[2013.3.1] -[門真民報]
新年度予算
35人学級実現に向けた制度設計学校図書館に専任司書の配置
3月議会に向け議会運営委員会開かれる
2月26日開会の第1回定例会(3月議会)に向けた議会運営委員会が19日開かれ、提出予定案件(報告1件、条例17件、予算8件の計26件)の理事者説明後、取り扱いについて協議しました。
子ども医療助成(入院)の拡充は通院含め拡充を!
条例では、門真市立さつき園及び門真市立くすのき園に新たな機能を加え「門真市立こども発達支援センター」として整備し、門真市民プラザ内に設置する条例制定は、施設内容など慎重な審査が求められます。
入院に限り医療費の助成制度を小学校6年生まで(現在小学校3年生まで)拡充する条例改正は、一歩前進ではあるものの、通院も含めたさらなる拡充が求められます。
職員の人事評価を相対評価で行い処遇(勤勉手当)に反映させる職員給与条例の改正は、職員が意欲を無くし市民サービス低下が危惧されます。
正予算は「緊急経済対策」にふさわしいものに
12年度一般会計補正予算では、国の「緊急経済対策」の補正予算に伴い、「地域の元気臨時交付金」7億5587万1千円が交付されますが、その内の7億4854万円を旧ダイエーと旧第1中学校の買収補償費として活用することとしており、「緊急経済対策」として適切な活用かどうか、慎重な審査が必要です。
般会計予算の総額は531億円、求められる慎重な審査
新年度(13年度)一般会計予算の総額は、531億1400万円で、前年度に比べ約50億円の減となっていますが、
土地開発公社債務整理事業約37億円の減と補正予算約19億円を含めると、ほぼ前年並みの規模となっています。
小中学校の図書館ににそれぞれ1名(2校を担当)の専任司書の配置、35人学級の実現に向けた制度設計の予算などが計上、学力向上対策委員会の提言、党議員団がこれまで求めてきた内容が反映されています。
インターネットを活用し、本会議の録画配信を実施する議会インターネット中継事業は、議会改革協議会での議論を経て実施するものです。
門真市立総合体育館建設事業は、基本設計・実施設計を行うもので、市民意見をしっかり反映することが求められます。
生活保護適正化推進事業は、給付抑制でなく、法令順守が求められます。
会期は3月22日までの25日間、2月26日の本会議は市長の施政方針説明、3月7・8日の本会議は各会派の代表質問が行われ、福田英彦議員が議員団を代表し、質問に立ちます。
各常任委員会では、条例や予算など、慎重に審査していきます。
「政務活動費」への条例改正は、使途の透明化と市民チェックができるものに!
法律改正に伴い「政務調査費」から「政務活動費」への条例改正について福田議員は、法改正の問題点を指摘し、大阪弁護士会や全国オンブズマン協議会の指摘事項を反映し、透明性を確保するために使途の明確化やパブリックコメントの実施、ホームページでの公開など検討するよう議長に求め、「今後検討していく」と方向性が示されました。
2013年度の主要な重点事業
○議会インターネット中継事業 184万8千円
(インターネットを活用し、本会議の録画配信)
○乳幼児等医療助成事業 300万円
(入院に限り医療費助成を小学校6年生まで拡充)
○子ども悩み相談サポート事業 527万5千円
(サポートチーム配置し、問題行動の対決図る)
○きめ細かな指導を実現する35人学級事業 4千円
(35人学級実現に向けた制度設計)
○学校司書配置事業 196万3千円
(小中学校それぞれ1名の専任の学校司書を配置)
○中町地区整備事業 12億1,728万6千円
○幸福町・垣内町地区整備事業 6億1,642万円
(住宅市街地総合整備事業による建物補償費等)
○(仮称)門真市立総合体育館建設事業 4,401万円
(2016年度内開設に向け総合体育館の設計)
○生活保護適正化推進事業 1,579万1千円
(生活保護情報専用ダイヤルの開設)
維新の会の反動的暴走、自民・民主・公明の弱者いじめの政治から平和・人権・国民生活を守ろう!
2・20参院選勝利、総決起集会
2月20日、日本共産党大阪府委員会は市田書記局長を迎えて、「2・20参院選勝利、総決起集会」を大阪市内で開きました。
誰もが人間らしく働けるルールが必要
新しく党書記局長代行に就任した山下よしき参議院議員は、「安倍総理は所信表明で『わが国は危機的な状況にある』『どれだけまじめに働いてもくらしがよくならない』と言ったが、誰がそうしたのか。
労働法制を次々改悪し派遣社員や期間社員などの労働者をこんなに増やしたのは、自民党ではないか。その自覚も反省もない政権に国民のくらし、日本の経済を任せるわけにはいかない。政治の責任で大企業のリストラに待ったをかけ、誰もが人間らしく働けるルールをつくることが必要。
そのために日本共産党を伸ばしてほしい、『困った人をほっとかない、あったかい人間の連帯を国の政治に』をモットーに頑張ってきた。再び国会で働かせて下さい」と挨拶しました。
たつみコータロー氏
弱者いじめと真正面から対決できるのは私だけ
大阪選挙区予定候補のたつみコータロー氏は、「今、くらし、平和、民主主義を守るたたかいがどこでも展開されている。
住吉市民病院存続や原発ゼロ、そして大阪市職員への「思想調査」問題では55人の裁判闘争が周りの職員に勇気を与え、原ています。
参院選は人権や民主主義を守る歴史的なたたかいになる。
『維新の会』の反動的暴走や、自民、民主、公明の弱者いじめと正面から対決できるのは日本共産党の私しかいない、橋下市長の高校ラグビー部後輩として彼らの悪政をストップさせます」と、力強く訴えました。
共産党の主張が政治を動かし大きな流れになっている
市田氏は政治の表層では、反動的逆流が猛威を振るっているように見えるが、深部では「財界中心、米国いいなりという政治の二つのゆがみ、古い自民党型の政治が崩壊的危機に陥っている」と強調。
経済問題では、大企業に貯め込まれた内部留保の一部を活用するだけでほとんどの企業で賃上げが可能になると解明し、日本共産党の主張が最も常識的で誰もが納得する考えではないかと力説しました。
政党間の力関係は固定的でなく流動的であり、今度の参議院選挙で比例での5議席絶対確保を党と後援会の共通目標にし繋がりを活かし、たつみコータロー氏の議席を確保しようと訴えました。
英語と全身で、自分の 思い伝える子どもたち
英語プレゼンテーションコンテスト
2月24日、第2回門真市中学生英語プレゼンテーションコンテストがルミエールで開かれ、福田英彦議員、豊北ゆう子議員が出席しました。
プレゼンテーションコンテストは、「英語力の向上」の一環として実施され、地域や世界で活躍することのできる人材を育成することを目的として昨年度から行われています。
中学1、2年生を対象に、今年度は367人の応募の中から選ばれた17人が、テーマを決めて、家族のこと、友達のこと、宇宙のこと、命の大切さなどそれぞれの思いを、個別に表した模造紙を使って英語で発表しました。子どもたちの英語力と全身で伝えようとする表現力に素晴らしいものがありました。
発表の後、審査が行われ最優秀賞、優秀賞が選ばれ、夏に海外研修が行われることになりますが、税金の使途や公教育の機会均等の観点からも問題があることが指摘されています。
3月10日 さよなら原発 関西2万人行動 (中之島公園)