[2014.9.12] -[門真民報]
共産党・緑風クラブ・無所属議員の共同で議案提案
子ども医療費助成の拡大小学校卒業まで(通院)
9月定例市議会に向けて議会運営委員会
3日、第 3回定例会(9月議会)に提出予定議案の取り扱い等について協議されました。
議会に提出予定の案件は、条例案件 11件、補正予算4件、決算認定 2件、人事案件 3件、その他1件の計 21件となっています。
府下では中学・小学卒業迄で合計 25自治体
今回、「門真市こどもの医療費の助成に関する条例の一部改正について」を、日本共産党、緑風クラブ、無所属議員9名の共同で、議案提案しました。
現行の門真市子ども医療費費助成制度は、所得制限なしで入院については小学校卒業までとなっています。通院については小学校3年生までとなっています。
今回は、所得制限なしで通院の医療費助成を小学校卒業までに引き上げることを提案しています。
大阪府下では、すでに14自治体が中学校卒業まで、11自治体が小学校卒業まで、入通院医療費助成の実施をしています。
大阪府も現在、対象年齢の引き上げについて、府下各市と合同で検討をしています。
今回の提案は、子育て世代を支援する、財政的負担も踏まえた最低限の提案です。
反対ありきで委員会に審査を付託することなく即決へ
これに対し公明党、自民党、門真市民クラブは、予算が確保されていないことを口実に、同議案の審査を文教常任委員会に付託せず、反対ありきで 12日の開会日に即決することを多数決で決めました。
政治倫理条例に基づく審査請求が行われ審査会が設置されました。
子ども・子育て支援制度関連条例や補正予算約4億5千万円など審議
主な議案は、来年度 4月から子ども・子育て支援制度が開始されることに伴う条例、「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定」「保育の必要性の認定に関する基準を定める条例の制定」他2条例の制定についての審議が行われます。2面の関連記事参照ください。
補正予算では、(仮称)市立体育館建設事業において、労務単価、資材の高騰等の影響による工事費などの増額 、14年度予算の歳入・歳出をそれぞれ 4億 4815万 2千円を追加し、予算総額を 535億 4815万2千円とするものです。
決算認定では、13年度の歳入歳出決算、水道事業会計決算について、決算特別委員会を設置し審査します。
広島など豪雨による甚大な被害、土砂撤去など国が責任を持って
党門真市委員会が古川橋駅頭で支援募金の訴え
日本共産党門真市委員会は、京阪古川橋南側で6日、広島市など豪雨により被災されたみなさんへの支援募金に取り組み、亀井あつし議員、福田英彦議員、井上まり子議員、豊北ゆう子議員、ほりお晴真・雇用福祉対策委員長はじめ約 20人が参加しました。
日本共産党は、この間の豪雨災害に対し 8月 20日に山下よしき参議院議員・党書記局長を本部長とする対策本部を設置。現地での調査を踏まえ、28日行われた衆参両院の特別委員会において、宮本たけし、仁比そうへい議員が政府に対し、行方不明者の捜索に全力を挙げるとともに、住居はじめ被災者の支援、土砂の撤去など、国が責任を持って行うよう求めたことを報告。
また、福知山市へは、亀井あつし議員、ほりお晴真・雇用福祉対策委員長がいち早く支援に駆けつけたことなどを報告し、今後も早急な対策を国に求めていく決意を表明し、支援募金への協力を市民に訴えました。
一時間弱の取り組みでしたが、1万4865円の募金が寄せられました。引き続き取り組んでいきます。
幼児期の教育・保育「確保方策」、求められる認可保育所の増設
第 8回 門真市子ども子育て会議開かれる
3日、第8回門真市子ども子育て会議が開かれました。
会議では、①門真市における幼児期の教育・保育の「確保方策」について、②門真市における地域子ども・子育て支援事業の「確保方策」について審議されました。亀井あつし議員と豊北ゆう子議員が傍聴しました。
幼児期の教育・保育の『確保方策』についての素案では、「今後の少子化の進行を想定すると、新たに整備をすると供給過剰となる可能性がある」としています。
そして、「既存施設の活用を基本とし、各年度の利用実績と確保状況を踏まえつつ、必要に応じて新規施設を含めた確保策方策を図る」としています。
保護者代表から保育園や幼稚園と「認定こども園」はどこが違うの?
会議では、「認定こども園」についての質問が相次ぎました。
「公立を『認定こども園』化すればいいのでないか」との意見に対し、市は「今後検討」と答えました。
一方で、「『認定こども園』のメリット・デメリットをもう少し知りたい。しっかり説明して欲しい」、「新制度では、たくさんの施設があるというがどこを選択したらいいのかわからないと保護者の間から出ている」、「今の保育園や幼稚園と『認定こども園』とどこがどう違うの?」などの意見が出されました。
市より、「分かりづらいと市も認識している。周知したい」と答弁しました。こういった背景には新制度の説明が不十分であり、またわかりにくい制度であること、又、わかりにくい制度であることを物語っています。
他に、「地域子育て支援拠点」やスマイルサポータなどの説明が行われました。
「子ども・子育て支援制度」についてのパブリックコメント説明も報告なんらせず
子ども・子育て会議から提案された素案に対してのパブリックコメントであるにも関わらず、何ら報告も説明もされていません。
市民から放課後児童健全育成事業の開所時間や保育士の配置基準などについて意見が寄せられました。
これでは、何の為にパブリックコメントを実施したのかわかりません。
門真市のホームページの、「子ども・子育て支援新制度に関する各種基準素案に対する パブリックコメントを実施」に、「皆さんからいただいた意見は、市で素案に盛り込めるか検討を行い、意見の概要と意見に対する市の考え方を公表します」とあります。
パブリックコメントに対する門真市の姿勢が問われています。
長寿が喜べる街に
門真市敬老会
4日、門真市敬老会が門真ルミエール大ホールで開かれ、党議員団から、亀井あつし議員、福田英彦議員、豊北ゆう子議員が出席しました。
敬老会では、77歳の喜寿を迎えられた方(1488名)の代表者4名、結婚されて50年を迎えるご夫婦(173組)の金婚式のお祝いの代表3組が壇上でお祝い品を受賞されました。
日本では、65歳以上の方が25%を超え、高齢化率が上がってきていることが、式の中で報告されました。本市では、90歳以上の方が820人、百歳以上の方は34人、最高齢の方は106歳ということです。
国では、医療・介護・年金の改悪がすすめられていますが、高齢者が安心して住み慣れた地域で暮らせ、長寿が喜べる社会にしていくために、様々な施策を門真市としても充実させていくことが求められています。
丹波笹山を訪ねて
門真東部後援会バスツアー
7日、門真東部後援会は、恒例の日帰りバスツアーで、丹波笹山温泉と町並み散策に行ってきました。
雨上がりの晴天に恵まれ、王地山公園や篠山城跡などの城下町篠山の街並みを参加者は、思い思いに散策し、一日のんびり過ごし親睦を深めました。
バスの中で、石原後援会会長は、「安倍改造内閣は消費税増税・改憲派で固められ、暮らしも平和も危機的状況、この悪政を変えるために、日本共産党を一斉地方選挙で勝利させることが重要」、豊北議員は、「9月議会で上程される議案の説明やいっせい地方選挙でがんばる決意」をそれぞれ述べ、挨拶しました。