[2013.11.29] -[門真民報]
大東門真増補幹線の「取水口」2ヶ所→3ヶ所は平成27年の地下河川完成に合わせ進める
東部治水対策促進議会協議会 亀井あつし議員
11月18日、大阪市内で東部治水対策促進議会協議会第2回総会が開催され、党議員団より亀井あつし議員が出席しました。
総会では国と大阪府に対して、治水対策事業促進の要望書の確認が行われました。
総会後、大阪府都市整備部の治水に関係する担当課との懇談会が開かれました。
河川整備課より寝屋川流域の地下河川や貯留施設の整備状況などについて説明がありました。
河川室ダム砂防課より、今年度各市が予定している、土砂災害ハザードマップ や急傾斜地崩壊対策事業などについて説明がありました。
下水道室事業課より、昨年8月に発生したゲリラ豪雨を踏まえ、大東門真増補幹線を本年6月14日から供用開始した。その結果、先の台風18号、台風24号発生時には10万トンの雨水貯留が可能となり浸水による被害の軽減効果があったと説明がありました。
流域下水道の整備状況について、寝屋川流域下水道事業の進捗状況と主要工事の内容・整備方針について説明がありました。
出来るなら「取水口」4ヶ所に
府担当部から治水と治山について説明を受けた後、亀井議員は、大阪府が浸水対策にとして建設した大東門真増補幹線の供用開始時期を早めてくれたことによって、浸水被害が軽減されたことついて感謝を述べました。
そして「雨水を増補幹線に流しこむ取水口を計画どおり早く2ヶ所を3ヶ所にして欲しい。出来るならもう一カ所増やして4ヶ所に」と要望しました。 府の下水道室事業課は、「平成27年の(第二京阪道路下)寝屋川北部地下河川完成に合わせ進めたい。増設は、調査したい」と答えました。
空家対策条例・八王子市、子育てコンシェルジュ・厚木市
民生常任委員会行政視察 豊北ゆう子議員
民生常任委員会の行政視察が21日、22日行われ、豊北ゆう子議員が参加しました。
1日目は、「空家対策条例」のある八王子市を視察しました。
八王子市は10年ほど前から空家対策に取り組み、窓口は庁内で議論した結果、「暮らしの安全安心課」ですることになり、取り組むが、なかなか相続の問題などで解決しにくい状態が続いていたところ、2012年第2回定例会で住民から「空家対策条例の制定を求める請願」が出され、全会一致で採択され、パブリックコメントを実施、第4回定例会に議案上堤、可決・交付、13年4月1日に「八王子市空家の適正管理に関する条例」が施行されたということです。
八王子市は空家が29040件(10年の統計調査)で全国で比べても特に多いわけではないが、高齢化と共に増えていくことを危惧し早めに立ち上げたと言うことです。
条例をもとに解決が図られる流れについても詳しく説明があり、条例施行前より施行後の方が解決率が非常に高まっているとのことでした。
門真市においても、空家の数は1万510戸(08年統計調査)であり、そのうち危険な家屋については、早期の解決が図れるよう条例の制定も含めて対策が急がれます。
2日目は、厚木市(人口22万4415人)の「子育てコンシェルジュ」について視察しました。
子育てコンシェルジュとは、子育てに関する施策等を案内し、必要なサービスに結びつける「橋渡し役」で、①子育て支援センター(利用者年間5万人)利用の保護者に対して行う子育て拠点のコンシェルジュ②地域で子育て活動のボランティアをしている人で、市で実施する養成研修会を受講した人による地域子育てコンシェルジュがあり、今年10月1日から活動されています。
①は保育士13人、保健師(看護師)1人、事務2人合計16人、②は54人で全員で70名の登録があるとのこと。
厚木市は、子育てガイド「おおきくなぁ~れ」の情報誌を2万部広告会社の協力で作成し、広めています。
これは、女性が関心を持つよう色や構成も女性職員が中心となって作成し、他にも一目でわかる年齢別支援策の表なども参考になるものでした。
現在、厚木市では、子どもの医療費助成は、中学校卒業まで実施などの施策はありますが、公立の保育所や幼稚園がなく、すべて民間、企業、事業所が行っていました。
