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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1586(2005年8月7日号)

    [2005.8.7] -[門真民報]

    戦争を美化する教科書を不採択-歴史・教育出版、公民・大阪書籍に

     今、全国の自治体で来年度から中学校で使う教科書を、どの出版社のものにするかを決める時期となっています。教科書の中に侵略戦争を正当化する「新しい歴史教科書をつくる会」(扶桑社出版)の歴史・公民教科書があり、この教科書を採択させるのかどうかが注目されています。
     門真市では、7月27日教育委員会(教育長が辞任のため、4人)が開かれ、来年度から中学校で使う教科書の審議が行われ、中西みよ子・井上まり子議員が傍聴しました。
     教育委員会では、教科書ごとに、委員から意見をつのり、比較的意見の多かった教科書を、委員長が提案し、全員で合意したら採択となります。歴史教科書については、8社が登録されています。複数の委員から教育出版の教科書について「折り込み年表がわかりやすい。章の重点ポイントもわかりやすい」「『やってみよう』が子どもの主体性を引き出す」などの意見が出され、教育出版で合意しました。また扶桑社の教科書については、「それなりに工夫している」「人物コラムがいい」という意見がだされただけで、問題になっている侵略戦争を美化する内容になっていることの指摘は、どの委員からも出されませんでした。公民の教科書についても、8社が登録されており「『ズームイン』でネット社会や年金、平和問題など時代に即した内容となっている」「絵、図がわかりやすい。生徒が出てくる場面がある」などの意見が出され大阪書籍が採択されました。

    子どもたちに戦争のない世界を-第11回ピースフェスタ門真開かれる

     29・30日、終戦・被爆60年の節目にあたる今年も、ルミエールホールにて、第11回2005ピースフェスタ門真が開催されました。展示室で開かれた「平和のための戦争展」には、原爆パネル・写真資料、10歳の時、ニューギニアで戦死したお父さんや残された子ども達を育てるために苦労したお母さんの思い出を綴った作文、手紙・書籍など戦戦争中の教科書など教育に関する資料、戦争中の門真、総理大臣幣原喜重郎の関する資料などが展示されました。

    これがイラクの現実
    「イラクの子どもを救う会」代表の西谷文和氏より、2003年11月イラク・バクダットを訪れ、翌年4月、医薬品を届けるため再度バクダットを訪問した時の報告がありました。劣化ウラン弾によってリンパ腺ガンになってお腹がふくらんだ少女などの様子、クラスター爆弾で片目を失った少年らを見舞ってきた時の状況についての緊急レポートに参加者は熱心に聞き入っていました。また、石原幸一氏の「NPT(核不拡散条約)再検討会議・ニューヨーク行動に参加しての特別報告、関西合唱団のみなさんによる被爆60周年曲「あの夏を忘れない」の歌唱もありました。会場を訪れた小学生は「展示されている写真をみて、広島の原爆記念館に行った時に感じたのと同じように鳥肌が立った」と感想を話しました。

    第11回ピースフェスタ門真の様子

    国庫補助金の追加で整備を前倒し-飯盛霊園組合議会開かれる

     7月27日、飯盛霊園組合議会第2回定例会が開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。組合議会への派遣議員が各市で改選されたことから、議長、副議長の選挙と監査委員の選任が行われました。
     つづいて05年度飯盛霊園組合霊園事業特別会計補正予算について提案がされました。これは今年度公園関係の整備事業について三千万円を見込んでいた国庫補助金が4千万円追加され、七千万円となったことから、来年度に予定されていた整備事業を今年度に前倒しして行うことに伴い八、三七二万五千円が追加されたもので、全員一致で可決されました。