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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1941(2012年9月30日号)

    [2012.9.28] -[門真民報]

    規則改正で北巣本・浜町幼稚園の4歳児募集停止は許されない!ー建設文教常任委員会開かれる

    建設文教常任委員会が18日開かれ、党議員団から福田英彦、豊北ゆう子議員が出席しました。
     一般会計補正予算にでは、四宮小学校用地で借地部分の895㎡を農水省から2630万6千円で購入する根拠等について、第一中学校の解体工事に関する補正については住民説明やアスベスト対策等について質しました。

    門真はすはな中学校体育館の暑さ対策

     所管事項質問でまず、門真はすはな中学校体育館でのクラブ活動や市民利用時の暑さ対策について質し、「状況を把握した上で必要な措置を検討」と答弁しました。

    スケジュールに拘らず体育館・生涯学習複合施設建設の議論を

     体育館・生涯学習施設建設基本構想の策定委員会では、熱心な議論が行われているにもかかわらず、市教委の示したスケジュールに縛られ、十分時間を取った議論が行われていないことについて質しました。
     答弁では、整備スケジュールはあくまで見通し、十分議論が尽くされるよう臨んでまいりたい」としました。

     通学路の安全確保について

     通学路の安全確保について、8月末、国に報告した通学路安全点検の概要、報告状況と今後の方向性について質しました。
     答弁では、教育委員会、警察、学校、PTA、自治会で合同点検を実施、看板設置など設置、路面表示や信号方式の変更など危険箇所の検討結果を国に報告、今回の合同点検を無駄にすることなく連絡を密にし取り組むとしました。

    いじめは子どもの心に寄り添い解決

     9月11日に結果公表された「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査について」の概要、これまでのいじめ問題への対応、今後の対応について質しました。
     答弁では、昨年度のいじめの認知件数は小学校で3件、中学校で23件で中学校では増加傾向。これまでスクールカウンセラーなどの専門家の支援を積極的に活用しながら、いじめを受けている子や保護者の心に寄り添いながらその解決を図ってきた。いじめアンケートは内容の統一を図った上で小中学校で実施、いじめを把握した場合は、子どもの心に寄り添いながら、丁寧な対応をはかり、解決を図るとしました。
     教育委員会会議において規則改正が行われ、浜町幼稚園と北巣本幼稚園で来年4月の4歳児の募集を停止したことについて、議会に諮ることなく、規則改正のみでいいのか、園児数の減少は「延長保育」や「3年保育」を導入してこなかったことが要因ではないかについて質しました。
     答弁では、募集停止は2園のみであり、残りの2園は継続して募集することから規則改正の範囲と考える、議決が得られなければ、幼稚園の廃止はできないと考えている、園児の減少については、「園長教育」や「3年保育」等様々な要因があるものと考えるとしました。
     2園の4歳児募集停止ではなく、園児減少の要因を改善することが求められます。

     

    コミュニティーバス・放置自転車対策・学校調理業務委託・浸水対策について

    一般会計補正予算では、3事業について質問しました。
     ①コミュニティーバス車両キャラクターラッピング業務委託料198万6千円について
     コミュニティーバスは、昨年の12月から交通不便地域を京阪バスに委託し運行しています。今回は3台のバスに門真のイメージキャラクターをラッピングするというもので、この業務の委託先と広告料の発生やラッピングをすることによっての効果について質しました。利用状況は開始当初の月あたり3800人余りから、現在は5千人を越えている。運賃の市民サービスの拡充も重要であると指摘しました。
     ②学校調理業務委託料1千660万円の減額については、委託業者の入札差金とのことです。学校給食調理業務は民

    間委託後10年になるが、問題は起こっていないのか、「学校給食業務の一部民間委託に関する基本方針」の13項目は守られているのか質した上で、四者懇談を今後も継続し、子どもたちの安全な給食の充実を求めました。
     ③放置自転車等街頭指導委託料減額分363万5千円について
     減額分は委託業者の入札差金です。古川橋駅の放置自転車対策によるサイクルラックの供用後の状況と計画について質し、今後も更なる放置自転車の対策を求めました。

