[2010.10.29] -[門真民報]
決算特別委員会が19日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
京阪西三荘駅にエレベーターが設置された「鉄道駅舎バリアフリー化設備整備費補助事業」について、①大阪府の補助率、②守口市との負担割合、③特定経路の整備状況についてただしました。
答弁では、①地方公共団体の補助率3分の1を地元市と折半で6分の1②駅から500m圏内の人口割合で按分し、守口市37・24%、本市は62・76%③古川橋駅・大和田駅周辺地区が76・3%、西三荘駅周辺地区が77・5%の進捗で、今年度の歩道及び側溝の改良で、100%の達成となる、とのことでした。
これに対し、エレベーター設置が残されている萱島駅の門真市側への設置についてあらためて求めました。
新橋住宅再整備事業について、昨年6月に居住者に対して行った説明会について不適切であったとの認識を示し、①市の見解②居住者の意向調査の結果と対応③区分所有者への意向調査結果と対応についてただしました。
答弁では、①説明でスケジュール等について居住者と市側との解釈に相違があり、「住民の会」への説明を行い理解を求めた②現住宅から離れることを望んでいないが、引き続き住民の会と会合を重ね、理解を求め計画策定していきたい③分譲住宅所有者は建替えや耐震化を希望、店舗所有者は耐震化望んでいない、個別に意向確認、再整備に向け意向調整に努めたい、としました。
これに対し、拙速にすすめることなく、個意向を尊重しすすめるよう強く求めました。
住宅市街地総合整備事業について、補助金の内容、立退き交渉の流れ、事業組合事務局の立退き交渉について市がどのようにチェックし、指導しているのかについてただしました。
答弁では、借家人に対し、事業予定時期など十分に説明し、誤解を招くことのないよう要請、交渉状況についても把握に努める、としました。
9割を超える建築確認を行っている、指定確認検査機関へのチェック状況、違反建築への対応等についてただしました。
答弁では、審査内容について報告が義務付けられており、適宜修正を求め、立入検査等を行っている。一件適合しないものがあり、申請の取り直しを行った事例がある。違反建築の摘発は、11件で、8件が是正に至り、残り3件についてもねばり強く是正を指導していく、としました。
この他、下八箇荘西側管理道路の整備、公共下水道の整備問題についてただしました。
就学援助事業について、学用品費が千二百万円余減額となっていることについて、「厳しい市の財政」を口実としていること、門真市奨学金事業についても「第2次行財政改革」として見直しを行ったことについて厳しく批判。就学援助制度における医療費については、制度の趣旨に沿った充実を求めました。
学校給食調理の業務委託については、国に強い指導を受け、民間委託によって9億円もの「効果」があるとしながら、給食棟の改修を年一校程度しか実施しない姿勢を厳しく批判、全校での早期実施と4者懇談会の毎年開催など、学校給食の充実を求めました。
財政が厳しいといいながら、一般財源を2730万円投入している外国人英語指導助手派遣事業について、小中学校で課題となっている国語の「読む、各書く」ことを重視した取り組みこそ必要であることを指摘しました。
学級数に1名ないし2名少なく、1クラスの人数が約40人となっている「ボーダー学級」が3小学校にあること、加配を受けることなく、学校独自で学級数を増やしている小学校があることが、答弁で明らかになりました。
これに対し、国の動向を見るだけでなく、ボーダー学級への独自の加配を行うよう強く求めました。
学校図書館について利用状況、蔵書の状況、司書の配置状況についてただし、司書が専任で配置されていないことから、学校図書館が十分に活用されていない点を指摘し、有償ボランティア等も含めて専任司書の配置で学校図書館の図るよう求めました。
答弁では、「図書館ボランティアの活用に努める」としました。
市民の利用数が年々伸びている市民プラザ内の図書館分館の閲覧スペースの充実が市民要望であること、学習室についても、満員のときがあることからスペースの拡大について見解をただしたところ、いずれも「限られたスペース」であることから困難であるとしましたが、3階部分は、倉庫など、プラザとしての目的以外に使用されていることから、総括で審査することとしました。
夏休みの児童へのプール開放事業について08年度から生涯学習の事業を廃止し、学校教育の事業へと移したことについて、開放日数の推移についてただしたところ、07年度241日、08年度173日、09年度151日と減少していることが明らかとなりました。
当初は回数を維持する考えが示されていましたが、さまざまな課題を抱えている学校において実施するのではなく、生涯学習部として実施していくことを求めましたが、なみはやプールの通年の利用など充実しているとしました。
これに対し、開放日減による利用人数がなみはやプールで補えているのか検証することを求めました。
このほか、小中学校の不登校対策、中学校夜間学級通学費の補助の存続、教育用コンピューターの更新、学校ICT整備事業における発注のあり方についてただしました。
日本共産党東部、古川橋後援会が24日、寝屋農園で芋掘りを行いました。
今年は猛暑の影響で、十分成長しなかったものもありましたが、大きな芋を掘り当てた子どもたちの歓声がひろがりました。
焼肉や豚汁での交流で、来年のいっせい地方選挙に向けた吉松正憲府政対策委員長・市議団長、福田英彦党市議団幹事長、豊北ゆう子教育・福祉対策委員長の決意表明で大きな拍手に包まれました。
23日、門真民商婦人部定期総会が開催され、吉松正憲議員・府政対策委員長、井上まり子議員、豊北ゆう子教育・福祉対策委員長が出席しました。
わが党が国会で示した尖閣諸島の領有権は日本にあることの根拠について、府政では中小企業融資からの撤退問題、「大坂都構想」の問題点を指摘。また、門真市税収入減は国の法人減税の影響もあることなどを述べ、市民・業者のくらし守る立場で頑張る決意を述べました。
24日、大阪キリスト教社会館診療所駐車場に仮設テントを設置し、各分野の専門家の待機のもと「なんでも相談会」が行なわれました。◎困った時の連絡先―門真社会保障推進協議会・門真市幸福町23‐13 ℡06‐6900‐5470~5473、FAX06-6900-5474
24日、弁天池公園で、門真ちびっ子まつり実行委員会が、毎年恒例の「ちびっ子まつり」を開催しました。小麦粉粘土などの遊びコーナー、着ぐるみショーや模擬店などの企画に楽しむ沢山のちびっ子たちで賑わいっていました。井上まり子議員が参加しました。