[2013.5.3] -[門真民報]
南部地域の今後にとって重要な課題
大阪府営門真住宅まちづくり基本構想(案)示される
先日、大阪府と門真市が連携して検討を進めている「『大阪府営門真住宅まちづくり基本構想(案)』について」の方向性などの報告と説明が議会に対しておこなわれました。
報告では、構想を成案化のうえ、府において府営住宅の再整備に向けた具体的な検討を進め、入居者など関係者に、事業手法、スケジュールを提示する予定としています。
3つの方向性を示す
基本理念として、「周辺地域と連携した公共施設整備・定住環境の創出」を掲げています。
まちづくりの方向性
①安全・安心で地域の 活力と魅力向上のた めの環境づくり
門真住宅の早期耐震化をめざすとともに、環境への配慮や地域の活力と魅力を向上させるまちづくりに寄与する土地利用を図る。特に、若年ファミリー世帯向けの住宅を供給促進するなど多様な住宅を供給することにより、定住環境を創出するとしています。
②地域と連携した生活 支援機能・防災機能 などの導入
地域の高齢者や子育て世帯等の生活を支える生活支援機能や、北島地区と一体的に計画し、スポーツ機能や防災機能を有する公園の整備及び消防機能の再構築、商業・業務等の新たな都市機能の導入を図るとしています。
③地域の生活動線の改 善など公共空間の充 実
地域の生活動線の改善を図るため、従前の通行機能を確保しつつ、安全で快適な歩行者空間の充実を図るとしています。
府・市にみなさんの声を届け頑張ります
党議員団は、門真団地の建替えと北島市街化調整地域のまちづくり問題について議会で取り上げてきました。
府住建替え事業の完了時期はいつか、建物の耐震や防災上の問題、消防出張所移転や防災公園等の公共施設などさまざまな課題が山積しています。これからも党議員団は、地域のみなさんの声が活かされるように、大阪府や門真市に働きかけます。
参院選挙勝利に向けて事務所開き
山下よしき・たつみコータロー
4月27日、山下よしき参院議員・たつみコータロー府くらし雇用対策委員長の事務所開きが、大阪市中央区でおこなわれました。 たつみコータロー氏は、「アベノミクスは、民衆を助けるものでなく、一部の『民』(大企業・富裕層)を助けるもの。民衆を助ける政治を実現する為、大阪選挙区の風穴を開けたい」と決意を語りました。
山下よしき氏は、「自共対決こそ政治の本質。新しい政治を大阪から切り開いていきましょう」と訴えました。
門真から、吉松正憲市委員長と亀井あつし議員が代表参加しました。
参院選挙の大争点とし、国民多数の声で改憲派を包囲しましょう
「憲法変えたらアカン」の声を
66周年目を迎えた憲法記念日である5月3日、全国各地で集会が開催されます。
いま、憲法改定の第一歩として改憲手続きを定めた憲法96条の改定をねらう動きが強まっています。
参議院選挙の争点にもするという動きが自民党、維新の会などから出されています。
現憲法では、改憲の発議に必要な要件は「各議院の総議員の3分の2以上の賛成」となっていますが、それを「衆参両院の総議員の過半数の賛成」に緩和する方向の改定が提起されようとしています。
日本共産党は、改憲勢力が憲法改定という問題を参院選の争点として押し出してくるならば、今度の参議院選挙の大争点とし、「憲法改悪反対」という声を国民多数の声にして、彼らを包囲する選挙にしていく決意です。
国民が国家権力を縛る近代の立憲主義の立場
憲法96条改定の政治的なねらいは、改憲派の最大の目標である憲法9条改定に向けて、そのハードルを低くする、あるいは、国民に改憲の体験を積ませることで改憲に「慣れ」させることが目的です。
近代の立憲主義において、憲法というのは、主権者である国民が国家権力を縛るという考え方にもとづいてつくられています。
国家による権力の乱用から国民の自由を守る。これが憲法であり、立憲主義の立場です。 憲法改定の要件も、時の権力者の都合の良いように憲法を改定することが難しいようにされています。これは立憲主義の要請です。
日本の憲法は世界でも特別に変えにくいはウソです!
よく日本の憲法は“世界でも特別に変えづらい”ということがいわれますが、これはウソです。
例えば、アメリカは上院、下院の3分の2以上の賛成、さらに4分の3以上の州議会での承認が必要です。 フランスは、各院の過半数の賛成に加えて、両院合同会議の5分の3以上の賛成、そして国民投票という手続きが規定されています。
多くの国で、通常の法律をつくるよりも厳しい規定が設けられており、これは国民主権と立憲主義との要請に立ったものです。
日本だけが特別に憲法改定が難しい国であるという主張は、間違いです。
憲法改定は、時の政権党だけではなくて、そのときの野党も含めて、国会の圧倒的多数が合意してはじめて発議できる。これが立憲主義の当たり前の姿です。
住み慣れたまちで安心して暮らすために、井上まり子議員が議会で取り上げ実現
地域包括支援センターのマグネットの活用を
地域包括支援センターは、高齢者の方々が住み慣れた地域において、安心して生活を続けられるように支援を行う総合機関です。
けれども、「どこに相談に行けばいいのかわからない」という地域の方からのたくさんの声がありました。
この声を受け、日本共産党議員がくすのき広域連合議会で、井上まり子議員が門真市の議会で地域包括支援センターの周知を図る施策を提案し、昨年9月から、同センターのマグネットが活用されるようになりました。
しかしこのマグネットは、くすのき広域連合から各支援センターに680枚ずつしか配布されておらず、各地域支援センターでは、地域の集まりや訪問活動などで、まだ介護サービスを受けていない人を対象に配布するなどの活用で在庫が少なくなっているところもあるようです。
周知を図る上では、マグネットの活用は有効な施策であり、今後も引き続き活用し65才を超えた方には全員に配布されることが求められます。
地域包括支援センターの一覧(門真市)
小学校区域(門真みらい)
門真第1地域包括支援センター06-6780-0808
小学校区域(門真・速見)
門真第2地域包括支援センター06-6906-7077
小学校区域(大和田・古川橋・上野口)
門真第3地域包括支援センター072-800-0825
小学校区域(四宮・沖・北巣本・五月田)
門真第4地域包括支援センター072-887-6540
小学校区域(脇田・砂子・二島・東)
門真第5地域包括支援センター072-883-3334
市民プラザ東側の歩道拡幅され歓迎の声
市民プラザ内の汚水を下水道に流す接続工事に伴い市民プラザの東側歩道部分が拡幅されました。通行しやすくなった歓迎の声が寄せられています。
市政報告会に出席された方が「市民プラザに行く時、歩道が狭く通行しにくいので広くして欲しい」と要望が寄せられ、市に拡幅を要望していました。