[2025.7.11] -[門真民報]
市街化区域編入で課題山積のまちづくり
原風景残し市民に親しまれる施設整備を
門真市都市計画審議会に福田英彦議員
門真市都市計画審議会が7月1日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
都市計画審議会に付議された案件は7件で、門真市に唯一残されていた北島西・北地区の市街化調整区域(開発を抑制する区域)の全域を市街化区域への編入。門真住宅の建替えに伴う余剰地と合わせて北島西・北地区周辺土地区画整理事業として決定。「土地利用計画」に基づいた用途地域の指定・変更。防火地域及び準防火地域の変更。地区計画の決定。「一団地の住宅施設」の地廃止等について付議案件の説明があり、その後審議が行われました。
説明では、今回の都市計画決定を行う審議会の開催前に行われた「公聴会」(令和6年12月18日に開催)での公述人の意見と門真市の考え、都市計画案に対する意見書の要旨と門真市の見解について詳しい説明がありました。
福田議員は、公聴会等で出された意見を踏まえ、北島地区に残されていた「原風景」がほとんどなくなること、「地権者」の意向を口実に門真市が営農等に支援をしてこなかった
ことを指摘し、可能な限り農地を残すことを求めました。また、業務代行者提案の「スタジアム」の運営等の考え方について説明を求めるとともに、「にぎわい」も大切だが、市民に親しまれる施設整備を求めました。
この他、用途地域の設定・変更や地区計画の考え方について説明を求めました。
さらに、学識経験を有する委員から、砂子小学校跡地へ公共施設を再編する考えについて公共交通の課題も含め意見が出されたことを踏まえ、今後のまちづくりを踏まえ公共交通の充実の重要性について指摘しました。
公共交通の位置づけについては、都市計画審議会終了後の「立地適正化計画の変更」に関する説明後にも学識経験を有する委員から位置づけをしっかり書き込むことが提案されました。
審議会に付議された案件の裁決に当た福田議員は、問題点や課題等について意見を述べ賛成しました。
職員の休暇・休業に関する条例改正、契約案件を審議
守口市門真市消防組合議会に豊北ゆう子議員
守口市門真市消防組合議会が7月4日開かれ、豊北ゆう子議員が出席しました。議会に付議された案件は4件で、いずれも全会一致で議決されました。
はじめに、副議長の選挙が行われ、指名推薦により 森博孝 議員(門真市議)が選出されました。
議長及び監査委員の選任については、2月17日から始まった守口市議会の2月定例会が未だに終わらず、会期を7月11日まで延長するという市民生活にも重大な影響が懸念される異常な事態が続いており、消防組合議会への提出議案にも影響を及ぼしましたが、前年度からの継続で議長は井内昌幸議員(守口市議)、監査委員は松本満義議員(守口市議)となっています。
議案は、条例の一部改正については、「守口市門真市消防組合消防職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例案」及び「守口市門真市消防組合消防職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例案」の2件で、いずれも法律の一部改正に伴う条例改正で、説明を了とし全会一致で可決されました。
また、契約案件については、車両の更新整備で救急車1台の購入と、救急車に積載するための高度救命処置用資機材購入の2件で、説明を了とし全会一致で可決されました。
核兵器の使用が現実味帯びる中
日本も核兵器禁止条約に批准を
2025国民平和大行進が門真入り
2025国民平和大行進が5日、門真入りしました。
今年は、広島・長崎に原爆が投下されて80年。昨年12月には、ノーベル平和賞が日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)・被爆者のみなさんに授与され、核兵器廃絶への機運が高まる一方で、各地で発生する紛争では核施設への攻撃が行われ、核兵器の使用が現実味を帯びる中で、唯一の戦争被爆国である日本政府が、「核兵器禁止条約」を批准し、世界に核兵器廃絶を呼びかける積極的なイニシアチブを果たす時です。
門真入りした全体集会では、門真労連議長の挨拶や市長メッセージの後、豊北ゆう子議員が議長のメッセージを代読し、「武力対武力ではなく、平和的な外交が求められています。日本共産党門真市議会議員団もみなさんとご一緒に核兵器廃絶に向け頑張ります。」と挨拶しました。
平和大行進の大阪府内基幹コースは、6月30日に柏原市入りし、7月7日に池田市から兵庫県川西市に引き継ぐこととなっています。
そして8月4日に広島の平和公園で終結し、原水爆禁止世界大会を迎えます。
※次号(7月20日付)は、都合により休刊といたします。ご了承ください。