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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2530(2024年12月1日号)

    [2024.11.29] -[門真民報]

    給食費無償化の実現で市民の願い前進へ条例改正、補正予算をしっかりチェック

    第4回定例会に向け議会運営委員会開かれる

    議会運営委員会が11月25日に開かれ、12月
    2日開会予定の第4回定例会に提出予定の議案等の取扱いについて協議しました。
     第4回定例会に提出予定の案件は、承認案件1件、契約案件2件、条例案件4件、予算案件4件、その他案件6件の計17件で、いずれの案件も関係する各常任委員会に審査を付託することが決定されました。

    小中学校の給食費無償化を制度化する条例案の提案!

    条例案件では、「門真市学校給食の実施及び学校給食費等の管理に関する条例の制定について」が提案予定で、
    門真市立の小中学校の
    給食費無償化を制度化する内容です。
     学校給食費の無償化は、2020年4月に門真市議会が市長に対し、コロナ対策として「今年度の小・中学校の給食費の無償化を行うこと」を要望。
     その後7月に行われた門真市長選挙では、選挙公報で「小中学校の給食費無償化等、子育て・教育の負担軽減を推進」との公約を掲げ、市長が再選。
     そして、その公約を実現してほしいと市民からの請願が2022年3月議会に提出され、残念ながら採択されませんでしたが、翌年の2023年度の2学期と3学期は、国の交付金を活用し給食費の無償化がスタートし、2024年度予算では、引続き継続する予算が議決しました。
     こうしたなかで、小中学校の給食費無償化が制度化されたことは、子育て支援策が大きく前進したと言えます。
     今後は門真市の学校給食が、自校調理の美味しい給食であることを市内外に積極的に発信していくことが、子育て層の転出を抑え、転入を促進する確かな力となります。
     契約案件では、物価高騰による門真住宅撤去工事請負契約の一部変更(「5億8840万6500円」から「6億631万7800円)、第四中学校区義務教育学校整備事業設計施工一括請負契約を一部変更(「116億2128万円」から「131億3013万2110円」)するものとなっています。
     公の施設の指定管理者の指定では、門真市立公民館及び門真市立門真市民プラザを特定非営利活動法人トイボックスに、門真市民文化会館をトイボックス・大林ファシリティーズ共同事業体に、門真市立テニスコート及び門真市立青少年運動広場を株式会社エスエスケイに指定するものとなっています。
     補正予算では、歳入歳出それぞれ4億4073万7千円を追加する一般会計他、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の各事業特別会計補正予算が提案されています。
     この他、提案される案件について議会でしっかりチェックします。

    第3回定例会・日程】
    12月2日(月)本会議
    12月4日(水)総務建設常任委員会
    12月5日(木)民生水道常任委員会
    12月6日(金)文教こども常任委員会
    12月17日(火)本会議
    12月18日(水)本会議

    まちづくりの無駄遣いでなく、市民の暮らしに寄り添った予算と施策を

    日本共産党議員団が2025年度の予算要望

    日本共産党門真市議会議員団は11月22日、「2025年度門真市予算及び施策に関する要望書」を宮本市長、八木下理香子教育長あてに提出し、大矢企画財政部長、水野教育部長が対応し懇談しました。
     要望書は、①物価の高騰から市民の命と暮らしを守る施策充実②高齢者・障害者・医療施策と福祉の充実③だれもが安心できる子育てと教育の充実④まちづくり⑤憲法を暮らしに生かし、情報の公開、公正で民主的な行財政運営の確立で構成されています。
     福田英彦議員は、41階建タワーマンションに45億円の助成金支出などのまちづくりの無駄遣いを改め、市民の暮らしに寄り添った予算と施策について求めました。
     また、豊北ゆう子議員は、教育施策の充実について、義務教育学校の整備や学校統廃合の課題について指摘しました。

    原風景の保存・南部市民センターの充実など計画変更への質疑多数

    北島西・北地区とその周辺の都市計画に関する説明会

    北島西北地区の市街化区域編入に伴う関連都市計画(案)の住民説明会が23日に行われ、豊北ゆう子議員が参加しました。
     説明された内容は、これまで市街化調整区域だった北島西・北地区の市街化区域への編入と防火地域及び準防火地域への変更。市街化区域に編入された北島西・北地区(一部を除く)と門真住宅の建替に伴って生まれた余剰地を合わせた北島西・北地区周辺土地区画整理事業(31・3㌶)の決定。区画整理区域内をAからD地区に設定し、土地の利用目的に合わせて用途地域が変更されます。
     今後は、原案の縦覧や意見書の提出、門真市都市計画公聴会、大阪府都市計画公聴会、都市計画案の縦覧、・意見書の提出、門真市都市計画審議会、大阪府都市計画審議会を経て都市計画決定及び変更の告示が行われるとのことでした。

    切実な市民の意見

    説明後の質問では、スタジアムやスポーツショップの必要性への疑問、レンコン畑の保全については、地権者の意向もあるが市として歴史文化をどのように捉えているのか現状保存についての考えと要望が出されました。 また、「南部市民センターは今の場所でとても役に立っている。このままで内容を拡充してほしい」「千石東町の避難所と公園計画において災害時の安全性に乏しい」「新設の学校にはプールがない、市が責任もった施設を」等の意見が次々と出されました。
     説明会の後、参加者から「このような説明会を各地域でもしてほしい」、「パワーポイントの資料がほしい」等の声が党議員団に寄せられました。

    総選挙結果、まちづくり無駄遣いなど、市政の問題点に意見次々

    古川橋・西地域で福田英彦議員が市政報告懇談会

    日本共産党古川橋・西地域後援会は11月24日、市政報告懇談会を開催しました。
     福田英彦議員は、報告は、①総選挙と門真市長選挙の結果、②6月、9月議会と決算特別委員会の内容と市政の課題、③12月議会に向けて、④各地で進められるまちづくりの問題点、⑤夏の参議院選挙について話しました。
     特にまちづくりでは、
    古川橋駅北側に建設が進められている41階建のタワーマンションに45億円の助成金が支出されようとしている問題については、質問・意見では、質疑すればするほど「結論ありき」で進められていること、宮本市長のそのような姿勢の影響もあり、定年退職を迎えることなく、辞めていく職員が少なくないことなどについても報告しました。
     また12月議会では、小中学校給食費無償化の条例も提案予定であり、請願の運動が実現につながったことについても報告しました。
     こうした報告に対し参加者からは、①総選挙の結果から、SNS活用問題や訴え方をどうすれば。②守口市で公立保育園廃止の動き、門真では?③万博こども招待、門真では?④古川橋駅南側の社会実験、迷惑だったが検証は?⑤銀座住友通周辺のまちづくりの計画は?⑥介護保険料とともに国保料も高い。⑦SNSの強化と講座などもっと開いてほしい。⑧まちづくりで高齢者の行き場がなくなっている、受け入れ住宅などの整備必要。⑨石原・大倉の区画整理で、不当な追い出し迫る事業者を取り締まってほしいなどの意見や質問が出されました