[2013.5.24] -[門真民報]
議会委員会条例一部改正-第1回臨時会
門真市議会第一回臨時会が15日、16日に開かれました。
本会議では議長、副議長の選挙が行われました。
選挙の結果、議長には平岡久美子議員(公明党)、副議長には土山重樹議員(自民党)が選出されました。また、議会選出の監査委員には高橋嘉子議員(公明党)が賛成多数で選任されました。(共産党は反対)
また、常任委員会委員、派遣議員の選任が行われました。(「市議会の構成」を参照ください)
提出された案件は「土地開発公社の経営状況について」の報告1件、「平成24年度門真市一般会計補正予算」、「平成24年度門真市国民健康保険特別会計補正予算」、「平成24年度門真市税条例の一部を改正する条例」の3議案(専決処分の承認)については、全会一致で可決しました。
新委員会も市民の立場でがんばります
議員提出議案の「門真市議会委員会条例の一部改正」については、賛成多数で可決され、以下の通りになります。
・建設文教常任委員会 →文教常任委員会
・総務水道常任委員会→総務建設常任委員会
・民生常任委員会
日本共産党門真市会議員団は、新しい委員会でも市民の立場でしっかりチェックします。
浸水対策の一助-増補幹線6月14日から供用開始
大阪府では寝屋川流域における浸水対策を進めるため、2005年度より、寝屋川市、大東市、門真市の3市にまたがる区域の浸水被害軽減のため整備を進めてきた大東門真増補幹線、門真寝屋川(三)増補幹線などの3つの増補幹線が今年の6月14日より雨水の貯留を開始することになりました。
これにより、すでに雨水の貯留を開始していた大東(二)増補幹線と合わせて約10万立方メートルの雨水を貯留することが可能となり、3市で約1100㌶の区域で浸水被害の軽減が図られるということです。
これまで日本共産党は増補幹線の供用開始を急ぐよう議会や府との交渉などで要望していました。
「麻しん風しん混合ワクチン助成の実施
24年の風しんの患者発生数が首都圏で急増し、25年に入ってから24年の同時期と比較し20倍の報告数となっています。年齢群別患者報告では男性は30歳前半、女性は20歳代前半の感者数が多いことから、先天性風しん症候群(妊婦とくに、妊娠初期の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害をもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。これらの障害を先天性風疹症候群という)の発生も危惧されます。 それらの予防にはワクチン接種が最も有効であることから、門真市では、安心して産み育てることのできる子育て支援の環境整備の一環として、「麻しん風しん混合ワクチン」を実施するものです。
◎対象者
19歳以上の市民で・妊娠を希望している女性、妊娠している女性の夫(ただし、妊娠中の女性、MRワクチン・風しん単独ワクチン2回接種の方、明らかに風しんにかかったことがある方は除く)
◎自己負担額
女性・・・3000円
男性・・・1500円
◎接種方法
市内の取り扱い医療機関へ直接予約
◎ワクチン名
「麻しん風しん混合ワクチン」
◎実施期間
2013年5月15日~2013年9月30日
守口市では2014年3月末まで
お隣りの守口市では日本共産党議員が要望し、実施期間が2013年9月までだったものが2014年3月末までになりました。
門真でも実施期間の拡大が求められます。
第50回門真市民総合体育大会開催
19日、第50回門真市民総合体育大会開会式が門真市立市民プラザ体育館で行われ、競技に出場するたくさんの子どもたち、市民が集まりました。
大会は、軟式野球をはじめバレーボール、卓球、剣道、バドミントン、サッカー、グランドゴルフなど、15の競技種目で7月上旬まで熱戦が繰り広げられます。
スポーツは国民の健康で幸福な生活に欠かせません。国民の経済生活の安定をはかり、スポーツに親しむ諸条件を整えていくことは国の役割でもあり日本共産党もがんばります。
門真市では、新体育館建設計画がすすめられる一方で、市民グラウンドの確保が課題となっています。
開会式には、党市会議員団全員が来賓として出席しました。
想像力を育てることが作家の役割(作家 赤川次郎)-「九条の会・おおさか」講演会
17日、中之島中央公会堂において「九条の会・おおさか」が作家の赤川次郎氏を招いた講演会「エンタテイメントの中の戦争」を開きました。会場いっぱいの1200人を超える市民が聞き入りました。
同会呼びかけ人の松浦悟郎氏は、憲法は、会が発足した2005年と同じような危機にあるが、96条改憲が先行しかえって「憲法は誰が守るべきものなのか」が広がり始めていると指摘しました。
赤川氏は、最近の流行小説の殺伐とした風潮に触れながら「どんなに戦闘シーンを詳しく描写しても、本当の戦争の怖さを書いたことにはならない。」と指摘。創造力の大切さを説き「創造力が欠如すると人に頼ってしまう。これが一番危険。遠い未来を見通すことができないことは怖いこと。創造力を育てることが作家の役割であり、そういう作品を書いていきたい」と話しました。 閉会の挨拶で、宮本憲一・大阪市立大学名誉教授は橋下市長の暴言について、「日本人の恥、大阪の恥だ」と辞職を求める運動を呼びかけました。
講演会には、党議員団から、豊北ゆう子議員が参加しました。
(一部、しんぶん赤旗5月18日号引用)