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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1954 2012年12月30日/2013年1月6日 合併号

    [2012.12.28] -[門真民報]

    謹んで新年のお慶びを申し上げます   日本共産党門真市委員会

    12月議会終わる みなさんの声を議会に届けました

    第4回定例会(12月議会)は11日から始まり、20日に閉会しました。
     門真市立運動広場建築物等撤去工事請負契約の締結などの契約議案、門真市暴力団排除条例の一部改正など条例議案、一般会計補正予算、国民健康保険特別会計補正予算などが提案されていました。
     議員提出議案の「防災・減災体制再構築推進基本法(防災・減災ニューディール基本法)の制定を求める意見書」など2つの意見書が採択されました。

    市民プラザ指定管理  「管理料」安すぎ  サービス大丈夫?

     「門真市立門真市民プラザの指定管理者の指定」については、指定しようとしている奥アンツーカ株式会社が、生涯学習施設の管理実績がほとんど無い。指定管理料が安すぎで、サービスの後退が危惧される等の理由で反対しました。
     門真市民プラザの指定管理者の指定に伴う債務負担行為も計上されていたことから、一般会計補正予算についても反対しました。

    大型公共工事のバラマキ問題指摘

    「防災・減災体制再構築推進基本法の制定を求める意見書」は、公明党が10年間で100兆円の事業を創出する集中投資を行い、防災力の強化に加え無駄な公共事業推進が危惧される。自民党も「国土強靭化基本法案」は、10年間で200兆円もの公共事業を行おうとするもので、バラマキの「土建国家復活」が危惧される。
     自・公政権が発足するが、文字通り「東日本大震災の教訓を踏まえ国民の生命・財産を守るために国を挙げた防災・減災体制の再構築」を強く求めた上で、賛成しました。

    豊北ゆう子議員
     ①萱島駅の門真側の バリアフリーについ て
     ②歩道の段差解消に ついて
     *豊北ゆう子議員の一般質問の詳細記事は次号に掲載します。

    小中学校での「いじめ」への対応、問題だらけの授業アンケートについてただす

    福田英彦議員の一般質問

    「いじめ」をとめることは日本社会の切実な問題

    福田議員は、「いじめ自殺」が各地で起きる中で、深刻化する「いじめ」をとめることは、日本社会の切実な問題だとし、①文科省の緊急調査結果の概要②本市の現状と認識③文科省通知にもとづく今後の対応についてただしました。
     答弁では、①認知されたいじめは全国で127,638件、大阪は1,982件、重大な事態に至る恐れのある事案は全国で232件、大阪で8件②本市の認知件数は小学校116件、中学校14件で児童生徒同士の関係や個々の状況を把握し、家庭や関係機関と連絡を深める中で、ほぼ解消に至っている③アンケートに加え、未然防止及び早期発見・早期対応のため、全教職員で対応することを指導していくとともに、研修等を実施し学校支援に努めるとしました。

    授業改善につながらない「授業アンケート」の問題明らかに

    小中学校で実施されている「授業アンケート」について「授業改善につながらない」と、回答しない旨を先生に伝えた保護者の声を紹介した上で、①実施の目的を正確に書いていない②実施機関が市教委であることが記述されていない③子ども、保護者の名前を記入する必要はない④子ども・保護者と教員に「対立関係」を持ち込むもの⑤授業に矮小化し、学校行事や学級作りが軽視される⑥校長・教頭はじめ教職員に新たな無駄な負担を押し付けることなどの問題点についてただしました。
     答弁では、①②今年度は人事評価に結びつけるものでなく、活用も管理職の指導助言に限定される③授業の状況をより正しく反映した授業評価が可能④保護者の苦情が増加傾向、で声に耳を傾け信頼関係を築いていくことが求められる⑤これまで学校行事、学級作りも判断材料としてきた⑥できるだけ学校の負担を軽減するよう検討しているとのことでした。
     この答弁に対し、府下では反対を表明する教育長や学校長、実施しない学校があることを紹介し、①アンケート実施は強制なのか②授業評価に使用し試行であることなど等触れていないことは問題③自由記載欄がないことは矛盾④改善が必要と考えていないのかについて再度ただしました。
     答弁では、①府の通知によって実施している②試行であることにふれていないことは問題ない③保護者、生徒の回答しやすさを考慮した④課題が明らかになった時点で要望する、としました。
     質疑を通じて問題点が明らかとなった「授業アンケート」について、今後も注視していきます。

    「門真レンコン」を「なにわの伝統野菜」に

    亀井あつし議員の一般質問

    亀井あつし議員は、門真の伝統と歴史を守る立場から、①「門真レンコン」を大阪府が取り組んでいる「なにわの伝統野菜認証制度」へ申請すること、②門真の原風景を守る立場から農地保全について、③水郷の面影が残る北島町の水路整備の取り組みの状況について一般質問をしました。

    伝統野菜に名を連ねられるように努力したい

    答弁(大要)
     「なにわの伝統野菜」について本市としては、特産物である「門真レンコン」が全国へ向けてのPRとなる有効な手段の1つとして考えており、生産者から提供してもらった資料をもって大阪府と協議しているところ。
     承認の基準の証明が課題となっているところ。
     「門真レンコン」が認証されることによって、更なる付加価値の高まりが期待されているものと考えており、「なにわの伝統野菜」に名を連ねるられるように努めたい。

    国の動向も注視し農業の担い手育成等農地保全に繋げた

    答弁(大要)
     国の動きも注視しつつ、農業の振興を図る今後の取り組みとして、第5次総合計画に基づき、特産物であるレンコン、クワイをはじめ農産物の付加価値やブランド化を進めるとともに、農業の担い手の育成支援などに努めることにより、農地の保全につなげていきたいと考えている。

    北島町のヒナダなど2014年以降に水路の整備に着手

    答弁(大要)
     計画から維持管理まで地域の代表者にも参画をしてもらい、要綱に基づき、門真第9水路整備調整会議を本年2月に設置。 
     その後、5月と6月に整備方針に関する地元説明会を開催し、市からはヒナダや太鼓橋などの歴史的な面影を取り入れた親水空間の整備方針の提案を行い、住民からも活発な議論があり、意見も聞いた。
     今後、市の方針と地域の意見などをもとに、
    概略的な設計を行う中で整備の具体的なイメージを作成し、地域との協働により、調整会議などにて、一定の整備方針を、決めたいと考えている。 
     現在この地区において、水路への家庭雑排水の流入の解消を目指し、公共下水道整備を進めており、26年度末にはほぼ完了する予定。その後に具体な整備などに着手したいと考えている。