[2013.9.13] -[門真民報]
市長選挙後はじめての定例議会、市民要望実現に力をつくします!
9月議会に向け議会運営委員会開かれる
議会運営委員会が10日開かれ、17日から開かれる第3回定例会(9月議会)に提出予定議案の取り扱い等について協議されました。
議会に提出予定の案件は、契約案件3件、条例案件8件、補正予算3件、決算認定2件、人事案件4件、その他1件の計21件となっています。
少人数学級の実施に向けた市費負担教員に関する条例制定
契約案件では、議決が必要な予定価格1億5千万円以上の門真市立五月田小学校大規模改造工事(第1期)、公共下水道管(島頭第2、北島)渠築造工事の請負契約の締結が挙げられています。
条例案件では、環境の保全等に関する基本理念を定める「門真市環境基本条例の制定について」、来年度から支独自で少人数学級編成を実施するため、採用する教員の勤務条件等を定める「門真市少人数学級編成の実施に係る任期付市費負担教員の任用、勤務条件等に関する条例の制定について」、浜町幼稚園と北巣本幼稚園を廃止し、時間外教育や通園バスの運行を実施する「門真市幼稚園条例の一部改正について」等が主なものとなっています。
防犯灯LED化補助事業など補正予算
補正予算では、幸福指標度調査研究業、市制50周年大相撲(門真場所)事業、防犯灯LED化補助事業、まちづくり整備事業など、13年度予算の歳入・歳出をそれぞれ7億2806万2千円を追加し、予算総額を535億6731万2千円とするものです。(別表参照)
決算認定では、12年度の歳入歳出決算、水道事業会計決算について、決算特別委員会を設置し審査します。
その他では、門真市水道事業の12年度の未処分利益剰余金の処分方法について、減債積立金に5千万円、建設改良積立金に4億円を積立てるものです。
議員提案の意見書では、「線維筋痛症の医療の早期確立と患者の救済を求める意見書」を議員団として提案、陳情が出されている「大阪府立公衆衛生研究所の府立直営の発展をもとめ、独法化するための関係条例を慎重に審議することを求める意見書」とともに採択を求めていきます。
9月議会は、6月に行われた市長選挙後初めての定例議会です。
党議員団は、市民のみなさんから寄せられた切実な要望を議会で取り上げ、実現に力をつくします。
13年度一般会計補正予算の主な事業
事 業 名 | 予算額(円) |
幸福度指標調査研究事業 | 3,000,000 |
市制50周年大相撲(門真場所)事業 | 4,000,000 |
国派遣(総務省・国土交通省)に伴う費用の増額 | 1,941,000 |
庁舎別館窓改修事業 | 4,699,000 |
過小市有地評価要領策定事業 | 977,000 |
防犯灯LED化補助事業 | 13,400,000 |
自治会館用地購入費 | 7,129,000 |
市制50周年イルミネーション事業 | 10,977,000 |
窓口事務(待合環境改善)事業 | 63,000 |
自殺対策緊急強化事業 | 141,000 |
障がい者等支援給付事業(放課後等デイサービス事業)の拡充 | 14,735,000 |
重度障がい者等住宅改造助成(上限50万円)の対象拡充 | 3,200,000 |
まちづくり整備事業(泉・松葉北地区、大倉町地区など) | 10,066,000 |
門真第8水路浚渫事業 | 11,210,000 |
市道区域内用地取得事業 | 2,183,000 |
公立幼稚園運営事業(通園対策) | 2,562,000 |
市民プラザ体育館・グラウンド運営管理事業(駐車場の拡充) | 19,184,000 |
市議会議員の補助金交付団体への役員就任問題で審査
門真市議会政治倫理審査会開かれる
門真市議会議員政治倫理審査会が4日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
この政治倫理審査会は、4月1日施行の「門真市議会議員政治倫理条例」にもとづき、吉水丈晴議員が本市の補助金交付団体である門真市体育協会の副会長に就任していることが、条例第3条7号の「市から活動又は運営に対する補助又は助成を受けている団体の役員に就任しないこと。」とする政治倫理基準に違反するとして、8月6日に中道茂議員(自民党)、春田清子議員(公明党)、日高哲生議員(門真市民クラブ)から提出された審査請求に伴い、8月19日の議会運営委員会において政治倫理審査会の設置が決定され、開かれたものです。
審査では、8月20日付で吉水議員が門真市体育協会副会長を辞任したことから、説明不足や反省が見られない等の意見が出されましたが、「平成25年8月20日までの間、門真市議会議員政治倫理条例第3条第7号の政治倫理基準に抵触し、同条例に違反していたものと判断する」との審査結果が賛成多数(緑風クラブ・五味議員が反対)で決定しました。
福田議員は、条例の問題点を指摘しつつ、8月20日までは倫理基準に違反していること、措置を講じるにあたっては、副会長を辞任しにくい団体の事情があったことについては考慮されるべきと意見を述べました。
政治倫理審査会の結果を受け、10日に開かれた議会運営委員会において、議長より「吉水丈晴議員に対する門真市議会議員政治倫理条例第10条に基づく警告文」が提案され、全会一致で決定しました。
党議員団は、今後も議員の政治倫理の確立に力をつくします。
「質の高い保育をどうしてつくっていくか」「ていねいな関わりが大事」など意見続出!
