[2012.9.14] -[門真民報]
今後の浸水対策・市民要望など議会に!庁舎(本館等)の移転に伴う工事契約ー9月議会にむけ議会運営委員会が開かれる
6日、議会運営委員会が開かれ、13日から開かれる第3回定例会(9月議会)に提出予定議案の取り扱い等について協議されました。 議会に提出予定の案件は報告案件1、契約案件2、条例案件2、補正予算3、人事案件3、決算認定2、他1件の計14件となっています。
「財政健全化計画・中期財政見通し」の具体化すすむ
契約案件では、「旧第6中学校仮庁舎改修工事」の契約(契約金3億1266万9千円)が提出されています。
これは、「財政健全化計画・中期財政見通し」に市役所庁舎周辺を防災機能を有した公園などのエリア構想が計画され24年度に、廃校となった第6中学校校舎を耐震化し、その校舎を活用し仮庁舎とすることに、伴う「旧第6中学校を改修工事するものです。
また「門真市民プラザ1期耐震補強工事及び青少年活動センター、市民公益活動センター等改修工事」契約(契約金2億7509万4750円)が提案されています。
これは、「財政健全化計画・中期財政見通し」にある「門真市民プラザ1期棟」に「さつき園・くすのき園」を14年度に移転し、「児童発達支援センター」を開設すること、また13年度、青少年活動センターや市民公益活動支援センターを移転する計画により、今回改修工事をするものです。 複合施設でもあるため、より十分に利用者の意見が反映されなければなりません。
自治基本条例関連事業で補正予算が出される
今回、補正予算で自治基本条例関連事業(61万4千円)が出されています。
その内容は、同条例の早期制定にむけた検討のための事務的経費、市民の市政や地域活動、まちづくりへの関心を高めることを目的とした連続・出前講座等を実施する「人・まち・元気事業」を行うとしています。
門真市は「自治基本条例」について、市民と行政の協働による「まちづくり」を進めるためのルールを定める必要があるとし、10年9月より2年間、市民検討委員会を立ち上げ、公募市民の 皆さんとともに条例原案づくりに取り組んできました。6月実施した小学校校区毎の市民説明会を終了後、9月議会に「自治基本条例」案を提案するとしていましたが、市民周知等を図るとして見送りました。見送りは校区説明会での市民の声の反映と考えられます。
日本共産党は意見書といして「公契約における賃金・労働条件の確保を求める意見書」を提案しました。この他、公明党から2件、自由民主党新政クラブから2件の意見書案が提案されています。
ゲリラ豪雨による浸水被害の状況が報告される
8月14日のゲリラ豪雨の報告がありました。計画排水量1時に54ミリのところ10分間で30ミリにもなった時間帯もあり、8月31日現在で床上浸水250軒、床下浸水1940軒、道路冠水28箇所との報告がありました。見舞金についても見直すとのことです。
浸水対策、まちづくりについて党議員団も市民要求実現にむけ、議会で取り上げていきます。
深刻な浸水被害や教育問題など 切実な要望が出される!党市会議員団が市政報告懇談会を開催
7日、門真市会議員団は、市政報告懇談会を開きました。
はじめに福田英彦議員より、この間の動きについてや9月議会の概要と特徴、昨年度の決算状況や議会改革の動きなどについて報告がありました。
報告の後、各団体や地域からの出席者より地域要望、報告に対する意見・感想が寄せられました。
8月14日のゲリラ豪雨による浸水被害の深刻な状況と対応問題、多忙な教員など教育問題、学校統合による自治会での諸問題、粗大ごみ有料化によるコンビニ発券の問題、大型店舗の営業時間延長問題、府営住宅の減免問題、放射能汚染チェック、くすのき広域連合の問題点など様々な分野での意見・要望が出されました。
党議員団は、みなさんの貴重な意見を活かすよう9月議会に望む決意です。
スケジュールにこだわることなく、十分な議論をー第3回門真市新体育館・生涯学習複合施設・基本計画策定委員会
3日、第3回門真市新体育館・生涯学習複合施設基本構想・基本計画策定委員会が、門真市立市民公益活動支援センターで開かれました。
先進市の図書館も視察して
委員会では、まず、滋賀県の愛荘町愛知川図書館の様子が紹介されました。本棚と本棚の間を広く取っている、親子で同じ場所で本に親しめるよう工夫している、また「愛知川びんてまり館」というギャラリーが併設され、交通の便は良くないが、たくさんの人が利用している等が報告されました。次に、第一中学校跡からの出土品の報告もされました。
建設予定地のまち歩き後、様々な意見
今回は一中跡、幸福本通り商店街、古川橋本通り商店街、文化会館など建設予定地周辺のまち歩きが行われ、それぞれの委員から、
「文化会館に通じる緑道を残したらいい」「歩道の狭さが問題」「施設へといざなうような景観が必要」「子どもがケンケンパーの遊びができるような明るい広場・公園に」「街路樹計画も必要」「駐輪場や道路のバリアフリーも重要」等、様々な感想や意見・提案が出されました。
2千人の市民からアンケートを取り、うち668件の回答(回収率33・40%)。団体からのアンケートは、213団体のうち90件の回答(回収率は42・25%)です。
アンケートから寄せられた問題点
体育間に関しては、◎スポーツする習慣がない◎機能の偏りと個人利用の難しさ◎駐車・駐輪の不足とユニバーサルデザイン(多くの人が利用しやすい)の配慮の不足。
生涯学習複合施設に関しては、◎図書館の設備、蔵書数の不足◎文化・学習施設の老朽化、バリアフリーへの対応の不足等が挙げられました。
基本構想についての十分な議論もなく
基本構想については概要書にそって、議論され、文言の訂正等がされました。
しかし、肝心の基本構想の中身については時間が無く、十分な議論はされませんでした。
本来ならば、共通認識を持った上で、次回の委員会で再度議論し基本構想を策定すべきですが、訂正したものを後日各委員に送付し、確認してもらうと言うことで基本構想の議論を終結すると言うものでした。
事務局は、このような議論の状況をしっかり見極め、当初決めたスケジュールに縛られることなく、議論を進めてもらうよう促すことが求められます。
門真市敬老会開催ー長寿が喜べる社会をめざして
6日、門真市敬老会がルミエールホールで開催されました。 門真市では65歳以上の高齢者は30,799人で高齢化率は23.9%。
90歳以上の方は809人、100歳以上の方は28人で最高齢は109歳の方です。
77歳を迎えられ長寿祝品を受け取られる方は1277人、結婚50年で金婚記念品を受け取られる方は94組とのことです。
日本共産党門真市会議員団は、長寿が喜べる社会を目指して、今後も高齢者施策の拡充を求めて行きます。敬老会には党議員団から、亀井あつし議員、福田英彦議員、井上まり子議員、豊北ゆう子議員が出席しました。