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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1718(2008年4月6日号)

    [2008.4.4] -[門真民報]

    後期高齢者医療制度の4月からの実施、第2次行革計画の推進で、サービス後退ー3月議会終わる

     3月26日、本会議が開かれ、議会に提案されていた諸議案について採決が行われ、賛成多数で可決されました。
     採決にあたって福田英彦議員が討論に立ち、後期高齢者医療制度導入に伴う3議案、長寿祝金等贈与制度を後退させる議案、少人数行政を一層進めるための機構改革を行う議案、一般会計予算案、国保特別会計予算案の7議案(31案件中)について反対しました。
     後期高齢者医療制度導入に伴う議案では、保険料の年金天引きや医療費抑制を目的とした診療報酬であり、「長生きが喜べない最悪の制度」と厳しく指摘しました。

    市民サービス後退、負担増の予算に反対

     一般会計予算では、国の悪政に対し、市民の暮らしを応援する予算編成が求められていたが、長寿祝金等贈与制度の後退、粗大ゴミ有料化の実施、保護者が不安の中での保育所民営化推進、学校給食調理業務委託の小学校への拡大など、サービスの後退や負担の増大を市民に押し付けるものと指摘しました。

     また、市長が大きな柱として掲げた「市民協働」についても、市民への説明や合意が不十分なまま35回の歴史を持つふるさと門真まつりから校区版門真まつりへの移行、リサイクル活動機構かどまへの工房事業等の委託の大幅な削減など、地域のNPO活動やボランティア活動が醸成されやすい土壌を掘り崩すものと指摘しました。

    国保の資格証明書は発行すべきでない

    国保特別会計については、払いたくても払えない滞納者への資格証明書の発行はすべきでないことを指摘し、討論を結びました。
     意見書では「介護労働者の待遇改善を求める意見書」が議員提出議案として提出され、井上まり子議員が賛成の立場から討論、介護労働者の実態、国が報酬を大幅に引き下げてきた経過についてふれ、保険料の増につながらない国庫負担の増額などを求めました。
     人事案件では、園部市政発足後、副市長を務めてきた久木元秀平氏に代わり、教育次長の小西清氏が副市長に選任(共産党以外の賛成)されました。

    政務調査費の収支報告書の領収書添付義務化

     政務調査費の支出に係る責任の明確化と透明性の向上を図ることを目的とした「政務調査費の交付に関する条例の全部改正」が、全会一致で可決され、党議員団がこれまで繰り返し求めてきた収支報告書の領収書添付が義務付けられました。 

    介護保険料の減免制度の創設を、社会福祉事業従事者の確保への支援を-くすのき広域連合議会に福田英彦議員が出席

      3月28日、くすのき広域連合議会が開かれ、党議員団から福田英彦議員が出席しました。
     まず、介護保険条例の一部を改正する議案が審議されました。
     これは税制改正(年金課税の強化)で、これまで市民税非課税や世帯非課税だった方が課税となり、所得段階が4、5段階へと上昇することで、保険料が上昇することを緩和する措置が06年度、07年度実施されていたものを08年度も継続して実施しようとするものです。
     福田議員は、この措置によって不足する保険料額、国の財政措置等について質しました。
     これに対し、およそ4840万円が不足すること、国の財政措置はなく、基金から繰り入れることで補っていること、国に対し財政措置を要望しているとの答弁がありました。

    共産党の3議員が質問、減免制度創設しない予算案に反対

     一般会計予算案については①プラン作成委託の状況、地域包括支援センターへの支援②要介護認定モデル事業の概要③調整交付金を実態値で計上すること④社会福祉事業の従事者の確保への支援⑤広域連合のメリット、デメリットなどの検証について質しました。
     答弁では、①プラン作成委託はまだ余裕がある。②平成21年度より新たな要介護認定システムの信頼性、実効性を検証するもの③交付率の決定は年度末、状況の変化に対応できる予算上の確保が必要④事業者連絡会等を通じて研修会を実施⑤広域連合のスケールメリットを活かした事業実施、レベルアップをめざすとしました。
     守口市選出の共産党の杉本えつ子議員は、財産運用利子の計上問題、特定高齢者の把握の方法等について、家族介護継続支援事業(おむつ給付)について、円滑運営対策費(低所得者対策の福祉法人軽減)について質しました。
     四條畷市選出の共産党の阿部佳世議員は、一昨年44%も引きあがった介護保険料に対する市民の声を紹介し、府下の減免制度実施状況を質し、約8割の自治体が実施していることから、くすのき広域連合も減免制度を創設することを強く求めました。
     また、減免制度が実施されない新年度予算案に反対の討論を行い、3人の共産党議員は予算案に反対しました。 

    広大な園内の移動に「巡回バス」実現を求める-飯盛霊園組合議会に井上まり子議員が出席

      3月28日、飯盛霊園組合議会定例会が招集され、党議員団からは井上まり子議員が出席しました。
     平成20年度組合一般会計予算・霊園事業特別会計予算について審議され、全員一致で可決されました。
     一般会計予算・公債費で、特別会計への借入金の償還計画の変更がされています。
     公債費は、3510万3千円減の3834万3千円で、これまでの2分の1計上としています。
     その理由は「枚方市の斎場が5月から稼動される予定で、斎場使用料収入の大幅な減収が予測される、また繰越金も近年には分担金を低減するために費消、分担金の一層の低減について管理者から強い要請があり緊急措置として」と説明がされました。
     新たな予算として、地下式防火水槽の設置。 また、拡張工事が終了した2箇所(約220区画)について、平成21年度供用開始予定の墓所整備費が計上されています。

    「園内巡回バス秋頃運行へ」と答弁

     井上議員は「広大な敷地内を移動される墓参者の利便性や、新規区画の利用促進にむけ巡回バスが必要」と12月議会で要望していました。
     新年度予算に計上されているかどうか質したところ、「現在、日曜日・祝日に、京阪バスを大和田駅からチャターしており、このバスを園内巡回させたいと京阪バスと話し合いをしている。
     予定では、園内3箇所のバス停留所、100円程度の料金を考えている。法的な検討もあるので7月に補正予算を組んで、秋頃に試行運行の予定」との答弁でした。
     井上議員は「広い園内、バス停留所3箇所は少ない。バス料金の検討をするように」要望しました。

     守口市門真市消防組合議会開催される-井上まり子議員が出席

     3月27日、守口市門真市消防組合議会定例会が召集され、党議員団からは井上まり子議員が出席しました。
     平成19年度組合会計補正予算について、平成20年度組合会計予算について審議され、全員一致で可決されました。
     予算規模は、40億3312万4千円(分担金・守口市52・68%、門真市47・32%)で、主な歳出予算額は、人件費91・6%、需用費(自動車燃料他、光熱水費等)2.6%、公債費1.3%となっています。
     需要費は、ガソリン高騰の影響で前年度比6%増(602万8千円)となっています。
     消防施設耐震化等について質疑があり、新築建て替えも視野にいれるとの答弁がありました。