[2010.5.21] -[門真民報]
議会運営委員会が12日開かれ、19・20日開催予定の第1回臨時会に提出予定の承認(3月31日付で専決処分を行ったもの)案件5件の取扱いについて協議されました。
門真市税条例の一部改正は、65歳未満で給与所得があり、公的年金を受給している方の公的年金の所得割額を給与から特別徴収することができるようにする(これまでは窓口納付)改正が主な内容となっています。
門真市国民健康保険条例の一部改正は、国民健康保険料の賦課限度額を医療分3万円(47万円→50万円)、後期高齢者医療支援金分1万円(12万円→13万円)の計4万円引上げるもので、介護分10万円を含め73万円となるものです。
所得500万円の4人世帯でこの限度額が73万円になるもので、極めて重い負担と言わざるをえません。
09年度一般会計補正予算は、地方交付税の追加、大阪府の市町村振興補助金や寄付金等の確定による歳入補正、国民健康保険事業特別会計への6億7千万円の繰出し等の歳出補正が主な内容です。
この他、09年度国民健康保険事業特別会計補正予算、09年度四宮土地区画整理事業特別会計補正予算について19日の本会議に上程し、即決することが確認されました。
今議会は、議長や副議長などの役員改選、3つの常任委員会(総務水道・民生・建設文教)委員の改選、消防組合議会や飯盛霊園組合議会、くすのき広域連合議会議員の改選などが行われます。
日本共産党議員団は、役員等の改選にあたり、民主的な議会運営行う立場で臨みます。
役員改選が主となる第1回臨時会を前に門真市民クラブの林芙美子議員は、いったん無所属となり、議会運営委員会の前日に新政クラブへ入会しました。
この会派異動に伴う様々な取扱いについても協議されました。
門真・日本共産党躍進のつどいが14日、ルミエール小ホールで行われました。
太鼓サークル「どっこい」のオープニングに続き門真市日本共産党後援会会長の石原恒夫氏が挨拶、各後援会から決意表明などが行われ、女性後援会の踊りでは、清水ただしさんが飛び入りで一緒に踊りました。
改めて演壇に立った清水ただしさんは、後期高齢者医療制度廃止を公約しながら、廃止先送りと65歳に差別医療を拡大しようとしている民主党を厳しく批判、参議院選挙での日本共産党の前進で社会保障の安心をと訴えました。
沖縄県普天間基地問題では、日本共産党は無条件撤去を求めてきたこと、鳩山首相は「抑止力」というが、沖縄に駐留するアメリカの海兵隊は日本を守る任務などなく、海外へ遠征する殴りこみ部隊であること、毎年2千億円の「思いやり予算」などについて批判し、日米安保条約から抜け出し、アメリカと対等の関係をと訴えました。
政治と金の問題では、鳩山氏も小沢氏も何でも秘書のせいにするのでは自民党と同じと厳しく批判、企業からの献金が公共事業などの無駄を生み、政治をゆがめる温床となっていることについて告発、企業団体献金の禁止で公共事業の中身を改めようと訴えました。
清水ただしさんの持ち前のしゃべくりで会場は爆笑、「そうだ」の声と拍手に包まれました。
最後に、門真選対本部長の吉松正憲議員が日本共産党の躍進と清水ただしさんを国会へと力強く訴えを行い、参加者が一体となりました。
11日午前、日本共産党門真中部支部のみなさんと井上まり子市会議員は、3月20日開通以来、事故が多発している下島頭北交差点(第二京阪道路・一般国道一号)について、通勤等で信号待ちをする住民の方に交差点の問題点や要望の聞取りと、シールによるアンケート調査を実施しました。
本来設計段階で、国はこの交差点の構造について、横断歩道部分を陸橋にする予定で進めていましたが、歩行者に体力的な負担がかかるという声があがり、住民運動によって平面交差が実現しました。
そのような経緯も踏まえ、シールアンケート調査では、①平面交差で良いが信号等の改善をして欲しい、②陸橋が良いについ実施されました。
結果、①が50票、②0票(写真参照)となっています。
聞取り調査では、問題点について直前まで信号が見えない、産業道路の目的で造ったので歩行者の立場を考えた構造になっていない等の問題点が指摘され、信号の時間の改善・音のなる信号機の設置・注意を促す路面表示、等々の要望の声がだされました。
早速、門真市の担当部局に井上まり子議員は、先月日本共産党市会議員団が下島頭北交差点の信号機の時間調整、「緑立つ道」にふさわしい植樹等の「改善要望」申し入れを行っており、追加項目として、「音のなる信号機」の設置等を要望しました。
死亡事故が発生しており、門真警察署は信号サイクルの変更が重要な課題と認識し、歩車分離方式(左記表参照)の交差点に6月中頃変更することを決定しています。
下島頭北交差点の信号サイクルが6月中には *門真警察署 交通規制係(06-6906ー1234)からの |