[2012.4.13] -[門真民報]
国民の不安と反対の声がますます高まる中で民主党政権が消費税増税法案を閣議決定しました。
2014、15年の2段階で消費税率を10%に引き上げ、13・5兆円の負担増を国民に迫る増税法案は、国民の暮らしも経済も破壊する、まさに恐慌の時限爆弾です。
政府が「一体改革」として消費税増税の大義名分にする「社会保障の充実」とは名ばかりで、切り捨て策が目白押しの「一体改悪」にほかなりません。高齢者にも子育て世代にも大きな打撃が続きます。これでは暮らしも内需も改善の見通しさえ出てきません。
10%への増税が強行されれば、冷え込んだ景気はさらに大変なことになります。
1997年に消費税を増税したときには、景気が回復しかけていましたが、増税で一気に消費が冷え込み、景気はどん底に落ち込みました。
97年をピークに家計の所得も消費も落ち続け、サラリーマン世帯の平均では、14年間に年収で102万円、消費支出は59万円も減少しています。当時の橋本龍太郎首相も、消費税の増税が大不況の原因の一つだったと、その誤りを認めています。
このことは、門真市の市税収入の推移を見ても明らかです。
この20年間の市税収入の推移は、バブル崩壊以降、回復しかけてきた税収入は、97年の個人市民税約70億円、法人市民税約53億円をピークに急激に下がりました。
消費税が増税されれば、市民の暮らしはさらに深刻となり、市財政にも大きな影響を与えることは必至です。
消費税増税は、門真市民にとっても、市財政にとっても「百害あって一利なし」です。
消費税は収入が低い人ほど負担が重くなる不公平な税金です。
商品やサービスを購入した場合、現行ならだれもが5%の消費税を負担します。
赤ちゃんからお年寄り、金持ちも低所得者も同じように負担します。
このことをもって「消費税はだれもが負担する公平な税金だから、増税するなら消費税しかない」という議論があります。
しかし、生活必需品を含め、ほぼすべての商品・サービスに課税されるのが消費税です。
もし、消費税率の10%への引上げが行われた場合、年収200万円~250万円の世帯では収入の8.6%が消費税として取られることになります。
これは1年間に1カ月分の収入を超える額が消費税として取られることになります。
税金は能力に応じて負担する応能負担が原則です。
このことで所得格差の拡大を防ぎ、民主主義を担保してきました。
いま、消費税の負担を大きくし、格差拡大に拍車をかけるなら、民主主義の到達点から逆行することを意味します。
大阪駅行きの大阪市営バス「門真南停留所」が、なみはやドームに近接する門真南緑地前に新設されました(4月1日から)。
同停留所を利用する東三ツ島地域のみなさんから、「蒲生方面の病院に行きやすくなった」、「買物が便利になった」と歓迎の声が寄せられています。
亀井あつし議員は、東三ツ島地域のみなさんから「『地下鉄門真南駅』から、大阪駅行きのバス路線が変更し家の近くを市バスが通過するのでバスの停留所を設けて欲しい」と相談を受け、昨年5月19日、大阪市交通局に出向き、聞き取りと設置の要望をしました。
担当係員の方から、停留所の間隔は3百m以上の距離であること、停留所を設置する場所の前に住む住民の同意が必要なことなどの説明を受けました。
大阪市交通局や門真市の担当部局職員の努力により、新しい停留所が設置されました。
学校統合に伴う開校式が、門真はすはな中学校(6日)と門真みらい小学校(9日)で開かれました。
開校式では、開校宣言の後、市長、市議会議長、教育委員会委員長、学校長の挨拶、校旗授与が行われました。
門真はすはな中学校は新一年生181人、全校生徒数576人、門真みらい小学校は新一年生128人、全校児童数749人でのスタートとなります。
課題となっている小学校での通学路の安全確保をはじめ、教育環境の整備が引き続き求められます。
8日、弁天池公園にて、「弁天池公園スプリングカーニバル実行委員会」主催で、「スプリングカーニバル」が開催され、大勢の人で賑わいました。党議員団から、福田英彦、井上まり子、豊北ゆう子議員が参加しました。
弁天池が指定管理になって、昨年秋には第1回感謝祭が開かれています。
今回、ステージでは健康体操や門真市立第5中学校と第4中学校の吹奏楽部による演奏も披露され、バザーや手作りコーナーで楽しむ人、蓮根を使った食べ物コーナーも大賑わいでした。
囲碁将棋コーナー・子どもたちの遊びコーナーもあり、桜の花も満開でお弁当を広げてたくさんの人が芝生の上で春の一日を楽しく過ごしていました。
弁天池公園の隣にあった市立養護老人ホームは3月末で廃止になり、今後の跡地活用が市民の更なる憩いの場となるよう、地域のみなさんの要望を聞き、取り組むことが市に求められています。
門真市交通安全推進協議会の総会が4日開かれ、福田英彦議員が理事として出席しました。
総会では、大阪の昨年の交通事故による死者は197人で、前年より4人減との報告が門真警察署副署長からありましたが、門真市では今年に入り自転車と車、車同士の事故で2人が亡くなっているとのことで、総会では、「門真市飲酒運転撲滅宣言」が決議されました。
また、6日には古川橋駅で駅前啓発活動が行われ、福田議員も参加しました。