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  • こんにちは。門真市会議員団です。

    No.2450(2023年3月5日号)

    [2023.3.3] -[門真民報]

    3月市議会開会

    日本共産党 暮らしの防波堤として全力
    開発事業には税金つぎ込む 維新政治

     門真市議会第1回定例会(3月議会)本会議が2月24日開かれ、3月22日までの議会が始まりました。
      宮本市長の施政方針説明があり、市長の施政方針に対する各会派の代表質問は7・8日に行われます。党議員団からは、8日に亀井あつし議員が質問に立ちます。

    市長の施政方針説明

    宮本市長は、施政方針説明で、23年度の政治姿勢や施策の基本方針について述べました。
     施政方針の「はじめに」では平和を脅かす、敵基地攻撃能力を保有するために、5年間で43兆円という大軍拡問題に対して、非核平和都市宣言をしている門真市として何ら触れていません。
     アベノミクス・新自由主義を踏襲するだけで、国民の苦しみに無為無策の岸田政権の「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を評価しています。
     維新府政のもと、全国最多のコロナ死者にも関わらず対策を廃止縮小していることや、昨年同様「2025年の大阪・関西万博のインパクトを最大限に活かし」とカジノについて一切触れていません。
     23年度予算編成について、昨年同様に「将来の投資的な施策への財源確保」として、「財政調整基金を繰り入れない」と述べ、今後のまちづくり(開発事業)に市民の税金をつぎ込むことを暗示する内容となっています。

    国保料全世帯引上げ

     「健康管理分野及び福祉分野」として、24年度から、介護保険事業は市単独での事業実施になります。23年度は円滑に引継がれる準備期間として「高齢者保健福祉計画」などに取り組むとしています。
     健康保険制度の適正な運営として、健康づくり活動促進を促すとしています。
     一方、国保料は、全ての加入者が引上げられます。引き上げ幅も大きく、所得200万円で3万円以上の引上げとなります。
     そして、滞納者に対して差押えなどの徴収強化が、これまで以上に強まることが危惧されます。
     党議員団は、国保の統一化と府下の統一保険料の問題について市民の暮らしを守る立場から頑張ります。

    早く学校給食費無償化を!

     「教育分野」では、第4中校区の統廃合に伴う新校舎の実施設計、中学校の部活を地域に移行することなどが示されました。代表質問で、問題点を明らかにすると同時に積極的な提案をしていきます。
     また、物価高騰に伴う給食費の引き上げ分3200万円を保護者負担としないための措置が予算計上されています。物価高騰対策ということでは一定評価するものですが、全国で広がる給食費無償化の動きや保護者の願いには開きがあります。
     日本共産党は、一日も早く学校給食費の無償化が実現するように引き続き頑張ります。

    制約だらけ「乗り合いタクシー」 乗るなということ?

     「まちづくり分野」として、古川橋駅周辺や門真団地建替え余剰地など7地域、施策では乗り合いタクシー社会実験運航事業と公園拡充について示されました。
     門真団地建替え余剰地活用については、20億円も大損して建物付きで民間に売却する計画となった経過や今後の市南東部地域のまちづくりの基本的考え方等について、積極的な提案をします。
     乗り合いタクシー社会実験運航事業については、コミュニティバスの廃止を突然知らされた方から「乗り合いタクシーは、制約だらけで利用するなということか」との声も寄せられています。シッカリと内容を明らかにし、住民本位の市内交通網の整備に向けて頑張ります。

    これで子育て応援? 市北西部の待機児童が心配

     「子育て分野」では、門真市公立園最適化基本計画」に基づき、わずか1園とした北部地域の公立園を大和田幼稚園の園舎を活用して上野口保育園を大和田幼稚園を統合した幼保連携型認定こども園を3年後に開設する考えが示されました。
     国道163号以北でまちづくりが進行する中、特に市北西部の保育需要が高まり、早晩待機児童が発生することが危惧されます。

     

    岸田大軍拡問題・府姿勢転換など訴え

    亀井あつし議員・豊北ゆう子前議員

     2月23日、日本共産党南部後援会は、南部市民センターで「府市政懇談会懇談会」を開きました。
     司会者のあいさつの後、豊北ゆう子前議員は、「亀井議員の議席を必ず引き継ぎ、門真団地余剰地活用などの声を議会に届け頑張りたい」と思いを訴えました。
     亀井あつし議員は、岸田自民公明政権の5年間で43兆円の大軍拡と暮らしと平和の問題。
     大阪府知事選挙で元参議院議員たつみコータローさんを府民の代表にして、維新府政のカジノを中止させ、命と暮らしを守る府政に転換しましょうと訴えました。
     日本共産党の綱領と規約に反する党攻撃と分派活動により除名処分になった松竹伸幸氏の問題について詳しく説明しました。
     参加者から、くすのき広域連合の解散後、介護保険はどうなるのか質問があり、豊北前議員は、「市単独となり保険料の問題など課題もある、サービスの充実などに向けて頑張りたい」と答えました。