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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1885(2011年8月21日号)

    [2011.8.19] -[門真民報]

    「財政見通し」といいながら、施設建設、土地売り払い計画示す-財政健全化計画・中期財政見通し示される

     門真市は7月末に「門真市財政健全化計画・中期財政見通し」を発表しました。
     07年度から14年度までの収支計画に基づく財政健全化計画として策定以降、①08年のリーマンショックなどの金融不安による経済不況の影響②10年3月策定の「第5次総合計画」における収支見通しについて、公共施設などの中期的な具体の方向性が確定してきたことに伴い、事業費を調整する必要が出てきたこと③着実な健全化(行革)によって計画を上回る効果があられていることなどから、5年程度の中期財政見通しを明らかにする必要があることから、今回の策定となったものです。
     財政見通しでは、「今後の主な建設事業の見込み」(別表)が示され、第5次総合計画に盛り込まれなかった庁舎移転や体育館、図書館などの建設費で総額76億円を超える費用が盛り込まれています。

    11.8.11主な建設事業の見込み.jpg

     さらに「主な未利用地の売却見込み」(別表)では、公民館二島分館跡地や、養護老人ホーム跡地(民間で新設に伴い廃止予定)の売り払いで、約11億円を見込んでいます。

    11.8.11未利用地の売却見込み.jpg

     養護老人ホーム跡地については、公共施設の少ない市東部地域で様々な施設整備の要望があります。
     また、公民館二島分館跡地についても公共施設が無く、昨年12月の委員会では、「廃止で終わるんじゃなくて、今後公民館の設置、利用についても引き続き検討を」(公明党議員)との要望が出されていました。
     市民に相談無く、大切な財産を売り払うことは大きな問題です。
     今後議会でもこのような問題点を厳しくただしていきます。

     

    66回目の終戦記念日、議員団そろって宣伝

     15日、66回目の終戦記念日を迎えました。 終戦記念日にあたって日本共産党門真市会議員団は、4人そろって古川橋駅頭で宣伝行動を行いました。

    11.8.15終戦記念日宣伝.jpg
    

     今年の終戦記念日は、戦後最大の東日本大震災と、いまだ収束のめどが立たない東京電力福島原発事故の中で迎えることになりました。
     戦争の惨禍に思いをはせ、平和への思いを新たにするとともに、あらためて日本のあり方を見つめ直す機会です。
     日本は、アジア諸国の領土と資源を支配するため、侵略戦争を遂行し、2000万人のアジアの人々、310万人の日本人が犠牲となりました。
     今後、もう二度とこのような悲惨な戦争を繰り返してはならないと、憲法に戦争の放棄・軍隊を持たないことを明記しました。 しかし、今また侵略戦争を美化し、憲法9条を変える動きが強まってきています。
     今こそ、「原発ゼロの日本」「核兵器のない世界」を実現するため、全力を尽くすことをそれぞれの思いをこめて訴えました。

     

    市民の願い!病児保育スタート

     8月のかどま広報でも記載されましたが、このほど、保護者が働いているなどの事情で、子どもが病気のときに自宅で保育できない場合、安心して預けられる場所として、市内で初めての病児保育室「ティーグル」が、9月14日(水)オープンします。
     事前登録の方法や利用方法の詳細は、子ども課窓口や、各保育所・幼稚園・放課後児童クラブなどの設置しているパンフレット等をご覧くださいとなっています。
     今回の病児保育の実施については、日本共産党も議会で粘り強く訴えてきました。

    とき 月~金
      午前8時30分
      ~午後5時30分
     ※当日の事前診察が必要
    ところ 
     松下こどもクリニック内
     (末広町18ー9)
    対象 生後6ヶ月
       ~小学校3年生
    問い合わせ先 
     子ども課
     ℡06(6902)6757   
     
    

    原発という爆弾を残してはいけない!-原水禁世界大会に門真の高校生が参加

     八月七日~九日長崎で行われた「原水爆禁止世界大会」に私は初めて参加しました。
     会場には、全国から多くの学生が来ていました。その人たちみんなが核廃絶を望んでいるのだと思うと、とても頼もしく嬉しい気持ちになりました。
     被爆者の語る原爆は、誰が語っても恐ろしい常軌を逸したものでした。真っ白な光の後に見えたのは、死体、黒こげた塊、「水、水」とうめく、皮膚がめくれた人たち…だったと言います。私は見たことがありません。見たくないと思いました。
    そして放射線によって命を削るということも絶対に嫌です。
     八日に全国高校生平和集会でお話しされた元慶応大学教授の藤田祐幸先生は、「原発の内部では、人間に影響があるところを下請けの日雇い労働者が除染している。その人たちは放射線により病気になったりすると仕事を辞めざるをえず、お金がなくなったり、路上で生活をすることとなる。 私たちが普段軽蔑の目を向けるその人たちによって原発は成り立ってきたのだ」と言いました。
     ここまで聞いて私は涙があふれてきました。何が安全やねん、エコやねんと怒りもこみ上げました。
     今回の大会で私は、現代に残る原発という爆弾を絶対に残してはいけないと強く思いました。

    11.8.9原水爆禁止世界大会.jpg
    
     
    

    第57回 日本母親大会in広島が開かれる

     7月30日・31日に広島県で開催された「第57回日本母親大会in広島」に、新日本婦人の会門真支部を代表して井上良子さん(32歳)が参加しました。全国よりは延べ1万6000人が参加しました。 1日目の記念講演では、反貧困ネットワーク事務局長であり、08~09年の年越し派遣村村長を務められた湯浅誠さんより『貧困をなくし人間らしき生きられる社会をつくる』というテーマで、生きにくい大変な現代社会において、いかに要求を実現していくのか訴えがありました。
     大阪の参加者の登壇では、橋下知事による学校教育での国歌国旗掲揚の強制問題について、「卒業式などは子ども達自身のものであるので、強制しないで」と、訴えを行いました。
     夕方には、参加者で広島市内を「脱原発」「核兵器をなくそう」などを掲げ行進を行いました。
     二日目は、様々なテーマで広島市内各地で分科会が開催され、国際会議場では女優の吉永小百合さんによる「原爆詩 朗読」が開催され、吉永小百合さんより脱原発宣言がありました。
     東日本大震災後の象徴的な分科会として、食品の放射能汚染問題を取り上げたシンポジウムもあり、東電の責任問題に関する言及がなされました。

    2011730 広島母親大会.jpg

     

    貧困率が最悪の16%、子供の貧困率も最悪

     全国民の中で生活に苦しむ人の割合を示す「相対的貧困率」が、2009年は16%となり、国が併せて公表した1985年以降と比べても最悪の水準となったことが7月12日、厚生労働省の「2010年国民生活基礎調査」で分かりました。
     18歳未満の子どもが生活の厳しい家庭で育っている割合を示す「子供の貧困率」も15.7%と過去最悪の水準になっています。門真においても大変な状況は同じです。子ども医療費助成の拡充等、より一層の子育て支援が求められます。

    20110815子どもの貧困率.jpg