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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.1829(2010年6月13日号)

    [2010.6.11] -[門真民報]

    水道料金引下げ、弁天池公園駐車場有料化、北河内夜間救急センターを枚方市へ-6月議会を前に議会運営委員会開かれる

     4日、議会運営委員会が開かれ、11日から開かれる第2回定例会(6月議会)に提出予定議案の取り扱い等について協議されました。
     提出された案件は、報告3、承認2、議案14の計19件です。

    学校耐震化など工事請負契約の締結

     契約案件では、浜町中央小学校の増築、古川橋小学校と門真小学校の耐震補強工事でいずれも最低制限価格(予定価格の85%)で契約しようとするものです。

    北河内夜間救急センターが寝屋川市から枚方市へ

     「北河内夜間救急センター協議会規約の一部変更に関する協議について」は、寝屋川市にあった北河内夜間救急センターを11月に枚方市に移し、枚方市民病院との連携を強めることなどによって、小児科医不足を補おうとするものです。
     しかし、小児科医不足という根本問題の解決ではなく、門真市民にとっては夜間救急センターが遠くなるなどの問題があり、慎重な審査が必要です。

    弁天池公園駐車場を有料化

     都市公園条例の一部改正については、弁天池公園の管理を指定管理者に行わせることができることとする条例改正と駐車場の利用料金(30分ごと150円)を新たに設けるものです。
     なぜ駐車場の有料化なのか、高い料金設定など問題があります。

    水道基本料1120円から1080円に引き下げ

     水道条例の一部改正については、大阪府が用水供給料金を1立米当たり10円10銭引き下げたことから、引き下がった受水費約1億6千万円のうち約9千5百万円を水道料金の引き下げとメーター料の廃止に充て、基本料金(一般用)を月額1120円を1040円に引き下げるもので、3月議会で党議員団が求めていたものです。

    市立テニスコート人工芝補修、交通専従員追加など補正予算

     一般会計補正予算では、CADオペレーターや建築等技術者派遣委託料982万円、交通専従員等委託料追加175万4千円、市立テニスコート人工芝補修工事3千446万1千円が主な内容となっています。

    石綿健康被害の早期救済と万全の対策を求める意見書を提案

     意見書では、1月に「泉南地域の石綿被害と市民の会」から意見書採択の要望のあった「すべての石綿健康被害の早期救済と万全な対策を求める意見書」を党議員団として提案しました。
     6月議会は23日までの13日間です。
     議案の慎重審査と皆さんからのご意見や要望など、一般質問で市の姿勢をただします。

     

    石井郁子前衆院議員・仙田富久全国児童相談研究会会員ら招き、日本共産党大阪府委員会が子どもの虐待問題を考えるシンポジウム開く

      6月1日、日本共産党大阪府委員会が主催する「子どもの虐待問題を考えるシンポジウム」が、大阪府社会福祉会館ホールで開かれ、「安心して子育てできる環境をごいっしょに考えましょう」という呼びかけに、大阪府子ども室家庭支援課長など自治体職員、地方議員、保育・学校・医療関係者、児童虐待防止協会など市民団体など多彩な府民が参加しました。
     党市会議員団からも吉松正憲・福田英彦議員が参加しました。
     開会にあたって、コーディネーターの黒田昌子府会議員が、大阪府下で4件もの児童虐待死事件が起こり、児童虐待の相談件数も全国ワースト2の4354件にもなっている現状を憂慮し、日本共産党として、専門家も招いて、ごいっしょに解決の方向を考えたいとシンポジウムの意義を語りました。
     パネラーとして、小豆島悦子・元小学校養護教諭、舘優子学童保育指導員専門研究会、仙田富久前京都府児童相談所児童福祉司、可児伸一大阪体育大学非常勤講師、石井郁子前衆議院議員が、それぞれの立場から問題の深刻さが明らかにされました。
     この中で、母子世帯の7割が最低生活費以下の状況にあり、多重債務・精神不安定・ネグレクトを抱えている例が多く、市町村窓口の連携が非常に重要であるとの指摘がありました。
     石井郁子前衆院議員は、国と地方自治体の責任で子育てを支えあう社会をつくらなければならないと訴えました。

    10.6.1党児童虐待シンポ.jpg

     

    第二京阪道路の「危険な交差点」改善を申入れ-大阪府交通道路室に吉松正憲・亀井あつし議員

     2日、第二京阪道路が開通してから死亡事故をはじめ交通事故が多発している「下島頭北交差点」の改善について、府都市整備部交通道路室道路整備課幹線道路グループに対して、黒田まさ子府議(枚方市選出)、吉松正憲議員、亀井あつし議員が申入れをおこないました。

    20100602府庁第二京阪申入れ.jpg

     すでに門真民報(5月9日付・5月23日付)でも紹介しているように、党市会議員団は門真市担当部への申入れ、山下よしき参院議員、黒田まさ子府議との現地調査などを取り組んできました。
     その中で、市の担当部の機敏な対応などもあり、6月上旬より「下島頭北交差点」が歩行者と車両が別々に横断する歩車分離方式になり、歩行者横断の時間が延長されることになりました。
     しかし、第二京阪道路の橋脚が交差点内にあり、とても見通しが悪く同交差点を利用するみなさんから改善を求められています。

    第2京阪山下現地調査1.jpg

     今回の申入れは、通行者の安全を最優先する立場から、植栽の一部を削ること等を求めたものです。
     党議員団は、引き続き通行者の安全対策を求めていきます。

     

    門真市次世代育成支援後期行動計画~次代を担う親づくり~策定

     門真市は、次世代育成支援後期行動計画を3月末までに策定し、5月成果品(冊子)として市民や議会に公表されました。
     この計画は、少子化・核家族化の急速な進行、
    親の就業の困難性など子どもや家庭を取り巻く環境が大きく変わり、育児不安、児童虐待の増加などの子育てをめぐる課題やニーズが多様化した現実があります。
     こうした中、これらの課題を解決するために、門真市でも、2005年3月に次世代育成支援対策推進法に基づく「門真市次世代育成支援行動計画(前期計画)」を策定していました。
     今回の後期行動計画は、この間の国等の関連法律や制度の動きを踏まえ、前期計画を見直し、新たな視点を加え、2010年度から5年間を後期計画とする「門真市次世代育成支援後期行動計画」を策定したとしています。
       全体の内容は、4章及び資料編で構成され、第2章現状と課題では、親と子を取り巻く状況、前期計画の目標の達成状況、その他の基本施策別現状と課題について触れています。
     第3章行動計画では、具体的な取り組みとして、基本施策1…子育て支援サービス。基本施策2…保健・医療体制。基本施策3…子どもの教育環境。基本施策4…子育てを支援する生活環境。基本施策5…仕事と生活の調和。基本施策6…子ども等の安全の確保。基本施策7…援助の必要な家庭への支援。基本施策8地域で支える子育て支援。について述べられています。
     第4章では、計画の周知で、市民等への周知とともに、子どもたちに対しても計画の趣旨についてわかりやすく周知するとしています。
     日本共産党は、後期計画策定にあたって、保育所増設の計画が盛り込まれていないことなどの問題点を指摘していますが、市民とともに、市民の要望に真に応える計画となるよう、取り組むものです。