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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1896(2011年11月6日号)

    [2011.11.4] -[門真民報]

    園部市政の本質が浮き彫りになった2010年度決算委員会の総括質疑

      10月24日、2011年度決算審査特別委員会が開催され、水道所管と総括質疑がおこなわれました。
       亀井あつし議員は、一般会計の歳入歳出決算認定について反対討論をおこないました。(水道事業については賛成)

    認可保育園増設を求める

      保育所待機児童問題について質問しました。
       保育所1箇所を増設する程度(平成22年度は120人)の待機児童が存在している事が質疑で明らかになりました。
       認可保育園の増設を求めたところ、市は「現在、増設をしなければならない状況に至ってない」「(国の)子ども・子育て新システムに関する中間とりまとめ」議論を深めると答弁しました。
       亀井議員は、「『子ども・子育て新システムに関する中間とりまとめ』というのは、保育サービスを商品として市場で買うものに変えるもので、先の9月門真市議会で『子ども・子育て新システムを見直す意見書』が全会一致で採択されている」「議会の意見書を担当部はどう考えているのか」と質問しました。
       市は、市場化などの問題点を認めながらも「(国の)子ども・子育て新システムに関する中間とりまとめ」の立場で取り組むと答弁しました。
       重ねて、市議会の意見書を踏まえた対応を求めました。

    520億円の青写真「総合計画」と整合するの?

       「第5次総合計画」と開発の青写真(約520億円の)との整合性について質問しました。
        市当局は、「策定にあたっては、庁内全体で議論をおこなった結果を反映」と答弁しました。
        亀井議員は、「『総合計画』は、議会の議決を経て決定されるもの」「わずか実施後1年で多額の財源の必要な計画を議会に充分な説明もしないで庁内全体で議論したからといって進めるのは問題」と指摘し改善を求めました。
       他に、少人数学級実施、小中学校などの有人・機械警備委託の入札問題、長期包括委託、市民プラザの統括管理問題など質問が行なわれました。

    耐震化された水道管は液状化現象にも対応出来た

     水道事業会計の決算審議の中で、 東日本大震災の発生に伴う液状化によって関東地方は被害を受けたが、耐震化された水道管も被害を受けたか質問しました。
     水道局より、耐震化された箇所については被害が無かったと説明がありました。
       亀井議員は、「引き続き、水道管の耐震化を進めていくことを要望しました。

       反対討論の要旨

    平成22年度門真市歳入歳出決算は、昨年度の施政方針で「2期目の実質的なスタートとなる年度」と位置づけ行革をやってきたことが何であったかが浮き彫りになりました。市民サービスや公的責任の後退が明らかになった決算審査でした。
    主な反対理由
    ①少人数行政の名のもとで、非正規職
       員の比率が年々高まっている。(23  年度1065人中203人が非正規職員 で19.06%)
    ②「自学自習教室」に派遣されている  学習塾「トライ」の企業ボランテ  ア は、遅刻をしたり急に欠席す  る。企業は儲けにならないことに  は、力を入れない。
    ③「乾いたタオルを絞る」といって、   「門真市奨学金事業」が88人も奨学 金を受けたいと希望したのに対象 人数を30人から25人への削減を強 行。
    ④「公民協働」とは、「小中学校の校  門開錠事業」など、本来行政がす  べき仕事を経費削減のために市  民に押し付けること。
    ⑤「まちの再生から発展へ」と位置づ      け、開発のための素案づくりを進  め、 超概算で520億円という事業  規模であることが明らかに。