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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1598(2005年10月30日号)

    [2005.10.30] -[門真民報]

    市民負担増、サービスの後退危惧-全議員対象に「指定管理者制度」説明会開かれる

     地方自治法の「改正」により、公の施設の管理を民間事業者を含めた団体に委ねることができる「指定管理者制度」が設けられ、来年9月までに市直営か指定管理者制度への移行のどちらかにすることが義務付けられていることから、9月に策定した市の基本方針(門真市の公の施設に係る指定管理者制度導入に関する基本方針)について理事者から全議員に対しての説明会が18日開かれました。基本方針で指定管理者制度導入を予定している施設は、門真市民文化会館(ルミエールホール)をはじめ現在管理委託している8施設、直営管理の2施設、新規の1施設となっています。

    市民や議会のチェックに検討すべき問題点あり

     指定管理者制度については(1)公的責任の後退(2)利用料金が上がるなど、市民サービスの後退(3)公平な運営が出来るのか(4)市民や議会のチェックができるのかなどの問題点や危惧があります。この点については昨年12月議会の一般質問で質し、市民や議会のチェックができるのかについては「問題点として検討が必要な事項」としていますが、公的責任の後退や料金が上がること、公平な運営については問題がない旨の答弁がされています。

    公的責任、市民サービスの後退許さず厳しくチェック

     門真市は、指定管理者の指定の手続き等に関する条例と各施設の設置条例の改正を12月議会に、指定管理者の指定議案を来年の6月議会に提案したいとしています。党議員団は、指定管理者制度の導入に当たっては公的責任の後退や市民サービスの後退などが起こることのないよう厳しくチェックし、議案について対応していくことにしています。

    国道163号以南の交通不便地域にコミニティーバスの導入を求める-井上まり子議員が一般質問

     17日、井上まり子議員は、第3回定例議会で一般質問をしました。
      1番目に、市民要望の強い国道163号以南の交通不便地域に「コミニティーバスの導入について」質しました。この間、党議員団や井上議員は、議会で守口で運行されている小型バス・タウンくる等のコミニティーバスの導入を議会で提言してきました。今年度は、実証運行にいたる調査段階として、国土交通省に対して要請を行いコミニティーバスの実証運行調査委託料として予算が計上されています。調査内容等の進捗・導入について市の見解を質しました。(3月議会では、「実証運行は最短であっても導入は、18年度以降になる」との答弁)

    (答弁)コミニティーバスは地域に密着した日常生活を支えるものと認識している。
     バス事業者は厳しい経営環境、小型バス運行に向けて鋭意協議を重ねている。
     市が運行しているふれあいバスのあり方も含めて具体方策について考えていく。

     2番目に、「ホームレス自立支援について」質しました。
     小泉自・公政権の構造改革が進むなか、失業や倒産で国民の貧富の格差が広がりホームレスが増えています。02年、ホームレス自立支援法が施行され、大阪府・市町村ホームレス自立支援推進協議会支援事業が設されました。同協議会北河内ブロック(門真市を含む北河内7市)でも、ホームレスの生活実態調査が実施。ホームレスの人数、相談内容・対応、自立の実態等について質しました。また、泉北・泉南ブロックで今年3月からホームレス自立支援センター事業「ホームレス自立支援センターおおいずみ」が発足。北河内ブロックでも「ホームレスの自立支援センター」を建設してホームレスの就労支援等を実施するように質しました。

    (答弁)・ホームレスの数、門真市・20人 北河内・263人(05年3月31日現在)・相談件数延べ956件・医療・年金相談や疾病による入院等で福祉事務所と連携して対応。自立支援センターの設立状況については泉北・泉南ブロックで今年3月から実施。中河内・南河内ブロックで近日中に決定。北河内ブロックは未定、鋭意検討中。

    小路町市営住宅跡地を公園に、桑才市営住宅地跡に雨水貯留施設、公園に時計の設置を-中西みよ子議員が一般質問

     小路町市営住宅跡地をぜひ、公園に

     大阪府の1人あたり公園面積の平均は15年度5.3平方メートルに対し、門真市は0.9平方メートルと低く、大阪府下でも4番目に少ない公園面積となっている。特に、小路町は、公園が少なく中央環状線に近い所に小さな公園が1ヶ所あるのみとなっている。そのため、小路町地域のPTAは、市営住宅跡地を借りてラジオ体操を行っており、お母さん達はここを公園にしてほしいと願っている。また、小路町の避難場所は北小で、中央環状線を超えて行かなければならないため、ここを一時避難場所にと要望している。いづれにしても、どんな公園にするか地元の声を反映すべき。

    (市の答弁)
    市営住宅跡地北側(441平方メートル)については、密集住宅市街地整備促進事業で公園と道路の一部として活用を検討しているが、南側敷地については、今後、小路町の災害に強い街づくりへ向け土地利用の内容等を検討していく。

    桑才市営住宅跡地を活用し浸水対策を

     桑才市営住宅周辺地域は、周りの土地より低い位置にあるため、常に浸水に悩まされてきた。1日も早く下水道整備が望まれ、市も検討はしたが、すぐには無理とのこと。桑才市営住宅跡地は、元門真南高校を取得するため、一定部分は大阪府へ譲渡し、残りの残地は、公園にすると聞いている。下水道整備がすぐできないのなら、せめて、岸和田北部遊水児童公園のように、雨水貯留機能をもつ公園か公園の地下に雨水貯留施設を設置すべき。

    (市の答弁)
     桑才市営住宅跡地について、具体的に土地利用が定まった時点において、雨水貯留施設等の雨水流出抑制施設の設置について、検討及び指導をしていくとともに、公共下水道の整備促進に努めていく

    公園に時計設置を

     子どもを持つお母さんから、子どもが公園で遊ぶ時、何時かわからずいつまでも遊んでいる。ぜひ時計を設置してほしいという声が寄せられている。門真市内の公園に何ヶ所時計が設置されているのか。また、設置の基準は。せめて、都市計画13ヶ所や市民の要望の強い公園において時計を設置すべき。

    (市の答弁)
     現在、三ヶ所の公園に設置されており、特に基準はない。今後、17年度に整備される公園(2ヶ所)については、時計台を設置する。すでに開設されている公園については、約100万円の費用がかかることから都市計画公園や小学生が多く利用する公園など、地域住民の意見を参考にし、検討していきたい。

    門真南部「9条の会」平和を訴える宣伝おこなう-亀井あつし議員が参加

    門真南部「9条の会」平和を訴える宣伝おこなう-亀井あつし議員が参加

      憲法9条を守るために同会は19日、江端町の大真トップセンター駐車場前で宣伝をしました。
     この行動に会員9人が参加をして4人が交代でマイクを握り「戦争放棄・軍隊を持たない国である事が真の国際貢献!」「小泉首相の靖国参拝は許せない」「自衛隊は、イラクから撤退せよ」などの訴えをしました。
     また、買い物に訪れたみなさんにはビラを配り「平和を守る為にいっしょに頑張ってください」と声をかけると道行く方からたくさんの激励を受けました。