歩道の安全確保や災害対策など、計画道路の変更(廃止)は慎重に
門真市都市計画審議会開かれる
今年度の第1回門真市都市計画審議会が22日開かれ、福田英彦議員が出席しました。 審議案件は、①生産緑地地区の変更について②都市計画道路(大阪府決定)の変更についての2件でした。 生産緑地地区の変更については、今年度より生産緑地地区の追加指定ができることになったことから、2か所の区域変更と一か所の追加、一か所の廃止で面積が1・01㌶増加するもので、全員異議なく可決されました。 都市計画道路(大阪府決定)の変更については、八尾枚方線と江端南で交差する御領深野線の一部の計画を廃止するもので、歩道の確保など、大阪府の一定の方向性が示されていることを確認したうえで、全員異議なく可決されました。 審議案件終了後は、①都市計画マスタープランの進行管理について②北島地区まちづくりの進捗について③東部大阪都市計画道路の変更の進捗状況について報告がありました。 北島地区のまちづくりについては、東西一体のまちづくりが進められようとしていましたが、事業協力者募集実施の議案が否決されたことをきっかけに、土地区画整理準備組合が解散、東地区のまちづくりを進めるための土地区画整理準備組合が設立されていますが、福田議員は、地権者の意向を尊重しつつ、市がまちづくりの考えをしっかりと持つことを求め、学識の委員からは地権者と市の考えがマッチしているのか、との質問がありました。 都市計画道路の変更については、住宅密集地のまちづくりがすすまないまま、道路計画が廃止されようとしていることについて、学識の委員から危惧の声が出され、福田議員も次回の都市計画審議会には、まちづくりの考えをはじめ、計画道路の交通量など、しっかり準備して臨むことを求めました。
まちづくり問題はじめ意見・要望が次々と
古川橋後援会が市政報告懇談会
日本共産党古川橋後援会は17日と24日、市政報告懇談会を開きました。 市政報告懇談会では、福田英彦議員が、まちづくりや子育て・教育、高齢者施策など、この間の市政の動き、自治基本条例や機構改革など、12月議会に提案されようとしている問題について、秘密保護法や消費税増税など安倍政権の暴走と日本共産党が国会で果たしている役割などについて報告しました。 まちづくりでは、旧ダイエー建物の開発会社への29億円もの補償問題で党議員団が早くから問題点を指摘してきたこと、監査請求が行われたこと、12月議会でも引き続き取り上げていくことなど報告しました。 参加者からは、「29億円もの建物補償問題は納得できないし、もっと市民に知らせてほしい」「認知症高齢者の施策をはじめ高齢者が暮らしやすく」「新たな公営住宅の整備を」など様々な意見や要望、質問などが次々と出されました。
「何が秘密かも秘密はアカン!」秘密保護法法案は廃案に!
「門真9条の会」が古川橋駅前で宣伝行動
19日、「門真9条の会」が、憲法9条にちなんだ(毎月9日、19日、29日)街頭宣伝を行いました。 今回の宣伝では、国民の間に急速に反対世論が広がる秘密保護法案を政府・与党が衆院通過をさせようとしている中、取り組まれました。 宣伝行動に参加しマイクを握った吉松正憲党市委員長は、「国民の目、耳、口をふさぐなど矛先を国民全体に向けた法案は許せない」「法案は『国民には何が秘密かも秘密』。逮捕されたら裁判でも特定秘密は開示されず、弁護士はどう弁護したらいいかもわからない。こんなでたらめな法案は、廃案しかない」と訴えました。 宣伝行動には、亀井あつし議員も参加しました。
台風18号の被害にあった福知山市へ義援金送る
日本共産党南部門真団地後援会
日本共産党南部門真団地後援会は、11月16日に開いた「災害復興支援バザー」の収益と寄せられた募金を、台風18号の被害に遭われた京都府福知山市へ、被災者義援金を送りました。 同後援会事務局長宛てに、松山正治福知山市長名のお礼状と領収証が届きました。 お礼状には、義援金に対しての感謝、今も関係機関や市民とともに全力で復旧にあたっているが、深刻な被害による影響を心配していること、これから一刻も早い完全復旧に向けて取り組む決意がつづられていました。