悪の動きなどがある。『平和でこそ商売』みなさんと一緒に民商活動を」と挨拶をしました。門真市職労西本委員長は「門真に定住する人が増えてこそ門真の発展がある」と述べました。さらに党議員団からは吉松正憲議員が「新市長のもとで、市民サービスの後退を許さず、市民要求実現に頑張る」と挨拶をしました。井上まり子議員も出席しました。
10日、日本共産党南部・団地後援会は、05年度後援会総会を開催しました。先の市長選挙で市民の先頭にたって奮闘した河原林まさき氏、山下よしき日本共産党衆議院比例代表のメッセージが紹介されました。亀井あつし議員は挨拶の中、先の市長選挙の結果やその後のさまざまな動きの報告、きたるべき総選挙にむけての訴えなどをおこないました。04年度活動報告と05年度活動方針を参加者全員で確認、引き続き後援会長に新井実氏が選出されました。