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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1890(2011年9月25日号)

    [2011.9.22] -[門真民報]

    4人の党議員団全員が一般質問、願い実現と市政をチェック!-9月議会開会

     門真市議会第3回定例会(9月議会)本会議が14日開かれました。
     本会議では、土地開発公社の経営状況の報告後、専決処分の承認を求める案件1件、条例案件8件、補正予算3件の理事者説明の後、各常任委員会に審査が付託されました。
     人事案件では、固定資産評価審査委員会委員(谷口悦子氏)の選任、教育委員会委員(藤原定壽氏)の任命について提案があり、採決、可決されました。
     党議員団は、教育委員会委員の任命については、四宮小学校や大和田小学校の廃校方針「適正配置実施方針」を決定した2009年1月の教育委員会会議において、提案されている委員も含め、市民に十分な相談なしに決定された案について問題点を指摘する議論が全くされなかったことを重視し、引き続き教育委員会委員として任命することに反対の態度をとりました。
     続いて、昨年度の決算認定2件について理事者説明、決算特別委員会に審査が付託されました。
     党議員団からは、亀井あつし議員が決算特別委員会委員に選任されました。
     決算特別委員会は、9月議会終了後、10月7日、19日、24日の日程で開かれる予定です。
     一般質問は、27日行われ、4人の議員団全員が一般質問を行い、市民の皆さんから寄せられた願い実現と市政をしっかりチェックします。

    井上まり子議員
    ①門真市地域防災計画 の見直しについて
    ②児童・生徒の確かな 学力の育成について

    福田英彦議員
    ①門真市財政健全化計 画・中期財政見通し について
    ②門真市営新橋住宅に ついて

    亀井あつし議員
    ①市立小中学校のプー ルの建替え計画につ いて

    豊北ゆう子議員
    ①東部地域の公共施設 整備について

     

    清掃・リサイクル施設の長期包括委託問題など質問-民生常任委員会 亀井あつし議員

     15日、民生常任委員会が開かれ、亀井あつし議員が出席しました。
     門真市養護老人ホーム条例の廃止、平成23年度一般会計補正予算などの審議が行われました。

    事業者に問題がある時はどうする?

     来年4月、民設民営(土地は市から無償貸与)の養護老人ホームの開設にともなう「門真市養護老人ホーム条例の廃止」について審議が行われました。 亀井議員は、運営主体である事業者が万が一、事業を行えなくなった場合、どのように対処するのか質問しました。
     市より「運営主体である事業者、大阪府、市の3者で協議し、引き続き実施出来きる運営主体を決めることになる」「機能が停止することがないよう対応したい」と答弁がありました。

    外部検査に程遠い「工事監督班」

     平成23年度一般会計補正予算として提案された、清掃施設・リサイクル施設の維持管理・運転など業務委託については、以下の理由で反対しました。
     昨年の決算委員会で、「外部からの検査も必要」「関係部局と協議検討」と答弁があったが、従前チェック体制に加えて、環境センター内に工事監督班を設けただけで、外部検査には程遠い。

    コスト優先で部品交換おろそかに

     この2年5ヶ月の業務委託で、受託業者がコスト削減を主眼に置くあまり、部品交換がおろそかにされ、施設の保全などに問題が起こる恐れが危惧された。問題点が質疑の中で、明らかになりました。

    ファミリーサポートセンター事業、重大事故発生した時の市の責任は?

     亀井議員は、「ファミリーサポートセンター事業」について、所管質問をおこないました。
     昨年、八尾市で預けた乳児が脳死状態になってしまう事故が発生しました。
     この事例示し、門真市は重大事故が発生した場合、どう対処するのか、市はどう責任をとるのか質問をしました。
     市は、「会員組織であり、会員同士の相互援助活動中に発生した事故については、会員当事者間で解決することになっている」と答弁しました。
     また、亀井議員が「協力会員は、保育士の資格の有る人にすべき」と質問しました。
     市は、「(協力)会員の立場は有償ボランテアであり、報酬は低額となっている」などと答弁しました。
     質疑の中で、同事業が、市が責任を取らない、安上がりの子育て事業であることが浮き彫りになりました。
     最後に、亀井議員は、今後も事業をするのであれば、改善が必要であると指摘しました。

     

