[2012.8.24] -[門真民報]
14日、日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、深刻な水害が発生しました。
門真市内でも、1時間に90mmの雨を記録するゲリラ豪雨に襲われました。17日午後4時現在、床上浸水127棟、床下浸水1940棟、道路冠水28箇所という被害状況です。
月出町と浜町の堺を南北に通る門真中央線
降雨時に一時的に雨水を貯める市内の3ヶ所の地下調節池が施設供用開始後初めて満水となりました。(市本庁舎に設置されている調節池テレメーター親局装置に表示された水量は、三つ島調節池2万4千m、一番町調節池1万5千m、門真南3万5千m)
党議員団は、当日早朝より各議員が担当地域の被害状況の把握と同時に、住民のみなさんや消防団、消防本部、市職員と連携し排水用ポンプの手配など救援活動に取り組みました。
また、水の引いた後も浸水によって使えなくなったゴミの片付けや薬剤散布の手配など住民と行政のパイプ役を務めました。
党議員団は、今回のような市内全域にわたって被害が発生した場合の防災活動のあり方、「災害に強いまちづくり」などについて、調査研究し行政に反映させていきます。
05:50 | 16.5㎜ |
06:00 | 2.5㎜ |
06:10 | 30.0㎜ |
06:20 | 16.5㎜ |
06:30 | 18.0㎜ |
06:40 | 6.0㎜ |
北原洋子日本共産党大阪6区国政対策委員長と日本共産党門真市会議員団は、定例の京阪古川橋駅での女性宣伝など市民のみなさんに平和や原発、消費税増税をめぐる民自公の密室談合政治問題、日本共産党の値打ちなどについて、市内各地で市民のみなさんへ訴えをしました。
「門真市第5次総合計画」について、市民の視点による評価を目的に実施されました。
「門真市第5次総合計画」に定めた6つのまちづくりの基本目標ごとに、各基本目標に属する事務事業について、「重要度」「満足度」それぞれにいて5段階による評価となっています。
調査方法は、公募による「市民ご意見番」101名(男55名・女46名)、配布・回収は、郵送(記名、自記式)調査期間は、今年6月11日~7月3日。2名が回答辞退で有効配布数82・8%でした。
各事務事業の重要度と満足度との差を分析すると、重要度が高いのに満足度は低い評価の事業が多く見られました。
例えば、基本目標「みんなの協働でつくる地域力のあるまち」の中にある、広報事業は重要度4・00に対して、満足度2・38で差が1・62ポイントありました。市民に見える行政のあり方が問われる内容となっています。
また、基本目標「環境と調和し、産業が栄える活力のあるまち」の、重要度の高い順の第1位になっている公害対策事業(左記表参照)は重要度4・60に対して、満足度2.80と差が1・8ポイントとなっています。
他にも、重要度と満足度の差が」1ポイント以上の事業が多数ありました。
党議員団は、今回の結果報告に示された声をよく分析し、今後の議会活動に生かしていくものです。
8月10日、「第2回門真市生涯学習推進基本計画策定委員会」と「第2回門真市新体育館・生涯学習複合施設建設基本構想・基本計画策定委員会」が教育委員会第一会議室で行われ、党議員団から福田英彦議員、豊北ゆう子議員が傍聴しました。
門真市は、昨年7月に策定した「門真市財政健全化計画・中期財政見通し」と「門真市幸福町・垣内町・中町地区、公共公益施設構図」に、体育館と図書館等生涯学習複合施設を整備する考えを示しました。
この考えは、すぐに広報の1面に掲載され、既成事実化されました。このことについては、大きな問題だと党議員団は指摘しています。
「門真市生涯学習推進基本計画策定委員会」は、学識経験者や社会教育委員の代表者など文化・スポーツの振興に関わりの深い方たち7人で構成され、これからの生涯学習施策の土台となる生涯学習推進基本計画を本年度から2ヵ年をかけて策定していくとしています。
今回はこれから実施予定の生涯学習についての市民・団体アンケートの中身について話し合われました。また、策定業務の年間スケジュールが示され、今後利用する団体からヒヤリングを実施し、意向など聞くことになっています。ヒヤリングの団体募集は、(1団体3人以内で30分程度)公募し、約30団体ぐらいを考えているということが示されました。これらの施設建設基本構想については、広く市民に広げ、24年~25年度中に計画書を作成し、26年から施工したい考えです。
「門真市新体育館・生涯学習複合施設基本構想・基本計画策定委員会」では、7月に行った市民アンケート結果についての報告があり、2千人にアンケートを配布した結果、回収率は33.4%、そのうち新体育館について知っていると答えた人は、15%とわずかでした。
次に、「新体育館建設基本構想(案)・新生涯学習複合施設基本構想(案)」についての検討が行われました。また、今回の「生涯学習・複合施設建設・基本構想・基本計画」に対する現「文化会館」の問題点の分析と提案も出され、雨天時の楽器の移動や高齢者、障がい者にとっての利用の大変さ、また新しい施設では、静かさが要求される図書館と、にぎやかな文化施設という矛盾したものをどう一緒にするのかという問題提起もされました。
委員からは、絵本の読み聞かせの練習をしている際、大きい声に他の利用者からクレームが出たことから、周りに迷惑をかけないよう専用の部屋が必要との意見が出されました。
今後、行政が示したスケジュールにこだわらず、将来に禍根を残すことのないよう、十分に議論され、市民や利用者の声をできるだけ取り入れ、門真に合ったものにしていくことが求められます。 次回は、建設予定地周辺のまち歩きが行われる事になっています。