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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2575(2025年11月23日号)

    [2025.11.21] -[門真民報]

    高校つぶしでなく30人学級実現を
    府教委は住民や市教委に説明を!

    「大阪の高校を守る会」大阪府教育委員会に要望

     大阪府教育委員会が8月26日に公表した門真西高校と懐風館高校(羽曳野市)の廃校方針に対し、「おおさかの高校を守る会」が7日、「高校つぶしでなく、30人学級の実現を」と求める署名8350筆を添えた要望活動が行われ、大阪府教育委員会の担当者と懇談しました。 懇談では、府教委に対し要望署名の手交が行われました。

     その後「おおさかの高校を守る会」からは、3つの要望項目①府立高校改革アクションプラン(案)の「今後15年で32校減」の試算は撤回し、ただちに府立高校の少人数学級化に踏み出すこと。②大阪府立学校条例の「3年連続して定員に満たない高校は再編整備の対象」の規定を撤廃し、志願倍率を理由にした高校つぶしをやめること。③府立門真西高校・府立懐風館高校の募集停止は撤回し、子どもたちの学ぶ権利を保障するため、地域の府立高校を維持すること。の趣旨について説明がありました。


     その後は地域の「会」や元高校教師、地域の様々な団体から、高校廃止によって、自転車で通学できる学校が無くなることや、府立高校が門真市では2校が1校に、羽曳野市では1校が0校になり、人口10万超の都市で府立高校が無くなるという異常な事態となることなど、切実な訴えが続きました。
     府教委の担当者は、「本日聞かせていただいた熱い思いは教育委員会会議に反映する」と述べましたが、10日に開かれた教育委員会会議では2校の廃止方針が強行されました。
     今後は、来年2月の府議会に向けた運動が重要となり、党議員団も引続き頑張ります。

    市民の利便性向上、活性化につながるまちづくりを!

    門真市都市計画審議会に福田英彦議員

     令和7年度第2回門真市都市計画審議会が11日開かれ、福田英彦議員が委員として出席しました。
     審議された案件は6件で、いずれも全会一致で議決されました。
     都市計画公園の変更については、公園の偏在がより酷くなるものも含まれていましたが、3つの公園が対象となっていたため、敢えて反対せず、問題点の指摘に止めました。
     門真市駅前地区第一種市街地再開発事業に関する案件が3件については、権利変換計画に関連し門真市の保有している床面積(1万2千㎡)と確保しようとしている床面積(900㎡)について説明を求めました。
     また、再開発区域の線路を挟んだ北側には2029年に松下記念病院が移転する計画があることから、デッキなどで結んで利便性向上を図り、駅周辺の魅力をさらに向上させることを提案しました。
     この提案に関連し、2人の大学の先生からも提案がありました。
     立地適正化計画の変更については、国道163号以南のまちづくりを考えるときに、まず公共交通の充実が欠かせないことを指摘し、門真市がまちづくりの考えを明らかにし、まちづくりをすすめる前に公共交通網を構築することを求めました。
     現在の門真市のまちづくりは、放っておくと古川橋駅北で建設が進められているタワーマンションに45億円の助成金支出など、市民に知らせることなく、ゼネコンやデベロッパーが喜ぶまちづくりをすすめ税金の無駄遣いが酷い状況です。
     都市計画審議会は、こうしたまちづくりを正す機能も持ち合わせています。
     日本共産党議員団は、都市計画審議会においてもまちづくりの無駄遣いをしっかりチェックします。

