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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1978(2013年6月23日号)

    [2013.6.21] -[門真民報]

    市政への不満で投票率過去最低の27・77%
    佐々木よしと氏が大健闘
    8,419票(得票率30・67%)獲得

    【選挙結果】
    佐々木よしと    8,419票(30.67%) 
    園部 一成   19,023票(69.32%) 
    (投票総数28,234票 有効投票 27,442票)

     

    門真市長選挙の結果について

                                住みよい門真をつくる会

     6月16日投開票の門真市長選挙で「住みよい門真をつくる会」推薦の佐々木よしと候補は、8,419票(得票率30.67%)を獲得しましたが、残念ながら当選に至りませんでした。当選は、現職の園部一成氏でした。
    佐々木よしと候補に貴重な一票を寄せていただいた市民のみなさんに感謝申し上げます。また、ご支持、ご支援いただいた各団体、個人のみなさんに心からお礼申し上げます。
     今回の市長選挙で投票率が27.77%と前回を5.63%下回り、過去最低となったことは、地方自治にとって大きな警鐘を打ち鳴らしたものです。
     昨年のゲリラ豪雨での対応や迂回寄付問題など、自治体首長としての「資質」が鋭く問われました。
     市役所周辺のまちづくりで「開発会社」に建物補償で30億円も支払おうとしていることについて、市民から疑問の声が寄せられたこと、合わせて、前面に押し出した自民党政治が、アベノミクス、消費税増税、社会保障の改悪などの問題点が明らかになる中で、市政への批判やあきらめの現れといえます。
     こうした中で佐々木よしと候補が、前回票を下回りはしたものの、得票率では前回の29.3%を上回ったことは、選挙戦を通じて市長の資質を問い、「子育てするなら門真」と言われるようなまちづくりのために、子ども医療費助成制度の拡充はじめとした施策の推進、国保料の減免制度の拡充などの公約に対する共感と、このような市政を「変えてほしい」との切実な願いが寄せられたものです。
     しかし、こうした願いを市政の転換につなげることが出来なかったことについては、今後様々な検討が必要です。
     私たちは、今回の選挙で寄せられた市民のみなさんの切実な願いを何よりも大切にし、子育て施策や高齢者施策、まちづくりなど、選挙中に掲げた公約の実現に引き続き全力をつくすとともに、「住みよい門真をつくる会」の運動をさらに広範な市民のみなさんとの共同で発展させ、市政転換の実現に向け全力をつくすものです。

    2013年6月17日

     

    公的責任、市民サービス後退の少人数行政、浸水対策についてただす
    福田英彦議員の一般質問

    少人数行政の問題点について、無反省な態度に終始

     園部市政の8年間は、「官から民」「民間でできることは何でも民間」「全国一スリムな行政」をスローガンに、保育所の民営化、ごみ収集委託や包括委託、指定管理者制度を次々と推進し、一度に多くの職員が辞める保育園、「偽装請負」問題、チェック不十分な委託などの問題が明らかとなったことを指摘し、①職員数の推移と現状②公的責任、市民サービス低下の認識③委託等に対するチェックと専門性④災害時の対応⑤定員適正化計画の抜本的見直しについて質しました。
     答弁では、「少数精鋭の効果的・効率的な行政運営を進めることが直ちに公的責任や市民サービスの低下につながると考えていない」と無反省な態度に終始、災害時の対応では、ごみ収集業務を全て委託する姿勢を変えず、定員適正化計画は、「新たな計画を策定する時期」との認識を示しました。

    浸水対策―校庭貯留の検討、市独自施策は調査・研究

     昨年8月14日のゲリラ豪雨は、近年にない浸水被害となり、職員や地域の皆さんが昼夜分たぬ対応がされる一方で、市長は夏休みで門真に帰らず、現場でリーダーシップを発揮できなかった問題を指摘したうえで、①今日までの対策の検討状況と実施状況②雨水貯留浸透施設整備に関する促進施策の周知及び独自施策の実施について質しました。
     答弁では、①ゲリラ豪雨後すみやかに既存水路および公共下水道施設の堆積物調査等を行い、清掃作業を実施、既設水路の一時貯留などを検討し、脇田地区で公共下水道との接続を行った。
     今後については校庭貯留等の検討、民間開発等の雨水貯留施設設置指導など浸水対策に努める②雨水貯留施策に関する市独自施策の実施については、他市の助成制度について調査・研究していきたい、としました。

     

