[2014.8.1] -[門真民報]
安倍政権の暴走政治ストップ、いっせい地方選挙で勝利を!
たつみコータロー参院議員迎え躍進のつどい
日本共産党門真市委員会と後援会は7月 23日、たつみコータロー参議院議員を迎え、「躍進のつどい」を開催しました。
門真後援会会長の石原恒夫さんの挨拶の後、吉松正憲党門真市委員長が、来年のいっせい地方選挙の意義について報告、府会選挙での前進と、市議選で4人の議員団確立について訴えました。
つづいて井上まり子議員は、小中学校へのクーラー設置問題をはじめ、これまでの3期 11年余の議員活動を振り返り、残された任期で力を尽くすとともに、ほりお晴真さんとバトンタッチすることについて報告しました。
ほりお晴真・雇用福祉対策委員長は、これまで原水禁世界大会のの平和行進など平和問題、けいはん医療生協で医療・介護問題に関わってきたことを紹介し、「若い力を市政に生かしたい」と決意を述べました。
豊北ゆう子議員は、3年余の議会活動のなかで、四宮小学校廃校の白紙撤回、養護老人ホーム跡地売却から公園との一体活用へと市の姿勢を変えるために力をつくしたことを報告し、議席守りぬく決意を述べました。
福田英彦議員は、議会で「市政をしっかりチェック」する役割を果してきたこと、開発会社への 29億円の建物補償問題で何が起こっているのか改めて報告、4人の議員団確立に力をつくす決意を述べました。
亀井あつし議員は、6期の議員活動で、市民の切実な願いを議会に届け、実現に頑張ってきたこと、各議員・候補者の持ち味を紹介し、定数削減の中で来年の市議選で4人全員の当選のために力を尽くす決意を述べました。
つづいて、けいはん医療生協内の後援会の代表から、ほりお晴真さんを市議会に押し上げるために頑張る決意が述べられました。
最後に東京から駆けつけてきた、たつみコータロー参議院議員が登壇し講演。
まず、昨年の参議院選挙で6議席から11議席へと躍進し、共産党の本会議の登壇数は3回から 25回に、自らも本会議・委員会などで 34回質疑・討論を行うなど、日本共産党議員団の値打ちと実績について報告しました。
そして、歯止めなく戦争する国づくりをすすめる集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行した安倍政権の問題点を厳しく告発。消費税増税や社会保障制度改悪で法人税減税の穴埋め。ブラック企業問題では、自共対決が鮮明となるなかで、相手側も次々と手を打っていることなど、リアルに報告されました。
また、川内原発の再稼働問題では、避難計画がない問題や、安倍首相と九電や九州財界との会食など癒着ぶりについて告発しました。
最後に、日本共産党の真価が問われるとき、「強く大きな党を」と呼びかけ、大きな拍手に包まれました。
子どもたちに戦争のない世界を
第20回ピースフェスタ門真開かれる
「子どもたちに戦争のない世界を」との願いで、20回目の「ピースフェスタ門真」がルミエールホールで開かれました。
「平和のための戦争展」では、「核兵器廃絶・平和と私たちの未来」とテーマにした特別展示、原爆被害のパネルや写真資料、携帯品等の兵役資料、総理大臣幣原喜重郎に関する資料など展示されました。
レセプションホールで行われた「ピースステージ」のオープニングは、門真なみはや高校フォークソングクラブの歌と演奏。原爆の悲惨さを語る原爆被害者の会の友清克二の挨拶、ピースフェスタ20回を振り返るスライド、「東日本大震災の街を訪問して」をテーマに実行委員長で門真なみはや高校OGの村下和江恵さんの報告、「核兵器廃絶を現実のものに」と題して、原水爆禁止日本協議会の小松正明さんの講演、関西合唱団の歌声など盛りだくさんな内容した。
ピースフェスタには、党議員団から福田英彦、井上まり子、豊北ゆう子議員、ほりお晴真雇用福祉対策委員長が参加しました。
国保・医療・子育て・生保など安心して生活できる社会保障の充実を
市民団体・大阪社会保障推進協議会が市と懇談
大阪社会保障推進協議会(大阪社保協)の自治体キャラバンが7月 23日開かれました。 門真社保協の構成団体の生健会、民商、新婦人、けいはん医療生協、年金者組合など約40人が参加、党議員団からは、福田英彦議員、井上まり子議員、豊北ゆう子議員、そしてほりお晴真(雇用福祉対策委員長)さんが参加しました。
キャラバンでは、国民健康保険・医療、健診、障害者の 65歳問題、生活保護、子育て支援・ひとり親家庭支援・子どもの貧困解決など、事前に提出されていた要望書に基づき懇談が行われました。
府下でも突出した差押、法律の趣旨踏まえた対応を!
国民健康保険・医療では、滞納者に対する差し押さえについて、差押え件数や学資保険の差押など、府下でも突出した状況にあることから、国税職員OBの税理士の方から、不動産をはじめ差押の状況、国税徴収法に基づく差押禁止財産や換価の猶予、執行停止の考え方について質問があり、しっかり踏まえた対応を行うよう要望がありました。
また、2015年度からの「財政共同安定化事業」1円化についての考えについて質問が出され、「負担増とならないよう府に要望」しているとしました。
健診では、特に乳がん・子宮がん検診の受診率が府下でも低い状況にあることの問題点が指摘されました。
また、今回項目が追加された「障害者の65歳問題」では、65歳になり介護保険第1号被保険者となった障害者に対し、一律に介護保険サービスを優先することなく、厚生労働省通知をふまえ柔軟な支給決定を行うことについて、「きょうされん大阪支部」の事務局長から質疑、要望が出されました。
子ども医療費助成制度、就学援助制度の拡充を!
生活保護では、就労など申請時に「指導」が行われている問題、介護保険の利用について保護課がチェック指定問題、高校生の収入(アルバイト)の対応などについて質問、要望が出されました。 子育て支援では、小学校4年生から高額となる医療費負担、高い学用品費など、切実な実態が報告され、子ども医療費助成や就学援助費の拡充などの要望が出されました。
党議員団として、議会でも施策の充実を求めていきます。
第6期事業計画策定の年度、サービス後退させない計画を
くすのき広域連合議会臨時会開かれる
くすのき広域連合議会7月臨時会が開かれ、福田英彦、豊北ゆう子議員が出席しました。
案件は議長の選挙と議会選出の監査委員の選任で、議長に五味聖二議員(門真)が選出、監査委員に上田敦議員(守口)が選任されました。
今年度は、第6期介護保険事業計画( 15~ 17年度)が策定される重要な年です。
社会保障を大変質させる医療・介護総合法が 18日の参院本会議で自民党・公明党の賛成で可決が強行された(下図参照)ことによって介護保険では、来年度は、要支援1・2の方を保険給付から外し地域支援事業に移行(第6期中)することや、「一定の所得」の方の利用料の1割負担から2割負担への引き上げ、特別養護老人ホームの入所を要介護3以上に限定、低所得の介護施設入所者の者の「補足給付」の縮小など、介護サービスの大幅な後退が危惧されます。
事業計画策定委員会は、すでに7月 10日に第1回目が開かれており、今後市民へのアンケートを実施し、パブリックコメントを経て最終計画案が策定されることとなりますが、介護サービスを後退させない事業計画の策定が求められています。
次回の議会は、12月の定例会となりますが、策定委員会も含めしっかりチェックします。