    まちづくりの無駄遣い、高い介護・国保料引き下げなど課題山積

    福田英彦議員が古川橋・西地域で市政報告懇談会

     古川橋・西地域後援会の「市政報告懇談会」が16日開かれ、福田英彦議員が、参議院選挙後の情勢やまちづくりの無駄遣いはじめ門真市政で起こっている様々な問題について報告し、多くの参加者から質問や意見が出されました。 福田英彦議員は、先ず国政問題について報告。7月の参議院選挙によって、衆参で自公が過半数割れとなり、新しい政権づくりの可能性が生まれながら、自民党の総裁に高市早苗氏が選出され、公明の連立政権からの離脱、「副首都構想」実現のために自民にすり寄り、連立政権入りした日本維新の会が、「身を切る改革」と言いながら赤旗のスクープで明らかとなった「公金還流疑惑」についても詳しく触れました。
     門真市政については、「ゼネコン任せのまちづくりの無駄遣い」についてふれ、古川橋駅北側に建設が進められている41階建民間タワーマンションに総額45億円の助成金を支出しようとしている問題で、情報公開請求で問題点が次々と明らかになっていることや、効果額も示さず、「周辺への波及効果」を強調しているにもかかわらず、7月末に販売が開始された第1期が4割程度しか売れておらず、「周囲への悪い波及効果」しかないと強調し住民監査請求も必要との考えを示しました。
     この他、全国で3番目に高い介護保険料、統一保険料となって高くなった国民健康保険料、門真西高校の廃校方針、門真市がまちづくりの無駄遣いで膨らんだ借金によって今後10年で借金払いが1・5倍となり、新たな行革で市民サービス削減も予想されることなど、市政の課題や問題点などについて詳しく報告しました。
     そして、来たるべき総選挙や統一地方選挙では、日本共産党の魅力を語り頑張る決意を述べました。


     参加者からは、脅かされる平和の問題、世界で広がる格差、門真市駅周辺の再開発で市営住宅はどうなるのか、門真西高のOBが廃校止めたいと拡散されていること、スーパー周辺の安全確保、若い人にしんぶん赤旗を拡げたいなど出されました。

    夜回り先生が語るー門真の子どもたちをほめてあげて

    第26回門真市青少年非行防止市民決起大会

     第26回門真市青少年非行防止市民決起大会が8日、南部市民センターで行われ、6年ぶりの開催(コロナの影響)で、会場いっぱいの市民が参加しました。
     一部では主催者、市長等の来賓あいさつ。二部では深夜の繁華街のパトロールを通じ若者とふれあい非行防止と更生に取り組んでいる「夜回り先生」こと水谷修氏の講演が行われました。
     水谷氏は、夜の繁華街を夜回りするようになったきっかけや水谷青少年問題研究所を作るなど35年の活動と共に今の子どもたちが大人につきつけている問題(いじめ、不登校、心の病、薬物乱用)をあげ、そのメカニズムと市販薬の恐ろしさについて語りました。
     精神医療と子どものカウンセラー制度の問題点、貧困の増大、電子機器の使用等多面にわたって訴えました。
     また、子どもをほめることの大切さや、私たちが今すぐできることとして、子どもたちに会ったら笑顔でやさしい言葉をかけてあげてと訴えました。

    憲法いかし住みよい社会に

    門真・守口生活と健康を守る会が定期大会

     門真・守口生活と健康を守る会が9日、第44回定期大会を開きました。党議員団から福田英彦議員・豊北ゆう子議員も参加しました。
     はじめに青木政治会長が挨拶し、参院選の結果や新たな連立政権のもと、憲法守れなど、民主主義をすすめる私たちの運動が求められている情勢だと述べ、10年にわたっての「生活保護基準引き下げは憲法違反 元へ戻せ」の違憲訴訟での闘いと勝利について「権利は闘うものの手にあり!」と強調するとともに、住みよい社会にするのは、私たち。誰もがいつでもどこでも安心して暮らせ安心して医療介護が利用できるよう、社会保障制度を拡充させ今こそ「憲法守れ」「9条守れ」「25条守れ」の声を大きくする時だと呼びかけました。
     全大阪生活と健康を守る会連合会の大口耕吉郎会長など来賓の挨拶が行われ、党議員団の福田英彦議員は、民間タワーマンション建設に45億円も税金が払われようとしている等まちづくりの問題を追及し、全国3番目に高い介護保険料引き下げなど市民の暮らしを支える市政に向け共に頑張ると挨拶しました。