[2012.1.13] -[門真民報]
12月定例市議会の一般質問で亀井あつし議員は、「自転車対策」と「防災機能を持った公園」について質問をしました。
「サイクルロード」の提案を(亀井議員が)してきた事に触れながら、今後の市の取り組みについて質問しました。
【答弁】(要旨)
路側帯のカラー舗装化などで視覚的な分離、水路敷を積極的に活用して自転車・歩行者道として整備する。駅と生活関連施設等を結ぶ自転車道ネットワークを策定中。
具体的提案
第二京阪道路の側道にある自転車専用通行帯を、歩道と分離することを国に申し入れる。【答弁】(要旨)
現時点ては困難。今後の状況を見守り国に対して要望したい。
京阪古川橋駅前から国道163号までの区間を自転車道として整備すること。
【答弁】(要旨)
舗装を色分けし自転車通行可の表示をするなどの努力をしている。
京阪大和田駅近くの暗渠化されている第3水路を自転車道に活用すること。
【答弁】(要旨)
自転車・歩行者道の整備をするべく事業計画を策定しており、整備工事に着手するために準備をすすめている。
東日本大震災などの災害時の教訓を踏まえ、防災機能を持った公園についての市の考え方、市の現状ついて、市の今後の計画について質問しました。
例えば、水源として、上水だけでなく井戸、雨水なども使用する。非常時トイレ確保。エネルギー確保。テントに転用できる遊具。炊き出しの出来るかまどベンチなどの配置についての提案をしました。
北島地区に予定している公園では
①(北島地区は)門真 全体の戦略的地点と 位置付けること。
②地盤調査を実施し、 液状化や地割れ対策。 浸水を想定した施設 配置などすること。
③園内にどこからでも 避難できる工夫とバ リアフリー化、救援・ 復興の為の緊急車両 が出入りしやすい出 入り口の確保など。
【答弁】(要旨)
新たに公園を設置する際には、身近な防災活動拠点として多様な役割に寄与できるような設備を備えた公園を計画したい。
防災機能を持った公園は4箇所。
今後、中町地区、及び北島地区の2地区の整備を予定。
北島の公園は、位置・規模・内容について慎重に検討したい。
12月議会の一般質問で、豊北ゆう子議員は市立幼稚園の廃園方針について質問しました。
門真市では、1948年に市立門真幼稚園が設立され、以後77年の市立大和田幼稚園まで8園が設立されてきました。88年には、幼児数の減少のためとして、4園が廃園となり、今また、この4園を2園に減らす計画が、昨年9月に出された「門真市幼児教育基本計画(素案)」の中で明らかとなりました。
その中では、2012年度から市立浜町幼稚園と北巣本幼稚園の4歳児の募集は行わないと書かれています。
昨年の9月に市が実施した「門真市幼児教育(素案)」に対してのパブリックコメント(意見公募手続)では、37名の方が意見を寄せられました。
「畑があり、子どもたち自身でたくさんの作物を育て自然とのかかわりを大切にしている幼稚園をなくさないで」・「北巣本幼稚園が無くなれば今住んでいる地域から通える公立幼稚園が遠くなる」・「
隣には小学校があり安心して子育てできる環境が整っている」・「障害がある子どもを受け入れてもらえた貴重な幼稚園だ」
(パブリックコメントで寄せられた声の多く)
【答弁】毎年園児数が減少している・コミュニケーション能力を図るためには、園児数の増加を図る必要がある・門真市幼児教育振興検討委員会の答申で4園から2園に再構築を図るとなった。
【答弁】「多くが北巣本幼稚園の少人数の良さや自然とのふれあいについての意見でした。今後の教育委員会定例会での議決後、考え方を示し、その後の保護者説明会で再度意見を聞き、結論を出したい」と答えました。
今回のパブリックコメントで寄せられた「北巣本幼稚園を存続させてほしい」の声に、答弁では何も触れていません。
豊北議員は、今後この声に真摯に耳を傾け、「門真市幼児教育基本計画」は見直し、再検討すべきだと要望しました。
12月27日、くすのき広域連合議会(守口・門真・四条畷)が開かれ、党議員団から井上まり子議員と豊北ゆう子議員が出席しました。
今議会では、10年度歳入歳出決算について審議され、全員異議なく可決されました。
説明では、実質収支額が4千673万8千円の黒字となっていますが、国の調整基金が事業計画と比較して1億円程度減収される等で、3千282万1千円の準備基金を取り崩す予定となるものです。
議案中、豊北ゆう子議員は、特別養護老人ホームの現在の待機者と今後の施設整備について質問しました。
特別養護老人ホームの待機者は、11年4月1日現在で789名で昨年より106名増えており、施設整備については、09年度~11年度で3ケ所(145床)の設置がされる計画になっているが、待機者の抜本的な解消にはならないことを指摘しました。
井上まり子議員は、一般質問で、介護予防・日常生活支援総合事業(以下、総合事業)について質問しました。
総合事業は、要支援の方への予防給付サービス及び二次予防事業対象者への介護予防事業を総合的・一体的に行うことができるよう、第5期介護保険計画が始まる12年度から、新たに実施される事業となっています。
総合事業の創設の考え方を質したところ、未だ詳細が明確になっていないため、適切かつ十分な対応が求められる事項が残存している状況とのことで、井上議員は、地域支援事業費を介護給付の3%以内と制限するもので、現行サービスの後退にならないよう要望しました。
党守口選出議員の杉本悦子議員は調整交付金について、また第5期介護保険料が暫定で5011円に引き上げられることを明らかにし、保険料引き下げの手立てについて質問しました。答弁では、給付準備基金・大阪府財政安定化基金の取り崩し、引き下げに努力すると答えました。
四条畷選出議員の阿部佳世議員は、保険料の減免制度創設については府内で殆んど実施していると指摘し、早期実施を要望しました。
守口市門真市消防組合議会が12月26日開かれ、亀井あつし議員、福田英彦議員が出席しました。
議案は、平成22年度守口市門真市消防組合会計歳入歳出決算の認定について他二件で、全会一致で可決されました。
議会後、7月の臨時議会で契約について議決され購入した消防車両(はしご車)のお披露目がありました。
購入価格は1億9110万円と高額ですが、バスケットとリフトが同時に使用できること、梯子の揺れを制御したり放水ノズルも電動式など、19年間使用した旧はしご車と比べると全ての点で優れています。
38m級なので、13~4階建ての建物でも消火活動が可能です。
昨年12月19日、大阪府議会都市住宅常任委員会が開かれ日本共産党堀田文一府会議員(豊中市選出)が出席しました。
堀田府議は、「門真団地の建て替え事業」などについて質問しました。
質疑の中で、門真市内の府営住宅(4155戸)に占める門真団地(2364戸)に比率は67・6%。門真団地は、建替え計画の関係で平成18年から募集停止となっている。
その結果、平成18年度募集倍率が募集停止が始まる前年の10・2倍から平成22年には75・1倍になったことが明らかになりました。
堀田議員は、入居を辛抱させて、空き家が増えたから削減というのは、府営住宅の役割を後退させることであり、許されないと問題を指摘しました。
消防出初式が8日、淀川河川敷で開催され、亀井あつし議員、福田英彦議員が出席しました。
東日本大震災を教訓に、安全・安心のまちづくりを誓いました。