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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    2012年12月議会 豊北ゆう子議員の一般質問・答弁

    [2012.12.21] -[議会活動]

    京阪萱島駅の門真側のバリアフリー化について

     門真市は東西に京阪電車が通っており、西三荘駅、門真市駅、古川橋駅、大和田駅、萱島駅と5つの駅が設置されています。

    2006年12月に施行された「高齢者、障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー法)の施行によって、バリアフリー化が促進され、現在各駅にエレベーターやスロープが設置されるようになり、高齢者や障がい者また、けがをした人、妊婦さんやベビーカーに子どもを乗せたお母さんなどが利用し、大変喜ばれております。

    けれども、萱島駅は駅自体が川を挟んで、東口(寝屋川)、と西口(門真)とに分かれており、エレベーターがついているとは言え、東口(寝屋川)の方だけですので、西口の方からだと急な坂を大変な思いをして登らなければ、東口のエレベーターの場所には行けません。

     この状態がずっと何年も続いているわけであります。これまでも、議会でも何度も問題となって取り上げられています。

    私が、よく見かける方は両方の足に力が入らず、松葉づえを両方の腕でついて、萱島駅を利用されています。朝も早い時間にいつも決まった時間に利用されているので、お仕事に行かれる途中だと察します。この方が階段の所で片方の腕に松葉づえを抱え、もう片方の腕で手すりにしがみつくように階段を上がっていかれる姿を見ていたら、一日も早く、エレベーターの設置か、それが無理ならエスカレーターでもいいから、つけられないものかと思うわけです。もちろん、この方だけのためでなく、誰にでも不便のない社会にしていくためにも、思うわけです。

     門真市は、これまでも、「どのような方策が有効か研究もしつつ事業者に要望していく」と議会で答弁されていますが、今の現状と課題についてお聞かせください。また、市としての今後の考え方、取り組みについてもお聞かせください。そして、市として、一日も早く萱島駅門真側のバリアフリー化が図られるよう、いっそう努力していただきますよう、要望いたします。

    【都市建設部長の答弁】 

     豊北議員ご質問の萱島駅の門真側バリアフリー化についてご答弁申し上げます。

    まず、現状と課題についてであります。現在、京阪西三荘駅、門真市駅、古川橋駅、及び大和田駅につきましては、バリアフリー化が図られております。議員ご指摘の萱島駅につきましては、本市側はバリアフリー化がされておらず、高齢者や障がい者の方々が当駅を利用される際、御不便をおかけしているとの御指摘をいただいておることから、これまでも鉄道事業者へ要望しております。 

    次に、市としての考え方、取り組みについてであります。まず、考え方としましては、高齢者、障がいのある人など、それぞれの地域で安心して暮らすことが求められていることから、当然のことながら、駅舎のバリアフリー化の推進は必要であると認識しております。引き続き、当駅のバリアフリー化に向け、鉄道事業者に対し要望して参ります。 

     

     歩道の段差問題について 

    高齢者や障がい者等の移動等円滑化を図るため、本市におきましては、日頃から、市域のバリアフリー化に努めていただいていると思います。

    歩道の段差というのは、車道と歩道を明確に分け、歩行者の安全を守るために必要だと認識しております。

    車いすの方にとっては少しでも段差はないほうが安全であり、視覚障がい者の方にとっては歩道と車道の識別が確認できなければならないため、非常に難しい問題だと存じますが、本市での現在の状況と、今後の考え方をお聞かせください。 

    最近では、健康増進のため散歩をされる方も増えています。新しくできた歩道を散歩されている市民の方からは、もう少し段差を緩和できないものかとの声をお聞きすることがあります。全国でも段差の解消を図っていく傾向にもあります。その点についても今後の市のお考えをお聞かせください。 

     最後に、府道守口門真線と門真第3水路の交差点についてですが、23年度に北側が整備され、交差点の安全が図られ市民のみなさんに喜ばれています。しかし、南側については、現在、ガス管や水道管が通っているため階段がついた大きな段差となったままであります。足の不自由な方や車椅子の方は約6mのこの部分を通るときは、車道に出て通っているのが実情です。一日も早く、この危険な状況を解消するべきだと考えます。今、門真第3水路の整備計画が進められていますが、その中で改善が図られるのか、進捗状況について伺います。今後とも市民にとって、安全安心な歩道の確保に努めていただきますよう要望し質問を終わります。

    【都市建設部長の答弁】

     次に、歩道の段差問題についてであります。 本市の歩道の段差の現状といたしまして、門真市移動等円滑化基本構想に基づく特定経路につきましては、古川橋駅及び大和田駅などの各駅で既にバリアフリー化されております。 

    歩車道の段差は高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の規定により、車いす利用者が円滑に移動でき、かつ視覚障がい者が歩道を認識するためとして、2センチメートルを標準として整備しております。  

    それ以外の歩道でも、自治会等より段差改良の要望があった際、現場状況等調査し、必要に応じて対応して参ります。  

    また、議員ご指摘の天辻南西角の府道守口門真線と門真第3水路の交差部の段差につきましては、23年度より進めております門真第3水路整備計画の中で自転車歩行者道として、段差の解消を図って参りますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。