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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1696(2007年10月28日号)

    [2007.10.28] -[門真民報]

    都市計画・道路・建築物・下水道など「まちづくり」のあり方ただす

     18日に開かれた06年度決算委員会が開催され建設所管の質疑がおこなわれました。党市議団を代表して亀井あつし議員が出席しました。

    「都市計画道路」の整備プログラムなど求める

     都市ビジョン審議会で歩道整備の遅れなどが指摘された事を紹介しながら、今年3月に発表された「生活道路網計画」の内容や都市計画道路の整備計画について質問をしました。
     担当課より、「生活道路網計画は、市の関係部局が共通の認識を持つことを目的に作成した」「都市計画道路の整備については、財政状況などを鑑み整備プログラムの作成などの調査、検討をしていきたい」と答弁がありました。

    駅周辺の銀行・大規模店舗に放置自転車対策費を求めよ!

     駅前の美化及び放置自転車問題について関係機関と協議対策だけでなく、守口市のように、大型小売り店舗や銀行などにも費用負担をしてもらうことを要求しました。
     担当部から「(古川橋駅)京阪電鉄、ダイエー等の団体と協議はしているが、費用負担については取り決めていないので費用負担はない、調査と研究に努める」と答弁がありました。

    植栽への潅水、市も対応苦慮

     市内の街路樹や植栽帯周辺の潅水パイプが破損しているところが見受けられるどのように対策を採っているのか質しました。
     「潅水パイプの破損が見つかるたびに交換をしている。対処に苦慮している」と答弁がありました。

    下水道工事のあり方を質す

     下水道整備における工事管理体制と落札率の関係について質問しました。
     「工事の管理は、請負業者が万全を期して施工するものであり、落札率と関係ない」「落札した以上は現場の『安全対策』と『品質管理』に責任を持って施行するよう、監督体制を強化している」と答弁がありました。

    北島調整区域・門真の原風景残して欲しい

     北島市街化調整区域土地利用基本計画の取り組み状況について質問しました。
     「農地等所有者を対象に意向調査を実施、調査結果を『北島地区の今後を考える会』の場を通じて報告した」「今後は、多くの地権者に参加してもらい将来のまちのあり方の論議を深めることが最も重要と考えている」と答弁がありました。
     亀井あつし議員は、「是非、門真の原風景であるハス田を残し、隣接する門真団地の建替えと連動して大規模な『防災ひろば場』を検討して欲しいと要望しました。

    違法建築物の取り締まり違反あれば直ちに工事ストップ

     木造建物の高さ制限についての質問をしました。
     はじめに、高さ制限について木造建物の場合、高さ制限があるのか、あればどんな基準か、おかしいといわれた場合、どんな対応をしているのか、本当に問題がある場合どうするのか質問をしました。
     担当課より、「全ての建築物について各種の高さ制限がある」「高さの制限に違反があれば、直ちに工事をストップさせ、是正の指導に入る」と答弁がありました。

    無認可での増築は違反

     次に、2階・3階と上へ増築するとき建築確認がいるのか、どんな場合でもいるのか、建築確認をしないで建てたことが明らかになった場合どんな対応をするのか。違法な建物に住んだ場合どうなるのか質問をしました。
     担当課より、「床面積が少しでも増えると建築確認申請が必要」「無確認で工事をすると手続き違反。緊急を要する場合、工事の停止命令をおこなう」「建築主を呼び出し、違反にかかる部分についての是正計画書を求め、違反指導をする」と答弁がありました。

    その他の主な質問

    ◎街区基準点維持管理事業について
    ◎市道古川一番堤防線道路安全対策について
    ◎アスファルト舗装改良に当たっての基準について
    ◎バリアフリー問題(1.大和田駅の実施計画の内容 2.点字ブロックの補修 3.市内の整備状況)
    ◎建築確認申請状況と特定行政庁の体制充実について
    ◎下水道整備完了計画について
    ◎下水道整備がされた地域の管渠の管理状況について

    教育財政が厳しいからこそ財源確保に制度のフル活用を

     18日に開かれた06年度決算委員会が開催され文教所管の質疑がおこなわれました。党市議団を代表して亀井あつし議員が出席しました。

    浄化装置無い学校プール建替えは水道料金削減の有効な行政改革

     浄化装置の無い小中学校のプール問題について、保健衛生、安全対策、行財政改革などの立場から、学校プールの建替えの必要性を訴えました。
     担当課は、「プールの水質検査結果については、学校は充分把握している」「今後は、プール水入れ替え前の、最も水質の悪いと考えられる時にプール水を検査する」「プール建替えの場合、国庫補助金1/3、残りの75%起債の金額を受けられる」「プールの浄化装置のある学校9校で水の入替7回で約1441万円、プールの浄化装置の無い学校14校で水の入替15回で、約4547万円」と答弁がありました。

    学校トイレ補助金獲得に鋭意努力したい

     脇田小学校と第3中学校のトイレ改修工事がすべて市費で賄われているが国の補助制度を活用すれば1600万円、市の財政が助かったと指摘しました。
     それに対し、「申請方法や工事方法などを研究し、補助金獲得に向けて今まで以上に鋭意努力したい」と答弁がありました。

    学校現場へのAED設置必要と認識していると答弁

     AED(自動体外式除細動器。突然心停止状態に陥った時、正常な状態に戻すことを目的につくられた医療機器)を、愛媛県松山市では、公立保育園33箇所で設置されていることを紹介しながら、少なくとも中学校には設置することを求めました。
     担当課より、「中学校におけるAEDの必要性は、指摘のとおり認識している。財政状況をふまえ、設置に向けて調査・研究を進めていきたい」と答弁がありました。

    学校図書事業の充実を訴える、長期休業中開放の学校わずか2校

     今年1月に実施された門真市学力実態調査を踏まえた言語能力の上向を図るうえで図書の果たす役割について質問しました。
     担当課より、「朝読書を中心に『読書タイム』を推進している」「文部科学省の学校図書館標準に対して、小学校57・5%(全国平均53・2%)、中学校68・6%(全国平均69%)」「学校図書開放状況は、昼休み9校、下校までの放課後が5校、20分休息時が4校、長期休業中に開放している学校が2校」「専任の司書教諭については、国・府に要望する」と答弁がありました。

    市民プラザの施設改善・充実を、合唱などのびのびと出来る充分な防音装置のある多目的室を

     5月にオープンした市民プラザの施設整備について質問しました。
     現在の多目的室の防音では、楽器や合唱などを思い切って出来ない改善が必要でないかと指摘しました。
     担当部は、「簡易防音として整備」と不十分さは認めるものの充分な整備には消極的な答弁をしました。
     グラウンドの整備と改善について野球のマウンド部分サッカーグランドラインが引かれている問題を取り上げ改善を求めました。
     担当課は、「グランドの面積は15331㎡あり、北側の雑草が生えている部分について、使用団体への協力要請も視野に入れ、草抜きや整地を図り有効活用が出来るように検討したい」と答弁がありました。

    その他の主な質問

    ◎幼稚園クーラー設置について
    ◎学校給食調理と食器の選定について
    ◎学校給食食材購入業者の選定について
    ◎学校給食の残菜処理の諸課題について
    ◎学校で粗大ごみが発生した時の対応
    ◎学校警備の評価府の補助金の動向、(府の制度が廃止された場合の)市の継続の考え方
    ◎市民プラザの夜間照明の改善とグランド側溝の浚渫について