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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No1895(2011年10月30日号)

    [2011.10.28] -[門真民報]

    2010年度決算審議今後のまちづくりに520億円

     19日、2011年度決算審査特別委員会が開催されて、建設所管と文教所管に関する質疑がおこなわれ、亀井あつし議員が主席しました。

    【建設所管】

    門真市駅の「門真プラザ」再整備で高層ビル(45階)のイメージ図明らかに

     今後のまちづくり計画(大和田駅周辺地区、北島地区、幸福・垣内・中町地区、上三ツ島地区、新橋地区)の概要と課題、事業費について質問をおこないました。
     その上で、5地区の事業費総額を質問したところ、超概算総事業はあくまで検討段階と断りながらも、約520億円であることを明らかにしました。
     耐震補強が不可能と判断された新橋市営住宅と門真プラザの再整備案についての質疑の中、駅前公園広場や高層建物(45階)などイメージ資料について説明がありました。
     また、同再整備の事業費が253億円であることも認める答弁をおこないました。

    【各事業別の概算金額】
    

    北島地区まちづくり事業    事業費約57億8千1百万円
    幸福町・垣内町・中町地区事業     事業費約170億円
    新橋市営住宅・門真プラザ再整備計画  事業費約253億円
    上三ツ島土地区画整理事業       事業費約   11億円
    大和田駅周辺地区市街化総合整備事業  事業費約   28億円

    北島地区の誘致問題-周辺地域住民の生活環境に悪影響が起こらないように

     北島地区のまちづくりの現状や課題などについて質問の中、アウトレット施設の視察した経験から、「大規模な駐車スペースが必要」「車の出入りの関係で周辺道路の混雑が予想される」「地域住民の生活環境に悪影響がないか心配」危惧する点を指摘しました。
     他党会派議員からも同様の指摘がありました。

    開発業者の名刺で訪問は問題と指摘

     幸福町・中町まちづくり基本計画にある、体育館予定地の売買の経過に市がどのように関わってきたか質問しました。
     市は、(以下大要)「体育館予定地となっている用地は、ダイエーから民間事業者に平成22年6月22日に売却」「市は関与していない」「独立行政法人都市再生機構URが事業に参画したいと意向あり」「一定の規模の土地の取得が必要であったため市とまちづくり協議会とURの3者間で『推進に関する覚書』を平成22年3月26日に締結」「URが事業に参画するため当用地の一部を平成22年7月6日に取得」と答弁しました。
     また、開発業者が名刺を持って地域住民を訪問したことについて、「まちづくり協議会の名刺で訪問すべきではないのか」と質問をしました。
     市は、「今後、誤解を招くことのないようまちづくり協議会にお願いしたい」と答弁がありました。

    第二京阪道路の側道、環境対策について

     第二京阪道路の大気汚染について、開通前と開通後を簡易カプセルで測定したところ、第二京阪道路側道部分において高い数値を示した箇所があることを指摘しました。
     市は、「沿道の諸条件により、植樹帯が十分に設置出来ていない箇所がある」「枯れ植樹への補植、増殖を事業者に今後も要望したい」と答弁しました。

    【文教所管】

    ゆとりある教職員体制なしに子どもたちの学力向上は困難と指摘

     学校教育に関わる質問では、少人数学級実施、学力テストの中止、教職員の労働実態、学校施設の改善、学校図書の充実、奨学金支給制度対象人数の回復、統合中学校、校門警備の問題点などについて質問しました。
     障害のある児童生徒が通う支援学級と通常学級の交流教育において、40人を超える授業がおこなわれている問題(45人で授業が行われている学校もある)。
     毎年の学力テストの結果から、読解力をつけ、応用問題に力を入れることが必要課題となっている。学力テストを毎年実施するのはムダ使いと主張しました。
     そして、小中学校の先生の中には、残業が月100時間を優に越えている実態があることを明らかにしました。
     その上で、子どもたちの学力向上には、教員が、毎回の授業内容を充実する為の準備時間を確保出来る体制の補償などが必要と訴えました。
     しかし、教育委員会は、教職員の勤務時間把握は学校任せ、司書の配置なども国・府任せと相変わらず、消極的な姿勢に終始する答弁を重ねました。

