[2013.9.27] -[門真民報]
庶民から8兆円吸い上げ大企業に5兆円ばらまき
日本共産党門真市委員会と女性後援会が宣伝・署名
21日、消費税増税中止を呼びかける街頭宣伝をおこない、来年4月からの消費税増税中止を求める署名を呼びかけました。
街頭から、党議員団、商工関係者、女性後援会が交代でマイクを握り、消費税増税の理不尽さを訴えました。
署名の訴えに、高齢者や婦人、若者が次々に応えてもらえました。
旧養護老人ホーム跡地売却問題、まちづくり協議会の問題点ただす
総務建設常任委員会開かれる
総務建設常任委員会が18日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
「警告を受けた業者が小学校改修工事入札で落札、「自粛」求めるべきでは
議案第38号「門真市立五月田小学校大規模改修工事(第1期)請負契約の締結について」は、入札で落札した業者が、旧中央小学校解体工事にかかる「警告」を受けた金川建設株式会社であることから、入札参加について「自粛」を求めるべきだったのではないかと問題提起、新たに関係者から行ったヒアリングの精査など、今後の推移を見ることを述べ賛成しました。
資産家優遇を拡大する税条例の「改正」は認められない
議案第44号「門真市税条例の一部改正について」は、延滞金の利率引き下げなど、いくつか改善点はあるものの、金融所得課税の一体化によって多くの金融資産を持つ資産家や富裕層への優遇策が拡大されることから反対しましたが、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。
この他、2件の公共下水道管渠築造工事請負契約の締結、一般会計・公共下水道事業特別会計補正予算については全会一致で可決すべきものと決しました。
障がい者への軽自動車税減免のさらなる拡充を!
議案審査後、所管事項についての質問が行われ、福田議員は3点について質問しました。
まず、2011年度から拡充された軽自動車税の障がい者減免の効果について質し、上肢不自由の障がいに対する減免範囲が他市と比べ限られていることから、拡充について見解を質し、「今後研究」と答弁しました。
旧養護老人ホーム跡地を「住宅地」として売却は問題
財政健全化計画・中期財政見通しで「売却見込み」としていた旧養護老人ホーム跡地について、地域の要望を十分に反映させることなく、住宅地として売却する方向性であることを自治会などに説明していることが質疑で明らかとなりました。
弁天池公園の中に位置する旧養護老人ホーム跡地を住宅地として売却することの問題点を指摘し考えを質しましたが、「一定の条件を付して民間に売却」「条件整備の検討を行っている」としました。
市民の要望を十分に反映させることなく、活用方法として問題のある住宅地として民間に売却する方向を議会にも説明せず進めることは今後大きな問題となります。
6月議会でも問題となった市もメンバーである「幸福町・垣内町・中町まちづくり協議会」について、09年10月以降会議が開かれず、意思決定がされないにもかかわらず、市とまちづくりアンケートを実施(10年2月)、市とURの三者で「門真市幸福町・垣内町・中町におけるまちづくりの推進に関する覚書」を締結(10年3月)している問題点について質しましたが、「任意団体であるため、運営については問題ない」と信じられない答弁。
市との関係についてどのように整理したかと質したのに対し、「発足当初は一権利者として委員になったが、当該職員が退職し現在は空席」「対等の立場でまちづくりを推進していく関係であり、協議会の委員としての役割は一定終えたものと認識し、委員の必要性は無くなってきている」と無責任な態度に終始しました。
まちづくり協議会に参加し、事務局を努める開発会社が旧トポス・ダイエーを10年6月に取得し、建物だけで30億円の補償を受けることが明らかになっていますが、その経過についても今後解明が求められます。
50周年イルミネーション事業に1100万円の交付金、予算見積もり・事業効果の問題点指摘し、反対!
