[2011.9.9] -[門真民報]
橋下知事率いる「大阪維新の会」が9月府議会などに出そうとしている「大阪府教育基本条例」「職員基本条例」の中身が明らかになるにつれ、大阪府教育長が「(条例が)実行されれば大混乱になる」と声を上げるなど、識者、府民からの批判が広がりつつあります。
「教育基本条例」の最大の問題は、府教育委員会は「知事が制定した目標を実現する為、具体的な教育内容を盛り込んだ指針を作成し、校長に提示する」ことをはじめ、憲法が禁じる教育への政治介入・支配を図ろうとしている事です。
「府職員基本条例」の最大の問題は、「主張の政策に賛同する有能な人材からなる『大阪内閣』を実現」(大阪維新の会による提案理由)という言葉に示されるとおり、国民や府民「全体の奉仕者」から、「知事と『維新の会』の奉仕者」へと根本的に変質させようとしている事です。
東日本大震災を受け、いま「官」も「民」もあげて、救援・復興へ、そして震災・津波・原発からいのちとくらしを守る大阪づくりへ、知恵と力を発揮すべき時です。また、子どもたちの貧困と格差の広がりや「高度に競争的な教育制度のストレス」の軽減をはじめ、深刻な教育の現状をどう打開するか。教育現場と府民、行政が一丸となって取り組むことが強く要請されています。
ところが、こうした肝心要の問題を投げ捨て、知事と『維新の会』の思うままの政治介入し校務教育を解体し、その政治的思惑に従うだけの職員をつくることは、府民の求める大阪づくりのあらゆる面に重大な障害と分断、困難を持ち込むものです。
また2つの条例案は、戦前の痛苦の教訓から憲法理念としてうちたてられた、「教育を不当な支配から排除する」ことや、公務員を「一部の奉仕者」ではなく「全体の奉仕者」と位置付けたことへの真っ向からの挑戦です。
このような条例案の提出は、断じて許されません。(2011年8月29日 柳利昭日本共産党大阪府委員会書記長談を一部抜粋)
6日、日本共産党市会議員団は、京阪古川橋駅頭で宣伝活動を行いました。
各議員から、民主党の野田佳彦代表が首相に選出され、組閣をする前に、経団連もうでを行い、自民、公明両党と党首会談を行った内閣は、野田氏が初めてと訴えました。
そして、「民・自・公大連立」で、消費税増税や原発推進など古い自民党政治を進めることは「政権交代」を願った国民の願いに逆行する、国民との矛盾が広がるものと訴えました。
また、橋下知事と「維新の会」の進める、教育・職員基本条例の問題点も訴えました。
門真市交通安全推進協議会の理事会が8月30日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
門真市交通安全推進協議会は、「交通安全都市宣言」の理念に基づいて「交通事故とくに死亡事故の絶滅をはかつて人命の安全を期するために強力かつ効果的な運動を推進することを目的」として1963年(昭和38年)に設置された歴史ある協議会です。
理事会では、9月21日(水)から30日(金)までの期間取り組まれる「秋の全国交通安全運動」についてが主な議案でした。
まず、門真警察の田中署長から、交通事故の発生状況について報告がありました。
報告では、8月29日現在の門真市内の交通事故発生件数は443件、死者2人、負傷者492人で、自転車と自動二輪の関係した事故の割合が府下平均と比べ5割以上高い(自転車40・9%、自動二輪11・9%)とのことでした。
また、昨年の死者は7人、2005年(平成17年)は0人だったとのことでした。
門真市は市域面積が狭く平坦で、自転車や自動二輪の利用が多いという地理的な特徴が事故割合の高さの要因になっていると思われます。
議案では、門真市駅頭での啓発活動をはじめ、「秋の全国交通安全運動」の取り組み内容について提案、決定されました。
防災記念日の9月1日、日本共産党気仙地区委員会(岩手県)より党北河内南地区委員会に対して、秋・冬に向けての救援物資についての要請がありました。
要請文には、皆さんから提供していただいた救援物資が、被災者のみなさんから喜ばれていると記述されていました。
現地の皆さんへの、秋、冬に向けての救援活動にご協力いただきますことを心からお願い申し上げます。
食品(米・日持ちのする野菜類など)、台所用品(食器類を除く)や日用品(洗剤・トイレットペーパー・ティッシュ・ラップなど)、オムツ(子供用・大人用)、80歳代のご婦人のズボン(太目のサイズを)、バスタオル、タオルケット、毛布、秋・冬物衣類、湯たんぽ、小型石油ストーブ、加湿器、将棋、囲碁、お茶の道具
豊北ゆう子議員は、宮野町の住民の方から、道路が傷んでいて「何度も転びそうになり、危ないので何とかしてほしい」という声を聴いていました。
さっそく、担当課に要望を出したところ、市の管轄道路であることがわかり、改修工事が行われることになりました。
住民の方は「道路がきれいになり、うれしいです。これで安心です」と喜んでおられました。
これからも身近な道路の安全確保に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
3日、寝屋川市民会館でけいはん医療生協創立20周年記念レセプションが日本医療福祉生活協同組合連合会、寝屋川医師会会長、地域の代表の方々を来賓に向かえ開かれました。党議員団も出席しました。創立からこれまでの歩みをふりかえり、これからの運動が確認されました。
同医療生協は門真市・寝屋川市・守口市を診療圏とし、多くのボランティアさんの支えで1万人組合員組織を築いてきました。診療所、介護事業所をはじめ小規模多機能ホームや高齢者専用賃貸住宅、まちかどデイハウスなどの事業を展開しています。