第1回 門真市子ども・子育て会議
2日、別館3階第3会議室で、第1回門真市子ども・子育て会議が開かれ、井上まり子、豊北ゆう子議員が傍聴しました。
門真市子ども・子育て会議は、(仮称)門真市子ども・子育て支援事業計画を策定するにあたり、福祉、教育、医療などに関するそれぞれの立場から幅広く意見を求めるため、開かれるとしています。
会議の構成メンバーは学識経験者、医師団体、地域福祉団体、市民団体、事業者、労働者のそれぞれの代表する者、保護者の代表、子育て関係事業の実施に関係のある者、市民の代表、関係行政機関の職員等、計19名で構成されています。
第1回門真市子ども・子育て会議の議題は、①子ども・子育て関連3法について、②会議の審議事項及びスケジュールについて、③門真市の子育て支援のとりくみについて、④市民ニーズ調査についてが主な内容でした。
保育の質を高める議論はしないのか
委員には、事前に資料が届けられた上で、今回の会議が開かれていますが、「この会議は何のために設けられているのか、量的拡大ばかりでどうして質の高い保育をしていくのかなどに触れられていないのはおかしい」と、そもそも子育て3法の中身に問題があるような意見がはじめに出されました。
これに対して担当者は、委員にも配布されている資料を示し、「条例に基づいてしている」と答えていました。
また、「主役は子育てをしている家族(子どもは意見を言えないので)、母子家庭が多い本市では、一人親家庭の支援が大事だ。」などの意見も出されました。
ゆったりとした保育丁寧な関わりが大事
保育所や幼稚園の先生からは、「先を見通した生活や子供の成長をふくらましていくためにゆったりとした保育や丁寧な関わりが大事」、「聞く力が弱っている、しっかり聞く力をつけ、自分の言いたいことを伝え、表現することを重視、丁寧な関わりで幼稚園から小学校へスムーズに行けるようにしたい」、保護者からは、「病児保育があるというだけで安心できている、もっと拡充してほしい」「待機児童解消など、放課後児童クラブを充実させてほしい」などが出されました。
今後、国が進めている子ども・子育て関連法(昨年8月に国会で成立、施行は消費税率10%に引き上げられる予定の年15年4月)に基づき、担当課は12月のニーズ調査の結果を受けて議論し、来年9月を目途に計画をまとめたいとしています。 日本共産党は、企業の参入を可能にし、公的責任を投げ捨てる今回の国のやり方には反対です。党市会議員団は、今行われている子ども子育て会議においては、保育水準を低下させず、向上させていく内容にしていくための議論が重要だと考えています。 9月議会では、しっかりと市の姿勢を質していきます。
門真市敬老会開かれる
門真市敬老会が5日ルミエールホールで開かれ、福田英彦議員、井上まり子議員、豊北議員が出席しました。
77歳を迎えられ、長寿祝い品を受け取られる方は1,436人、結婚50年で金婚記念品を受け取られる方は104組でした。