民生常任委員会 井上まり子・豊北ゆう子議員が出席
19日、民生常任委員会が開かれ、井上まり子議員、豊北ゆう子議員が出席しました。
委員会では、門真市環境基本条例の制定、門真市保健福祉センター条例の一部改正、門真市高齢者ふれあいセンター条例の一部改正、門真市国民健康保険条例及び門真市後期高齢者医療に関する条例の一部改正、門真市国保事業特別会計補正予算等について審議され、全員賛成で可決すべきものと決しました。
豊北議員は、門真市環境基本条例の制定について質問しました。
すでに門真市生活環境条例があるのに、なぜ必要なのかを質したところ、「地球温暖化対策や循環型社会構築など新たな課題が生じたことから、本市の環境行政の理念を定め施策を総合的に推進するため制定する必要がある」とのことでした。 豊北議員は今後策定される環境基本計画には、市民の声をしっかり反映し市民の多くが懸念している放射能汚染対策についても盛り込むよう要望しました。
市制50周年イルミネーション事業は問題
一般会計補正予算では、市制50周年イルミネーション事業について質問しました。この事業は、古川橋駅南側ロータリーからサンジョゼ公園までの植樹帯に11月25日から1月末にかけてイルミネーションを取り付けるもので、費用を交付金として1097万7千円をラブリータウン古川橋会に交付します。
材料や工事費などの予算見積もりは、1社でしか実施せず予算の妥当性も不透明でした。
事業の効果を質すと、「街を明るく照らすことで見る人の心を和ませ幸せな気分になってもらい、市民の心に残ればと考えている。見に来る来街者を増やし、集客による商業の振興、経済効果につなげたい」と担当課は答えましたが、その効果をどのように測るのかを質すと、「数値は示せない」と不透明な答弁で、「門真市補助金等の見直しに関する指針」に照らしても交付金としてふさわしいとは言えず、反対をしました。
障がい者で要保護者の自動車保有、日常生活にも使用できるように
所管質問では、障がい者で要保護者の自動車保有について質問しました。豊北議員は、今年4月の枚方裁判での、通院以外の日常生活にも自動車を利用することは法律上も認められるという裁判結果を示し、本市でも利用条件を拡充すべきと要望しました。
犬の糞対策については、他市でも実施し、効果が実証されているイエローカード作戦の実施を要望しました。
放課後等デイサービス、土・日曜日の実施求める
門真市保健福祉センター内の障がい者センターについて、日中一時支援事業を廃止し、放課後等デイサービス事業をこれまでの指定管理者制度で行うことについて、門真市保健福祉センター条例の改正の提案がありました。
放課後等デイサービスは、障がい児に対して放課後や長期休暇中に、日常生活訓練等の療育を実施し、送迎サービスの提供、また保護者の就労支援など負担軽減をさらに充実させものとする観点から移行するとのことです。しかし、放課後等デイサービスは充実したサービスであるのに、土・日曜日は実施しないとの答弁でした。 井上議員は土・日曜日のニーズがあることを指摘し、保健福祉センター条例(土・日曜日の使用が不可)の改正を求めました。検討すると答弁がありました。 また、指定管理者が替わった場合は協定書によって利用者への必要なサービスが出来るよう引き継ぐと答弁がありました。
防犯灯LEDは、地域活性化のため市内での購入を!
防犯灯LED化補助の追加として補正予算が提案されました。
今年度は、840灯分で上限2万円、1680万円もの多額の事業費となることから、井上議員は「市内業者に税金を還元する観点から、市内業者による設置を自治会などに周知してはどうか」との要望をしました。
重度障がい者等住宅改造が拡充される
「門真市重度障害者等住宅改造事業」の助成対象者が拡充される提案がありました。
現行の対象者は、下肢、体幹又は脳原性運動機能障がい(移動機能障がいに限る)等級が1級から3級となっていますが、これ以外の障がいで、1級及び2級の障がいを有する方まで拡充されました。対象者が約800人から2000人に大幅に拡充されることから、予算の根拠を質し、予算がオーバーした時は申請者の希望に沿って実施することを求めました。
全庁的な窓口改善組みを!
市民課の待合スペースに有線放送からリラクゼーションサウンドを流す待合改善事業の経緯と目的をただしました。要望として、市民意見を聴取することと、庁内全体の窓口業務を視野にいれ、総合政策部や総務部が牽引役となって、窓口改善に取り組むことを求めました。
どこの医療機関でも、人間ドック助成の実施を求める
門真市は30歳から75歳未満の方に、基本検診2万円、希望者には脳ドックの助成を実施していますが、特定検診の検査項目を追加する条件に該当する、市内2医療機関であることから、他の医療機関も検診できるよう要望しました。 また、癌検診の充実を図ることが早期予防につながる事から、CT撮影をオプション項目として加えることを要望しました。