[2013.2.8] -[門真民報]
歩道のない危険な道路の整備は切実
都市計画変更は安全な道路の整備を前提に!
2回都市計画審議会開かれる
第2回門真市都市計画審議会が1日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
審議案件は、東部大阪都市計画道路(大阪府決定)の変更についてで、門真市南西部の桑才新町が終点となっている都市計画道路「深野大阪線」を廃止するというものです。
「廃止」と言っても、道が無くなるわけではなく、拡幅の計画を廃止するものですが、門真市域では歩道が確保されていることから(写真①)、採決では賛成しました。
門真市域の深野大阪線(写真①)
歩道が未整備の深野南寺方大阪線(写真②)
しかし、この道路は、中央環状線を東に進むと、「深野南寺方大阪線」となりますが、一部を除き歩道が整備されておらず(写真②)、大型トラックが頻繁に通行し大変危険なことから、歩道の整備が切実に求められています。
この道路都市計画決定の変更や廃止についても大阪府で協議されていることから、都市計画決定(拡幅計画)が無くなると、歩道整備が難しくなることが危惧されることから福田議員は、市の今後の歩道整備に対する姿勢について説明を求めました。
市も安全確保のための歩道整備は重要との認識を示しましたが、歩道をしっかり整備することを前提に、今後も大阪府と協議することを求めました。
この他、生産緑地地区の追加指定に関する取扱い案が示され、質疑の後全員異議なく確認されました。
報告案件では、淀川左岸線延伸部について、門真市決定の都市計画道路の見直しの進捗状況について説明がありました。
説明では、門真市決定の都市計画道路で長期に未着手となっている路線の見直しを7月の都市計画審議会で行おうというものですが、その間に都市計画審議会の予定はなく、「お墨付き」を与えるだけの都市計画審議会とならないよう住民説明の案の策定前に都市計画審議会を開くことを求めました。
安全・安心な道路整備は、門真市全域で切実に求められており、党議員団は今後議会においても取り上げていきます。
公害環境デー・第41回府民集会
「みんなで考えよう!環境とエネルギー・ 行動しよう!原発ゼロをめざして」
1月26日、第41回公害環境デーがエルおおさかで開かれ、党議員団から豊北ゆう子議員が参加しました。
今回の公害環境デーは、原発の問題点と原発ゼロへの取組みとともに自然エネルギー推進・省エネ・低エネルギー社会への道筋と展望を明らかにすること「みんなで考えよう!環境とエネルギー、行動しよう!原発ゼロをめざして」を中心スローガンとし、3つの(ワークショップ)研究発表が開催されました。
実行委員会事務局の中村毅氏は、昨年の衆議院選挙の結果にも触れながら、公害や環境問題、原発ゼロなどの府民運動をいっそう粘り強く取り組み、様々な国民運動と手を携えて、運動を発展させ要求実現の展望を切り開いていくことが大事だと語りました。
被害者救済運動では、泉南アスベスト国賠訴訟、寝屋川の廃プラ公害の根絶に向けた取り組み、道路公害に反対する運動、ぜんそく被害者の救済運動が報告され、道路公害については、第2京阪国道建設に対し「孫子の代まで誇れる道路」をめざしてたたかわれた住民運動や泉大津での運動などが紹介されました。
公害補償がなくなることにつながる自動車重量税の廃止は問題との訴えもありました。日本共産党は公害をなくしていくためにこれからも力をつくします。
南部市民センター・開館時間が9時からに!
4月から、南部市民センターの開館時間が、現在の9時30分を9時に変更することになり開館時間が拡大されます。
(貸館業務は9時30分で現行と同じです。)
亀井あつし議員が市民の要望を受けて、昨年の6月議会で本庁と同様9時から開館するよう市に求めていました。
党議員団は、今後もさらに市民サービスの拡充を求めていきます。