[2023.6.23] -[門真民報]
企業負担のない森林環境税は大問題!
各地のまちづくりの課題についてただす
総務建設常任委員会 福田英彦
総務建設常任委員会が16日開かれ、福田英彦議員が出席しました。
委員会に審査が付託された案件は4件で、税条例の一部改正について福田英彦議員は問題点を指摘し反対しましたが賛成多数、他の3件は全会一致で可決すべきものと決定しました。
森林環境税は企業も応分の負担を
税条例の一部改正は、個人市民税として新たに「森林環境税」が課されるもので、企業に負担を求めるものでないことから、福田議員はその認識についてただしました。
これに対し、「国会で議論がなされ、結果を尊重する」と答弁するにとどまり、税の公平性に対する認識を全く示しませんでした
採決にあたって福田議員は、「本来国や排出企業が引き受けるべき負担を個人に押し付けるもの」、「譲与税としての自治体への配分も私有人工林がない都市部に多額に配分される」と問題点を厳しく指摘し反対しました。
この他、「脇田小学校等撤去工事請負契約の締結」については、アスベスト除去工事と工事の安全確保についてただし、「一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について」は、新型コロナウイルス感染症対策業務に係る特殊勤務手当の特例を廃止するもので、概要と実績を質し賛成しました。
コミュニティバス廃止後の代替は、
市役所まで確保を
一般会計補正予算については、3月に廃止されたコミュニティバスの代替として社会実験が行われる「門真南運行ルート事業」について、廃止後の市民の声、運行ルートについてただしたうえで、保健福祉センターや市役所までのルートを確保するよう求めました。
また、公共交通の確保は、門真市のどの地域でも住みやすいまちづくりをすすめるための必要不可欠なコストであることを強調しました。他には、新型コロナ対応地方創生臨時交付金、岸和田揚水機場ポンプ取替、庁舎エリア基本計画アドバイザリー業務委託についてただしました。
所管事項に対する質問で福田議員は、①門真団地建替えに伴う余剰地活用と北島西・北地区のまちづくり、②松生町の大規模商業施設開業に伴う影響と今後の対策、③古川橋駅北側のまちづくり、④市道守口門真停留所線等の拡幅事業、⑤大和田駅南側の整備事業、⑥南野口町公園隣接の鉄塔跡地の取得についてただしました。
①については、住民の意見を反映し進めることの重要性を強調、③については、まちの防災機能の充実を求め、④については住民説明会を全くしなかったことを批判、⑤については、まともな計画や考えなしにすすめていることの問題点を指摘、⑥については、住民意向に沿った用地取得を求めました
介護・国保・まちづくり
切実な市民の願いを議会に
大和田・中部後援会が市政報告懇談会
日本共産党大和田・中部後援会は17日、「市政報告懇談会」を開きました。4月の市議会議員選挙後初めての定例会第2回定例会開催中での報告会です。
冒頭、市議選で地域の責任者の方から市議選のお礼と来るべき総選挙でもお力添えをとあいさつがありました。
次に、亀井あつし前議員から選挙のお礼や府議会傍聴の内容など報告がありました。
そして福田英彦議員は、小中学校給食費無償化や介護・国保問題、コミュニティバスや16億円も支出した大和田駅南側の銀行跡地買収はじめまちづくり問題、第2回定例会(6月議会)、今国会で岸田政権が強行した悪法の数々について報告し、来るべき総選挙で悪法強行連合(自民・公明・維新・国民)に厳しい審判をと訴えました。
参加者からは、様々な質問やご意見、地域要求などが出され、福田議員は、一つ一つ丁寧に回答し、「開催中の6月議会に活かします」と述べました。