    安心して子どもを産み育てられるまちにするために認可保育所の増設は不可欠
    豊北ゆう子議員の一般質問

    子育て支援について

     景気が良くなってきたと言われているが、一部の投資家や輸出大企業であり国民には実感がなく、むしろ来年から引き上げが予定されている消費税増税でますます生活は苦しくなり、子育て世代においては共働き家庭が増えることが予想されます。
     豊北議員は、門真市の子育て支援について質問をしました。その中で毎年発生している保育所待機児童の実態と対策について市の姿勢を質しました。
     門真市では5月1日現在、公立・私立保育所に2027名、市から助成金を受けている認可外保育所4ヶ所には37名(年度末には園児は倍以上になる)、独自で運営を行っている認可外保育所1か所、ベビーホテル1か所があります。
     待機児童についての答弁では、10年120人、11年86人、12年76人(いずれも10月1日)で、13年5月1日現在では31名となっており、本市の人口推計では就学前児童数の減少が見込まれ、認可外保育所・幼稚園が定員に達していない状況であることから、それらの施設への情報提供やあっせん、補助をおこなっていると答えました。
     豊北議員は、門真市は認可外保育所を利用している保護者に、今年度から、認可園との保育料の差額の半分を補助しているが、それでも平均して年間12万円もの多くの負担になっている。 多くの保護者は認可保育所に入所させたいと願っていて、定員いっぱいで入れず認可外保育所に預けているのだから、認可外保育所の子どもたちも待機児童数にカウントすべきと指摘し、門真市に住むすべての子どもたちの保育を公平に保障するのは自治体の役割であり、認可保育所の増設は必要不可欠だと求めました。
     答弁では、今後ニーズ調査や子ども子育て会議の議論を踏まえて策定される「(仮称)門真市子ども・子育て支援事業計画」において、認可保育所の供給量についても検討していくとのことでした。

    幼稚園・保育所施設の耐震化求める

     12年度、本市小中学校の耐震化率は100%になりました。一方、就学前の子どもたちが通う施設の耐震化は未実施です。豊北議員は、幼稚園・保育所施設の耐震化に向けた施設整備を早急に行うよう求めました。

    幼稚園は耐震診断もまだ

     答弁では、南幼稚園と南保育園については建て替えの予定、その他の保育所については耐震診断をし耐震化が必要という結果が出ており、早急に対処し検討していく。幼稚園については、まだ耐震診断も行われておらず、これから耐震診断も含め必要な対応をしていくとのことでした。

     

    園部市長に不明瞭で不自然な中央小学校解体をめぐる諸問題を質問
    亀井あつし議員が一般質問

     亀井あつし議員は、一般質問で「中央小学校解体の不明瞭な問題について園部市長は、どう考えるのか」について質問しました。

    解体工事の市長決済について

    質問
     市立中央小学校解体に伴う施工や契約金8千2百万2千9百円に関する市長決済されたか。
    答弁
     市長の決裁を要した起案は2件、工事施工に係る起案が、21年11月11日、本工事契約締結に係る起案が21年12月4日に決裁された。

    埋め戻し方法の打ち合わせ記録なし

    質問
     ①場内の土で、埋め戻しをしたというのであれば、写真が無いとおかしいのに、基礎撤去処理や場内で発生した土の写真が無い。
     ②設計書にある基礎撤去後の埋め戻しに必要となる土の伝票も無い。
     ③設計と担当者との打ち合わせの上、場内で発生した土で埋め戻し方法についての打ち合わせ記録が無い。
     これらの不明瞭な点を園部市長はどのように受け止め、どのように考えているか。
    答弁
     明瞭に説明していると考えいる。今後とも、工事監理等について、一層の業務改善に努める。

    どうして無いのか、ハッキリしない、不自然でないのか

    再質問
     「建築に関する仕事は一通り理解しているつもり」と自負する、検査業務を指導する責任者が、「門真市工事検査実施要綱」に基づき本来すべき業務をきちんとされていなかった。 あれも無いこれも無いの一点張りで、どうして無いのか原因もハッキリとされない事について、不自然で不明瞭と考えるのは、私だけでしょうか?答弁を求める。
    再答弁
     指摘の本件について書類等の確認を行った結果として、工事書類等に関して反省すべき点があったことを踏まえ、先ほど答弁したとおり、明瞭に改善すべき点は改善を行って参らねばならないと認識している 。

    現在も調査中と答弁

    再質問
     市長は、中央小学校解体をめぐる問題について調査する考えがあるか、それとも無いのか。
    再答弁
     調査に関しては、現在も調査中であると認識している。