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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1976(2013年6月9日号)

    [2013.6.7] -[門真民報]

    少人数学級を求める意見書案に公明党・自民党が「乗れない」
    議会運営委員会で意見書案の調整結果報告

     今議会に日本共産党議員団が提案していた「少人数学級の実現を求める意見書」(前号に全文掲載)の取り扱いについて協議するため、議会運営委員会が29日開かれました。
     少人数学級の実施については、本市において来年度から35人学級の実施を目指し、今年度制度設計を行っているところで、国において少人数学級をすすめることで、さらに本市の少人数学級がすすめられることから、党議員団を代表し、亀井あつし議員が文部科学省と交渉を行ってきた経過もあります。
     こうした経過の中で、議会として政府に対し、少人数学級の実現を求めることは、本市の35人学級を後押しすることになることから、党議員団として各会派に賛同を求めてきました。
     議会運営委員会で福田議員は、その経過について報告しました。

    選挙政策で掲げながら、意見書は「乗れない」の矛盾

     本意見書に対しては、緑風クラブと門真市民クラブは「全会一致となるのなら賛成」との対応、無所属議員は賛成であることを紹介した上で、公明党と自民党については「乗れない」との対応であることを報告しました。
     理由は国で実施した全国学力・学習状況調査の結果検証を踏まえてとのことで、本市が先進的に実施しているにもかかわらず、議会が「様子見」というとんでもないものです。
     特に公明党は、2012年の衆院選の政策では「少人数学級の一層の推進及び定着化を図り、よりきめ細やかな教育を実現するため、義務教育段階における35人以下学級の実現を目指します。」と明確に少人数学級の実現を目指しています。
     党議員団が提案した意見書案に対し、「反対ありき」で賛同しなかったとしたら、公党の会派として大問題と言わざるを得ません。

     

    子ども発達支援センター整備工事の利用者の影響、安全確保について質す
    総務建設常任委員会開かれる

     総務建設常任委員会が3日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
     付託された案件は、門真市立こども発達支援センター整備工事請負契約の締結、公共下水道東田第一管渠築造工事請負契約の締結についてで、門真市立こども発達支援センター整備工事について①工事の概要②施設利用者への影響③施設利用者に対する安全確保について質しました。
     答弁では、①保育室・訓練室・事務室・医務室・トイレ等の必要書室の整備及び工事及び園庭整備、公共下水道の接続工事②③安全確保のための仮囲いで歩行エリア、車両通行が一部制限、利用者と動線が交錯しないよう中央門を工事専用門とし、施設管理者と随時、打ち合わせし円滑に進めたいとのことでした。
     福田議員は、門真市民プラザの施設管理者は指定管理者であることから、十分に打ち合わせを行い工事を進めることを求めました。

    ロビー機能の整備、緑のカーテン設置など、庁舎本館の施設改善を

     所管事項質問では、5月7日に移転した庁舎本館について①ロビーの機能が無いことからベンチ等の設置②窓が大きく西日の当たるところについて緑のカーテンを設置することを求め、答弁では、①来庁者のニーズ等を考慮し必要に応じて検討②現状の設備でどれくらい対応できるか検証としました。
     省力化の観点からも検討を求めました。

    幸福町・垣内町・中町まちづくり協議会の実態と市の関係について質す

     市役所周辺のまちづくりに関連し、「幸福町・垣内町・中町まちづくり協議会」について質しました。
     この協議会は、「公民協働によるエリアの再整備を行う仕組みの具体化を図ること」を目的に平成20年4月に設立されましたが、会議は今日までわずか4回しか開かれておらず、光亜興産株式会社が事務局、株式会社TEN設計がコンサルタントとして業務を遂行しているにもかかわらず、運営費用について全く発生していないという不自然な実態が明らかとなりました。
     また、「都市計画の提案や公共施設計画の企画・調査のための『まちづくり計画策定担い手支援事業』を実施している」としながら、成果品については、「市の事業ではないので本市に無い」との答弁でした。
     福田議員は、規約ではまちづくりに関する様々な検討業務を行うこととしながら、市がほとんど把握していないこと、委員会に向けての担当者とのやり取りの中でもわからない点が多かったことから、9月議会の委員会で改めて質していくとしました。

     

    「自治会でも2/3で議決する、憲法を1/2で変えるは問題」と参加者から
    市政報告懇談会で憲法の学習

     2日、日本共産党砂子・脇田支部は、南部市民センターで恒例の市政報告会を開きました。
     今回は、門真市長選挙の争点、6月市議会議案の説明、愛須勝也弁護士を講師に招いて憲法学習を行いました。

     愛須弁護士は、「憲法は国の権力者から国民の人権を守る為にあるもの」「憲法で縛られる側の権力者が窮屈だからと変えるのはおかしい。そんなことしたら、憲法でなくなる」と話されました。
     また、マスコミも注目した、6月2日付「しんぶん赤旗日曜版」の古賀自民党前幹事長が「憲法96条改正反対」記事を紹介しながら、改憲を主張する人からも問題点が指摘されていることを紹介しました。
     最後に、「私たち、一人ひとりにとって大事なことだから、しっかり学び、話し合いましょう」と訴えられました。
     参加者から、「私が加入している自治会は、総会で3分の2以上の賛成がないと議決出来ない。憲法を2分の1で変えるのはおかしい」と発言がありました。

     

    「門真子どもを守る市民の会」が第20回総会

     「門真子どもを守る市民の会」の第20回総会が、文化会館で開かれました。
     この会は、「子どもたちの豊かな成長を願い、環境・文化・教育をめぐる様々な問題を話し合い、交流を深め、励まし合い、解決のために互いに手を取り合い、努力を重ね発展させていくための運動をする」ことを目的に設立されました。
     総会では、12年度の活動報告・会計報告、13年度の活動計画・会計予算案について承認され、新役員が選出されました。
     その後、「3・11から2年 原発を考えよう」と題し、被災地を訪れたときのDVD鑑賞とフリートークが行われました。