[2013.4.19] -[門真民報]
「迂回寄付・所得税還付」 問題園部市長の責任は問われない?
年間60~80万円?所得税還付受ける
園部市長が代表者を務める「自民党大阪府門真市第一支部」に、自民党の門真市議会議員の佐藤親太氏が2010年までの6年間に総額3700万円を寄付する一方で、その全額がこの自民党支部から佐藤氏の後援会に寄付として「還流」され、佐藤氏はこの寄付によって年間60~80万円もの所得税の還付を受けていたことが新聞報道で明らかになりました。
制度を悪用した脱法行為とも言えるもので、3月議会で「議員政治倫理条例」案を提案した3会派(公明・自民・門真市民クラブ)の1人としてその責任が厳しく問われます。
脱法行為に 市長が協力?
同時に、「寄付を受けた自民党支部の代表者の園部市長の責任は問われないのか?」との市民の疑問の声が広がっています。
市民の貴重な税金を預かり市民サービスとして還元するべき立場の市長が、市議会議員の脱法行為とも言える迂回寄付による所得税の還付に協力していたとしたら、その責任は免れません。
堂々と書かれた園部市長の「自民党門真市第一支部長」の肩書き
6月の門真市長選挙に出馬表明している園部市長と自民党幹事長の石破氏の連名ポスターが貼られだしています。
支持率が好調の自民党を前面に押し出して、市長選挙を有利に進めようというものです。
しかし、よく見ると園部市長の肩書に「自民党大阪府門真市第一支部 支部長」と書かれています。
「自民党大阪府門真第一支部」その代表者が現在も園部市長であることをあらためて示しています。
消費税増税でなく、庶民の懐をあたたかく
くらし・雇用対策委員長 たつみコータローが訴え
11日、たつみコータロー参院大阪選挙区、府くらし・雇用対策委員長が、大和田駅や府営住宅周辺で街頭から訴えました。
株価が上がって景気がいいような表現がされるが、庶民の暮らしはどうか。また、百貨店では売り上げが上がっていると言われているが、売れているのは、貴金属や輸入バック、地域のスーパーでは、12ヶ月連続で売り上げが減少している。非正規雇用が3人に1人。日本の経済を支えているといっても過言でない。賃上げや、雇用改善することが重要と力説。「庶民の立場に立って、日本の経済を考えれば、消費税増税はしたらあかん!この当たり前の声を大きくしていきましょう。選挙前も後もブレナイ日本共産党を大きく躍進させて下さい」と訴えると、窓から「共産党がんばってや」と激励の声がかけられました。
古くなった水道管大丈夫?門真市は基幹管路の耐震化を優先と説明
市民から、「一般新聞に、『老朽水道管』問題の問題について掲載されていた。門真市の水道大丈夫か」「全国各地で、水道管が破損して道路が陥没している。門真市の場合、心配ないのか」など問合せがありました。
さっそく党議員団は、法定耐用年数(40年)を超えた水道管の現状について、市水道局に聞き取りをしました。
法定耐用年数を超えた経年化管路率は、30・5%。大阪市を除く府下市町村の平均16・7%を大きく上回っています。(大阪市を含む府総計では、20・5%、府下下から6番目)
基幹管路の耐震化適合率の状況は、42・1%。大阪市を除く府下市町村の平均23・3%と ポイントを上回っています。(大阪市を含む府総計では、25・8%、府下6番目)
現在、門真市は、「老朽水道管」の更新について、ライフラインの確保の立場から、基幹管路の耐震化を優先した事業計画になっていると説明がありました。
市立幼稚園で入園式 北巣本・浜町幼稚園の存続を!4園のまま内容の拡充をすべき!
10日、市立幼稚園の入園式が各幼稚園で行われ、豊北ゆう子議員が北巣本幼稚園の入園式に出席しました。
教育委員会は、北巣本幼稚園と浜町幼稚園の保護者の「幼稚園を存続させてほしい」という願いに反して、12年8月に、4歳児募集停止を決定し、今年度は北巣本幼稚園と浜町幼稚園では5歳児のみとなりました。
園児数が減少したことを理由に、教育委員会は4園から2園にして園児の増加を図るとしていましたが、今年度は南幼稚園が4歳児13名(昨年度18名)、大和田幼稚園が4歳児30名(昨年度38名)です。
このように、2園の4歳児募集停止をしても、他の2園で園児は、以前と比べて増えるどころか減少しています。 教育委員会は、内容の拡充をすれば増えると言っていますが、それなら、4園のまま拡充を図るべきではないでしょうか。
守口市門真市消防組合
東部出張所が開庁式
12日、守口市門真市消防組合守口消防署の東部出張所の開庁式が行われ、党市会議員団全員が開所式に出席しました、
同施設は、庭窪出張所と大久保出張所を統廃合した新庁舎です。
庁舎は、鉄筋コンクリートの4階建です。消防活動だけでなく4階には防災教育などを行う研修室を備えています。