• HOME
  • 門真民報
  • 議会活動
  • 政策・提言
  • 新着情報
  • お知らせ
  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2519(2024年9月15日号)

    [2024.9.12] -[門真民報]

    物価高騰で増える予算、追加議案、決算特別委員会の日程

    第3回定例会(9月議会)始まる

    門真市議会第3回定例会(9月議会)が、5日始まり、25日までの21日間の日程で行われます。
     定例会では、監査結果報告、教育委員会点検・評価報告書など諸報告の後、今議会提出議案(報告案件1件、承認案件3件、契約案件1件、条例案件6件、予算案件4件、人事案件2件、その他案件5件、認定案件3件、追加案件2件の全27議案)の上程・説明が行われ、各常任委員会に付託されました。 

    物価高騰で増える
    義務教育学校新築工事費など

    補正予算では、物価高騰に伴う義務教育学校新築工事費の請負費が3億5995万4千円の増額となり、総工費も約116億2100万円から132億4200万円と大幅な増額に。クリーンセンター施設等運転管理事業費も増額となっています。妥当な金額なのかなど委員会で質疑します。 

    2千万円以上の動産の取得は議決が必要

    また、追加案件の2議案は、「動産の取得について(追認)」で、①令和2年4月1日に小学校用指導図書1703冊を2485万1530円で契約したもの、②令和6年4月1日に同じく小学校用指導図書1793冊を3454万9460円で契約したものについて、条例(議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例)では、予定価格が2千万円以上の動産については議会の議決が必要となっているにもかかわらず、議決を経ていなかったことから、今回「追認」議案となり委員会で審議されます。
     人事案件では、教育長と教育委員の任命について採決が行われ、賛成多数で可決されました。(日本共産党は、八木下理香子教育長の任命に反対しました。)
     本会議終了後、決算特別委員会が開かれ、委員長(岡本宗城議員)・副委員長(森博孝議員)が選出され、委員会の日程や審査方法について協議されました。 決算特別委員会には党議員団から豊北ゆう子議員が質問に立ちます。無駄遣いはないのか、市民サービスは後退していないか等、市民の立場でチェックしていきます。

    【決算特別委員会】  

    10月7日(月)総務・建設・文教
    10月15日(火)民生・環境・水道
          保健福祉・こども
    10月21日(月)総 括
    10月28日(月)予備日
    ◎委員会室(本館4階)、午前10時

     

    自民党政治を終わらせよう
    平和・暮らしに希望を

    「わたし考一」大阪6区国政対策委員長

    日本共産党門真市議会議員団は6日、「わたし考一」大阪6区国政対策委員長とともに、「平和でも暮らしでも希望を」と、日本共産党の政策を市内で訴えるとともに、来るべき解散総選挙で日本共産党を大きくと訴えました。
    「わたし」氏は「裏金問題」で、しんぶん赤旗のスクープと共産党国会議員団の追及などで自民党を追い詰め岸田首相が退陣表明。テレビでは政治資金パーティー裏金問題や統一教会との癒着問題には一切触れず、次の総裁は誰かの報道一色。
     今の米不足問題は、自民党政治の下、これまで農業を大切にしてこなかったことが原因。物価高騰への無策、平和の問題も敵基地攻撃能力保有など軍事一辺倒の自民党政治を批判。
     日本一高い国保料、介護保険料は全国1~3番目までが維新府市政の大阪市・守口市・門真市の大阪6区。高い国保料・介護保険料を引き下げるためにも日本共産党を大きく。爆発が起こるなど危険な万博は中止。機構危機打開の提案など訴えました。
     企業・団体献金一切無縁の日本共産党を伸ばして、自民党政治を終わらせ、平和でも暮らしでも希望の持てる日本をつくろうと呼びかけました。

    万博矛盾 いのち危険
    「安全宣言」を出せない

    2025年大阪・関西万博が深刻な矛盾と行き詰まりに直面しています。維新・府市政と自公政権がカジノ計画との「相乗効果」をねらって、大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」に誘致したものの、ガス爆発の危険や災害時のリスクが顕在化。国民の関心は低く、カジノ工事が万博開催と重なり騒音などで足を引っ張るなど、破たんの淵に立たされています。

