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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1955(2013年1月13日号)

    [2013.1.11] -[門真民報]

    萱島駅(門真市側)のバリアフリー化 歩道の危険な段差解消を求める
    豊北ゆう子議員の一般質問

     豊北ゆう子議員は、12月議会の一般質問で京阪萱島駅門真側のバリアフリー化、門真市における歩道の段差問題について質問しました。

    一日も早く萱島駅門真側のバリアフリー化を

     現在、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(2006年12月に施行)によって、門真市の京阪電車各駅には、エレベーターが設置されバリアフリー化が図られているが、萱島駅については、川を挟んで東口は寝屋川市、西口は門真市とに分かれており、まだ寝屋川市の方にしかエレベーターは設置されていません。門真側からエレベーターを利用するには、急な勾配を超えて行かなければならない等困難なことから、豊北議員は一日も早く門真側へのエレベーター設置を求めるとともに、市としてこの現状をどう受け止めているのか質しました。
     答弁では、「利用者に不便をおかけしているとの指摘をいただいており、これまでも鉄道事業者へ要望しております。高齢者、障がいのある人など、それぞれの地域で安心して暮らすことが求められていることから、駅舎のバリアフリー化の推進は必要であると認識しており、引き続き要望していく。」とのことでした。

    府道守口門真線と第3水路の交差点の段差解消、安全な歩道を求める

     門真市における歩道段差の現状は、特定道路については、2㎝以内と決められ整備が完了しているが、それ以外の道路においても要望があれば必要に応じて対処していくとのことでした。 
     府道守口門真線と門真第3水路の交差点の歩道は約35cmの高さがあり階段がついたもので、幅は約6mもあり、車いすの方などは避けて車道を通るなど、非常に危険である状態が長年続いていることから、本歩道の段差解消を求めました。
     答弁では、2011年度より進めている整備計画の中で自転車歩行者道として段差の解消を図っていくとのことでした。今後も安全安心な歩道確保に向けて取り組まれるよう要望しました。

     

    市民が申し入れ
    市立養護老人ホーム跡地は売却でなく、市民の要望を尊重すること

    12月26日、市民から、「市立養護老人ホーム跡地活用についての要望書」が、245名の署名とともに市長宛に提出されました。


    北村副市長に要望書を手渡す市民のみなさん

    【要望項目】
    1. 市立養護老人ホーム跡地は売却でなく、市民が利用できる場所として整備すること
    2. 跡地活用にあたっては、十分に市民の声を聞き最大限尊重すること

     要望書提出には、党議員団から豊北ゆう子議員が同席しました。
     市立養護老人ホームは、2012年3月末に廃止となり、跡地活用が問題となっています。
     来庁した市民からは、「この土地は市の財産であり、市民の大切な土地です。門真市は黒字財政と聞いているが、なぜ市民の土地を売らないといけないのか」「門真市は定住する魅力が少ない」「東部の環境・施設をよくしてほしい」「緑が少ない」「門真市は決まったことを広報に載せるだけ、要望をどこまで聞いてくれるのか」「子どもやお年寄りが集える場所、児童館など必要」等意見が出されました。
     市長が不在のため、代わりに要望書を受け取った北村副市長は「市長も広場をつくることが大事。平面の緑も重要」「道を整えて碁盤の目にしていき、人々が暮らしやすいまちづくりをすすめ、定住化を図ることが重要と考えている」「要望書は確かにお受けいたしました。跡地利用は、これから専門家も入れて何が適切なのか検討していく。今まで議会で答弁していることが、現段階での見解です。」と答えました。
     門真市は、今後の跡地活用を売却先にあり気でなく、今回出された市民からの要望書をしっかり受け止め、市民要望を尊重し跡地活用を進めるべきです。


    弁天池公園の中の白い部分が市立養護老人ホーム跡地

     

    市民に相談することなく「ふれあい巡回バス」を3月29日で終了へ!

     「広報かどま」1月号の6頁に、「3月29日で終了 ふれあい巡回バス運行」の記事が掲載され、市民の方から問い合わせが相次いでいます。

     ふれあい巡回バスは、高齢者(60歳以上の人)、障がい者(児)、妊産婦の方を対象に、無料で利用できるバスで、コミュニティバスの運行開始により運行ルートが再編がされましたが、バス路線の再編については、不便となる地域もあり、運行経路の見直しなど、「充実して欲しい」との切実な声が寄せられていました。
     こうした声を受け党議員団は、昨年2月17日、「コミュニティバス、ふれあい巡回バスの充実を求める要望」を市民の方とともに市対しに行っていました。

     市は運行終了の理由について利用者が僅かしかいないことをあげていますが、再編後一年しか経過しておらず、拙速に結論を出すのではなく、運行経路の見直しをはじめ、市民のみなさんからの声をしっかり聞く中であらゆる方策を検討していくことが求められていました。

    市民に相談せず終了は、「市民に寄り添う市政」「幸福度の向上」と相容れない!

     また、今回の運行終了に伴う代替の措置や高齢者、障がい者(児)、妊産婦の方への施策充実などの方向は全く示されていません。
     市民に相談することなく、ふれあい巡回バスの運行を終了させることは、「市民に寄り添う市政」(3月議会・市長の施政方針)、年頭に市長が掲げた「幸福度の向上」とも全く相容れないものです。
     党議員団は、今回のふれあい巡回バスの運行終了について、当該地域のみなさんのご意見等を聞く中で、拙速に運行終了するのではなく、運行経路の見直しなどを行っていくことを求めていきます。
     みなさんからのご意見ご要望など、党議員団までお寄せください!

     

    円滑運営対策費など、低所得者への負担軽減制度の充実求める
    くすのき広域連合議会開かれる

     くすのき広域連合議会が昨年12月27日開かれ、福田英彦議員、豊北ゆう子議員が出席しました。
     まず、2011年度の決算認定について審査されました。
     豊北ゆう子議員は、介護保険サービスの提供を行う社会福祉法人が、低所得で生計が困難な方に対し行った利用者負担の軽減に対し一部をくすのき広域連合が助成する「円滑運営対策費」について、予算120万円に対し、決算額が40万3千円となっていることから、制度の概要や対象者数、補助が執行された法人数などについて質し、制度が利用しにくい中身となっていることを明らかにしたうえで、見解をただしました。
     答弁では、「今後更なる事業の拡充を促すため、国・府に財源の拡充を求めるとともに、減額対象の要件の緩和など、事業の更なる充実を図られるよう働きかける」としました。
     福田英彦議員は、大阪府介護保険基盤緊急整備に対する補助額1億7663万8千円について、制度概要や補助内訳について質し、執行にあたっての検査など、引き続き適正な執行を求めました。
     また、「高額介護サービス費」「高額医療合算介護サービス等費」「特定入所者介護サービス費」について過去三年間の決算額、対象となる被保険者の申請漏れが無いようにするための対応などについて質しました。
     この他、国の法律改正に伴う条例制定2件、12年度補正予算について提案され、全会一致で可決されました。
     議会終了後、全員協議会が開かれ、今後の介護保険事業の運営について説明が行われました。事業運営に関する情報を開示し検証することが求められます。