    公園の位置変更で、地元説明と都計審で異なる説明は重大問題!-建設文教常任委員会 福田英彦、豊北ゆう子議員

     建設文教常任委員会が16日開かれ、福田英彦、豊北ゆう子議員が出席しました。

    統合小学校の通学路の安全確保

     北小学校と浜町中央小学校を統合し、「門真みらい小学校」、第一中学校と第六中学校を統合し、「門真はすはな中学校」とする条例改正について、福田議員は、①校名提案に至る経過等②小学校の通学路の安全確保③統合新中学校の図書館への司書の配置についてただしました。
     答弁では、①広報や対象校の児童・生徒に対し募集し、校名検討委員会で候補を絞り、教育委員会で議論し、校名検討委員会の意見を尊重し決定した。②交差点の安全確保の工事を実施、10月には模擬登校を行い、要望あれば対処法を検討。③専任司書は国・府に要望するとしました。

    今後の市立運動広場の考えについて

     補正予算の市立運動広場用地の購入については、運動広場の今後の考え、用地購入の根拠、北島地区のまちづくりの考えについてただし、運動広場については、場所、規模、内容、事業手法含め検討するとのことでした。

    特別支援教育の充実を

     特別支援教育について、支援員等の配置状況についてただし、支援員の増員と支援学級の児童を含め40人を超える学級となる状況の改善を強く求めました。

    中町公園移転は新公園整備後

     中町公園の位置変更に伴って、地元説明では、利用できない時期が無いと説明し、都市計画審議会では、利用できない時期があると全く異なる説明を行っていたことについて厳しく追及し、認識をただしました。
     答弁では、「反省すべき」とした上で、新中町公園を整備するまでは現中町公園が利用できるよう計画の変更を行ったとしました。
     しかし、都市計画審議会で地元説明と異なる説明を行っていたことは重大問題で、今後の都市計画決定の議論に大きな影響を与えるものです。

    市民プラザ東歩道拡幅に伴う補正安全安心の歩道整備について要望

      一般会計補正予算では、市道岸和田守口線(市民プラザ前)の歩道拡幅工事に伴う物件保障調査業務委託料256万円が計上されました。豊北ゆう子議員は、その理由と今後の工事の全体像について質問しました。
     答弁では、12年度の市民プラザの改修で、この道路の通行料の増加が見込まれ、歩道を拡幅整備するために用地買収する必要があり、物件等の補償費用等の調査業務を計上したためと説明されました。

    補償内容の概要は?

     用地買収を計画している範囲には土地および建物の所有者と、その使用者がおられ、そのため建物の調査をはじめ、塀などの工作物の調査や使用者への補償費用の算定をすることとしています。
     今後の道路の全体像は、北島地区のまちづくりを踏まえ検討していくという答弁でした。

    【所管質問①】第2京阪道路の高架下利用の予定と現在の進捗状況について

    (答弁)11年度に国土交通省ならびに、西日本高速道路保有・債務返済機構にて高架下利用計画が策定され、土木課所管は地域交流にぎわいゾーンとして、北巣本地区、上馬伏地区、ひえ島地区に公園整備を、また、行政サービス基盤道路としては、上馬伏地区に資材置き場を、三ツ島地区に放置自動車等保管場所を予定している。

    11年度に北巣本地区の公園整備

     地域交流にぎわいゾーンのうち北巣本地区の公園整備として、約1580㎡のインターロッキングブロック舗装の予定。施設整備については地元自治会等と協議していくとしています。それ以外の場所についても順次年次計画をたて、有効利用を図っていくとの答弁でした。

    【所管質問②】四宮小学校体育館にトイレ設置を

     市内学校の体育館でトイレ設置されていないのは、北小学校と四宮小学校だけです。北小学校は来年4月に浜町中央小学校と統合が決まっているので、10月15日から始まる四宮小学校の体育館の耐震化工事と合わせてできないのか要望しました。

     

    府民の要望、次々と…-9月府議会に向けての懇談会に豊北ゆう子議員が参加

       13日、日本共産党府会議員団主催で、府の9月議会を前に府政懇談会が開かれました。
     はじめに、宮原 威(たけし)府議団長から、大阪府政の報告がされました。
     その中では、橋下知事が率いる維新の会は、大阪湾岸や関空などの開発、高速道路建設や大企業誘致等を成長戦略と掲げているが、これでは大阪は活性化しないということを強調しました。
     この懇談会には、府下から61名が参加し、「公立幼稚園・保育園が、どんどんと民営化されている、民営化を進める維新の会の多い府議会が心配、子どもたちの命を守りたい」「維新の会が提出しようとしている教育基本条例や職員基本条例に危惧を持っている」「障がい児教育をよくしてほしい」等、たくさんの切実な要望が出され、予定時間ぎりぎりまで意見が続きました。
     懇談会の最後に、「少なくなった議員団で大きな役割を果たしていけるよう頑張りたい」と宮原府議団長が決意を述べました。

    府政懇談会2011年9月13日.jpg