     【所管質問】浸水対策について

      8月14日の集中豪雨では、多くの床上、床下浸水の被害が発生したことから、市が保有する簡易ポンプについて質しました。

    簡易ポンプは足りていたのか
     
     ポンプの台数、保管場所について質しました。
     ポンプは市役所本庁裏ガレージ・土木作業所・五月田第1号ポンプ場の計3ケ所に合計100台保管しており、今回53件の要請には足りていたと答弁。しかし、要請もできず困っていた人がいたのではないか、見回り等、状況をつかむ必要があったのではないか、100台で足りていると言ったが、疑問だと指摘しました。

    下水道管・用水路の掃除や点検はどうなっているのか

     公共下水道管は勾配により自然に流れる構造になっており、基本的には定期的な清掃は必要ないとのことです。
     主要な幹線水路においては毎年2回の草刈りや、流れを阻害するような大型ごみの除去、その他の水路についても必要に応じて、清掃等を実施しているとのことでした。

     校庭貯留も視野に入れた浸水対策を

     今後の浸水対策については、府道八尾枚方線下にある流域下水道の増補幹線や第2京阪道路下にある地下河川の供用開始により浸水の軽減を図っていくと答弁。
     今回の豪雨により、学校の校庭からも雨水があふれたことを示し、校庭貯留も視野に入れた対策を急ぐよう要望しました。

     

    ゲリラ豪雨による 浸水対策の強化を求める!ー総務水道常任委員会開かれる

    19日、総務水道常任委員会が開かれ、井上まり子議員が出席しました。

     「自治基本条例」周知・気運を高めるため見送り! 
     
     補正予算では、門真市は、今議会「自治基本条例」案の提出を予定していましたが、延期をし「自治基本条例制定事業」の実施を提案しました。
     市は延期の理由として「校区説明会等での参加状況等を踏まえ検討し、条例の周知や条例制定に向けた気運を高めていく期間を1年程度と判断」、また地域会議の設置については、「地域の課題解決について、非常に重要。多くの方々からの意見が必要。同条例の前文・全17条の内容について説明し、制定に向け理解を得るため取り組みを進めていく」と答弁しました。
     井上議員、校区市民説明会での参加者の声を紹介し、まず市民の意見を聞くことが重要と指摘し、自治基本条例制定事業の展開を契機に、行政と市民との信頼関係を築いていくことを要望しました。

    災害見舞金の増額

     災害見舞金等支給条例の改正については、床上浸水被害に遭われた方への見舞金を、単身世帯5千円を1万円、複数世帯1万円を2万円に増額するもので、適応は8月14日の豪雨災害以降となっています。 井上議員は廃止されている大阪府見舞金の復活と、浸水被害者の救済策として、守口市で実施されている生計援助資金貸付基金の創設を求めました。 

    【主な所管事項質問】

    減災にもつながる同報系無線の活用を! 
     
     8月14日のゲリラ豪雨により市内全域に、床上250件、床下1940件の浸水被害が発生。今後、ゲリラ豪雨が全国的に予測され、更なる減災対策が求められることを指摘し、同報系無線(現在、市域で子どもの帰宅等を促す放送)の活用について質しました。
     「被災された市民の方から『放送で知らせることが何故できなかったのか』との声を聞いていますが、同報系無線で知らせることは、減災にも繋がるのではないか」と指摘しし、市の考えを質しました。
     被害状況の把握に時間を要した。情報の精査で同報系無線の活用には至っていない。活用運用は検討するとの答弁でした

     災害に強い人事体制を

     建設文教常任委員会の質疑で簡易ポンプが100台あるのに、市民要請に53台しか対応していなかったことについて、市は「パトロールをして見回る」と答弁していますが、職員数を825人(4月1日現在832人)にする計画では、災害時パトロール体制が執れるのか危惧されることを厳しく質しました。
     地域防災計画の見直しについては、要援護者基本プラン、垂直非難の確保、同報系無線の更なる活用等、様々な事項についても必要性を認識する中で検討していく。また要援護者(障害者・高齢者等)名簿作成は関係部署と調整・連携し進めていると答弁がありました。
     大阪市を除く大阪府内の42市町村で構成している大阪広域水道企業団について、昨年度決算が黒字であることから、党府会議員団が用水供給料金の値下げを要望したことを示し、門真市の影響についてただしました。

     

    宮本たけし衆議院議員・北原洋子国政対策委員長ー古川橋駅頭で街頭演説

    21日、古川橋駅で日本共産党街頭演説が行われ、宮本たけし衆議院議員、北原洋子国政対策委員長が、消費税増税や原発問題など政府を厳しく告発し、日本共産党の躍進を訴えました。