[2010.4.23] -[門真民報]
党議員団は19日、開通後一ヶ月を経過した第2京阪道路の安全対策等についての申し入れを行い、担当部局と意見交換を行いました。
申し入れでは、府道寝屋川大東線との交差点での死亡事故が起こるなどの状況のなかで、
1.交差点周辺の改善①高齢者・障害者が余裕を持って横断できるよう信号機の時間調整②見通しの悪いところの安全対策③歩道部分の確保。
2.側道に沿線地域に入る案内板の設置。
3.「緑立つ道」にふさわしい植樹。
4.高架下空き地からの土埃の対策。などについて求めています。
担当部局からは、寝屋川大東線交差部での事故が5件(死亡1、重傷1、軽傷3)、その他の箇所で4件の事故が起こっており、警察や事業者などとも協議を行っていることについて報告されました。
また、党議員団の申し入れ内容についても問題意識を持っていること、改めて現地の確認などを行い、関係機関と協議していきたいとの回答がありました。
また、「緑立つ道」と言いながら、植樹が十分にされていないことについては、予算が口実となっていることも明らかとなりました。
今後も党議員団は、第2京阪道路の諸問題について注視し、改善を求めていきます。
夏の参議院選挙に出馬予定の清水ただし(前大阪市議会議員)さんが中之島中央公会堂で「ライブ」を開催、会場あふれる2500人を超える参加者で熱気に包まれました。
まず主催者を代表し、山口勝利党府委員長が挨拶を行いました。
つづいて清水さんが組んでいたバンド「ザ・チーズ」のプロ顔負けのライブコンサートでベース演奏と歌声を披露しました。
松竹芸能時代のコンビ「ツインタワー」を復活させた漫才では、派遣労働者問題をわかりやすく取り上げ、場内をわかせました。
参議院での委員会質問後駆けつけた山下芳生議員とのかけあいトーク。宮本岳衆議院議員は清水さんの質問の議事録をすべて読み、抜群の論戦力について紹介しました。
ラジオ大阪で毎週土曜日午前10時30分から放送の「ラジオ派遣村」の村長(パーソナリティー)でもある清水さんとアシスタントとの軽快なおしゃべりが演壇で行われ、湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)さんとの対談予定についても紹介されました。
さいごは「極楽亭ペンギン」でのバナナの叩き売り、多彩で清水ただしさんの魅力満載の「ライブ」でした。
閉会にあたっての挨拶では、今度の参議院選挙は府民の暮らしと営業、平和と命がかかった選挙、一人の行き倒れも出さず、食い倒れの大阪に」「定数3の大阪選挙区で勝ち抜き、比例代表で5人の議席獲得のため頑張りぬく」と力強く決意を述べ、会場の大きな声援に包まれました。
2007年度から発達障害(LD・学習障害、ADHD・注意欠陥多動性障害、高機能自閉症・知的障害を伴わない自閉症など)の子どもたちを新たに特別な教育の対象に加える「特別支援教育」が実施されています。
この特別支援教育の推進に欠かせないのが「特別支援教育支援員」ですが、国は全校配置のための交付税措置をおこなっているにもかかわらず、昨年度まで3小学校にしか配置されておらず、これまで繰り返し拡充を求め、3月議会の代表質問においても拡充を求めてきました。
こうした経過の中で、新年度6小学校で配置されることとなりました。
今後においても更なる拡充が求められます。
また、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、障害の状態などに応じて特別な指導を受ける場の「通級指導教室」についても、昨年度まで1校にしか配置されておらず、拡充について3月議会でも求めました。
設置は大阪府が行うことから、市も要望しているという答弁でしたが、新年度3校(2小学校、1中学校)で設置されることとなりました。今後も拡充を求めていきます。
3月20日に全線開通した第2京阪道路の環境監視施設が2箇所設置されています。
開通後の環境悪化の状況を測定し、万全の対策を講じることが求められています。
党議員団は、環境監視施設の設置問題については繰り返し議会で取り上げ、設置箇所や測定項目、とりわけ喘息や気管支炎を引き起こすといわれているPM2.5(微粒子状物質)が環境基準に加えられたことから、測定項目とするよう強く求めてきました。
合わせて環境監視施設の設置、維持管理費用については、事業者が責任を持って負担し、自治体の負担としないよう国土交通省にも繰り返し要望を行い、門真市も国に強く要望することを議会で求めてきました。
こうした経過の中で、昨年の12月議会では、西日本高速道路株式会社から11年間ですが、
維持管理費総額約2億8千万円の負担金を受け、新年度予算では関係費要約2千4百万円が計上されました。
地域住民のみなさんの切実な要望を受け、議会での質疑、国土交通省への要望活動が大きく実を結びました。
今後は、PM2.5を測定項目に加えるよう国土交通省や関係機関に強く求めていきます。
沖町に設置されている環境監視施設
11日、南部・門真団地後援会は、恒例の市政報告懇談会を南部市民センター会議室で開催しました。
亀井あつし議員は、3月定例市議会について報告をしました。
市長の施政方針の特徴では、市民の暮らし向きにまったく心を寄せないで、市民サービスの切捨てなどによって確保した財源を、今後の開発に投入しようとしている問題など詳しく説明しました。
また、党と住民の運動の力で実現した施策、新年度予算の問題点、亀井議員が所属する総務水道常任委員会質問、この間の市議会の動向などについて報告しました。
懇談の中で、参加者から3月20日に開通した第2京阪道路に関連した質問や要望がたくさん寄せられました。
自動車を運転する方から、「国道1号線から、側道に入った時、この道がどこにつながっているか判断がつかない、案内表示板が欲しい」「第2京阪道路と市内道路との接続がよく判る詳しい地図を配布して欲しい」。
歩行者からは、「交差点の信号がすぐに変わる、歩行者に優しくない」「横断歩道のラインの無い所があり危険」。
また、「環境に対する問題で、低周波の影響は無いのか」など多岐にわたる声が寄せられました。
亀井議員は、質問や要望に対して、現地調査を行い、改善に向けて関係機関に働きかけることを約束しました。