    現役の廃棄物処分場でもある夢洲1区の会場予定地では、地中から可燃性のメタンガスが発生し続けています。 3月の爆発事故現場となった東トイレの地下ピット(空間)では、直ちに労働者を退避させなければいけない濃度のメタンガスを3カ月で76回も検知、うち17回は着火により爆発する濃度に達していました。
     1区にある83本のガス抜き管からは1日約1・5~2トンのメタンが出ています。
     万博協会が「ガスの発生はない」と決めつけていたパビリオン周辺でも5カ所(迎賓館、日本館、大阪館の各付近、EXPOホールの地下ピット)で検知されるなど、会場のどこでもガスが発生する恐れがあります。
     万博協会は「安全は開催の前提。信じて来て、楽しんでください」(藁田博行整備局長)などと語っています。しかし、部分的なガス濃度の測定や換気を行うだけで、肝心の「安全宣言」を出すことができません。メタンガスの濃度は刻一刻と変わります。
     工事の進展に伴って“想定外”の所にたまる恐れもあります。
     広大な万博会場全体を常時とらえる対策は困難であり、夢洲が万博会場に最も不適切な場所であることは変わっていません。
     協会は開催中に爆発した場合の対応をただした和歌山県に「会場内に常駐する大阪市消防等と立ち入り規制や避難誘導等を行う」と説明しています。
     どれだけ危険かを自ら認めているのと同じです。

    学校参加させて大丈夫?
    安全の保証ない

    政府や大阪府市が推進している学校行事としての万博への子ども動員は、安全性の保証がなく中止する以外になくなっています。
     メタンガス爆発や災害時のリスクだけではなく、貸し切りバスでいけば、乗降場から入場ゲートまで約1キロ(小学校低学年の足で30分)もかかります。 電車だと通勤ラッシュと重なると指摘され、「子ども専用列車」などを検討していますが、トイレもない車両に約50分間も缶詰め状態となる危険性が浮上しています。
     足りないと言われてきた団体休憩所(お弁当広場)は、昼食時に予約制で4回転すれば小学生以下の児童・幼児はなんとかカバーできるという配置計画を打ち出したものの、「中学生以上はどこでも食べられる」(担当者)という無責任な計画となっています。団体休憩所も、屋根付きとはいえ大半が屋外施設です。
     学校行事として参加を求めながら、肝心の海外パビリオンの内容がいまだに分からず、参加する日時もパビリオンも選べず、会場の下見も開幕までできないことは何も変わっていません。
     とくに6月下旬以降、夏は熱中症のリスクも心配です。
     大人数の子どもたちを一度に参加させるというやり方そのものが破たんしています。
    (しんぶん赤旗9月5日付)

    門真市職労役員
    懲戒処分取消訴訟

    第3回口頭弁論 9月18日㈬

    午前11時〜大阪地方裁判所第809号法廷

    門真市職労役員『だまし討ち』事件」とは?

    2020年10月14日、門真市長が市職労役員2人におこなった懲戒処分は、労使合意により長年にわたって認められてきた勤務時間内の組合活動に対して、市職労と何らの見直し協議も行わないばかりか、当該役員に注意することもなく離席を認めながら、秘密裡に約半年間にわたり観察記録し、職場離脱と決めつけて行った「だまし討ち」のようなものです。
     懲戒権の濫用、労働組合の正当な活動に対する不利益取扱いの不当労働行為と言わざるを得ません。労働者の団結権を保障した憲法28条を脅かすものです。このような不当なやり方は許せません。
     二人の市職労役員は懲戒処分の取消を求めて、2020年12月に公平委員会に審査請求を行いました。しかしながら、公平委員会は請求を棄却するという不当な裁決を2023年9月28日に下しました。それは同じ法律事務所出身で大阪市での代理人として職員や労働組合を批判する主張をおこなっていた二人の弁護士の一方が門真市の顧問弁護士、他方が門真市の公平委員を務めて、今回の公平委員会の審理・裁決したものです。「公平さが疑われる」ものです。
     到底納得できるものではありません。そこで、二人の市職労役員は、懲戒処分の取消と裁決の取消を求め、2024年3月1日に提訴したのです。「門真市職労役員への不当処分撤回闘争ニュース 拓(ひらく)」より