    奨学金支給人数申請者の28%

     門真市奨学金制度について、生活保護水準である課税標準200万円以下の市民が74%を占める現状を考えるならば、奨学金支給者をせめて元の30人に戻す考えはないのか質問しました。
     教育委員会は、「第二次行政改革推進計画の結果、平成21年度より3年間で各学年25人に支給。申請者は88人」と答弁しました。

    契約「覚書」も無いずさんな契約が・・

     小中学校、幼稚園の警備委託契約についての質問の中、指名競争入札で落札され、覚書もなしに、次年度から随意契約されていることが、明らかになりました。
     教育委員会は、「今後、不透明な契約という誤解を招く恐れもあり、次回の入札に際しては、事業内容を検討しながら、一般競争入札なども視野に入れ、透明性のある契約に努める」と答弁しました。

    ルミエールホールの「バリアフリー化」大ホール階段など一部改修と答弁

    学習塾「トライ」の派遣学生ボランテア急な欠席や遅刻の実態明らかに

     全小中学校で、土曜日の午前中に自学自習教室として実施している、宿題や教科学習などのアドバイスをする「サタスタ」について質問をしました。
     市の答弁で、学習アドバイザーとして参加している学習塾「トライ」から派遣されているボランテアの中に、急な欠席や遅刻する人のいることが明らかになりました。
     同学習塾は、「公民協働」の立場から、「企業の社会的貢献の一環」として鳴り物入りで参入したものです。

    過去の利用者管理OA機器で効率的に

     現在、指定管理制度が導入されている「ルミエールホール(市民文化会館)」の運営や施設改善について質問をしました。
     同施設の過去の利用者管理はどのようになっているのか質問しました。
     教育委員会より「今までは、申請書(手書き)を保管してきた」「予約システムを導入し過去のデーター等効率的に管理していく」と答弁がありました。
     また、大ホールの階段等のバリアフリー化を求めたところ、「大ホールの階段、地下駐車場、トイレなども現在検討中」「補助器具の設置や設備の一部改修を図っていく」と答弁がありました。

     

     予防接種は子どもたちの命へのプレゼント-第34回かどま母親大会開かれる

     22日、第34回かどま母親大会がルミエールホール3階研修室で開かれました。
     はじめに主催者を代表して、かどま母親連絡会事務局の西野さんから、母親大会についての説明と、「生命を生み出す母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」というスローガンをかかげ、一人ぼっちのお母さんをなくしたい、子どもたちに平和な世界を手渡そうとの思いで立場を超えて年に一度大会を続けているとのあいさつがありました。
       講演では、松下こどもクリニック院長の松下 享氏より「予防接種は子どもたちの命へのプレゼント・これだけは知っておきたい感染症の知識」というテーマでお話しされ、参加していた子育て真っ最中の若いお母さん方も熱心に聞いていました。
     また、原発廃止・自然エネルギーへの転換を求めていこう!消費税増税を許さない声を!沖縄県民や日本国民の意思に基づかない日米合意を白紙撤回させる運動を拡げよう!等が盛り込まれた大会アピールが、たくさんの拍手で承認されました。 
     この大会には、党議員団から豊北ゆう子議員が参加しました。

     母親大会・・・今から57年前アメリカのビキニ水爆実験による久保山愛吉さんの死を悼み、3度原爆を許してはならないと日本の代表が世界の夫人に訴えたことから1955年世界大会が開催され日本大会では57回目で一度も欠かさず続けています。

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     ずっと元気にこの街で-けいはん医療生協が創立20周年記念「健康まつり」

     けいはん医療生活協同組合(けいはん医療生協)創立20周年記念の「健康まつり」が寝屋川市民会館で開かれ、福田英彦、豊北ゆう子議員が参加しました。
     中央舞台では、踊りや演奏、市民会館前では模擬店、健康チェックなどさまざまな催しで多くの参加者で賑わいました。

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