[2023.1.13] -[門真民報]
大阪知事選 たつみ氏が出馬表明
カジノより命と暮らし 「明るい会」と確認書
4月9日投開票(3月23日告示)の大阪府知事選挙で、幅広く労働者や民主団体、日本共産党で構成する「明るい民主大阪府政をつくる会」(「明るい会」)が7日、大阪市内で記者会見し、日本共産党元参議院議員の、たつみコータロー(辰巳孝太郎)氏(46)を無所属の候補者として擁立すると発表しました。たつみ氏は同日、「明るい会」の有田洋明事務局長と確認書を交わし、出馬表明しました。
同選挙には、現職で大阪維新の会代表の吉村洋文氏(47)がすでに出馬表明しています。
たつみ氏は、「現府政は、3年に及ぶコロナ禍や物価高騰で府民が苦しんでいる時に十分な対策をとらず、大阪カジノ誘致に暴走してきた」と指摘。「大阪の未来に、大阪の子どもたちにカジノはいらないと、この間ずっと訴えてきた」と強調し「何よりも府民の命と暮らしを最優先にする府政への転換をめざし、広く保守の立場をとる方たちにも働きかけ、大阪の維新政治を終わらせるという強い意志をもって臨みたい」と決意を語りました。
「明るい会」代表常任幹事の菅義人・大阪労連議長が経過を説明。日本共産党大阪府委員会の柳利昭委員長が同席しました。(しんぶん赤旗8日付から転載)
たつみ氏の略歴
大阪市生まれ。北野高校、米エマーソン大学卒。2013年、参議院大阪選挙区で出馬し当選、1期務める。
強く大きな党をつくりながら統一地方選挙で勝利を!
新春のつどいで志位和夫委員長が訴え
日本共産党大阪府委員会は6日、「2023新春のつどい」を大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催し、2000人が参加しました。
つどいでは、4月の統一地方選挙の予定候補者が壇上に勢揃いし、石川たえ、うち海公仁両府議会議員、山中智子大阪市議などが決意表明。亀井あつし議員、福田英彦議員、豊北ゆう子前議員も壇上で紹介されました。
維新政治を追い詰める流れの中での選挙
つどいにかけつけた日本共産党の志位和夫委員長は、「こんどの統一地方選挙は、大きな流れで見れば、住民の世論と運動で維新政治を追い詰める流れのなかの選挙」と切り出し、2度にわたる住民投票で「大阪都構想」
を否決し、橋下徹、松井一郎市長を政界引退に追い込んだとして、「(今度の)統一地方選挙で日本共産党を勝たせていただき、維新政治そのものを引退に追い込む一歩にしましょう」と訴えました。
そして、大阪府議団と大阪市議団が、①議会の中では少数でも住民の声を議会に届け、建設的な対案で政治を前に動かしてきたこと。②維新の間違った政治に市民との共同で反対を貫き、福祉と暮らし第一、中小企業と働く人を主役にした大阪再生の展望を示している。③国の政治の押し付けから府民・市民を守る「防波堤」の役割を果たしている値打ちを紹介しました。
そして国政では、「タガがはずれ大軍拡に暴走している岸田政権」に対し、日本共産党の外交ビジョンを示し、「物価高騰から暮らしと経済を立て直す緊急提案」の中心点を訴え、
来年1月までに130%の党づくりが統一地方選挙勝利の最大のカギになるとして、強く大きな党づくりへの協力を呼びかけ、強い拍手がわきおこりました。
賃金上がらない、自己責任迫る国から
平和で希望ある未来をともにつくろう
「二十歳のつどい」参加者に訴え
亀井あつし、福田英彦両議員、豊北ゆう子前議員は9日、「二十歳のつどい」への参加者に対し、お祝いと同時に「平和で希望ある未来をともにつくろう」と呼びかけました。
民法改正で昨年4月に成人年齢が18歳に引き下げられ、今年は18歳、19歳、20歳の341万人が新成人となりました。
門真市では、「二十歳のつどい」として、平成14(2002)年4月2日~平成15(2003)年4月1日生まれの人を対象に開かれました。
昨年岸田政権は、「安保3文書」で敵基地攻撃能力の保有と増税セットの軍事費二倍化を決定する一方で、賃金引き上げや物価高に対する施策は不十分です。
日本共産党は、「物価高騰から暮らしと経済を立て直す緊急提案」を行っています。
2年半は国政選挙が予定されていない中で、選挙権を手にしているみなさんが、4月の統一地方選挙で、地方から平和と暮らしを脅かす岸田政権に厳しい審判を下し、解散総選挙に追い込む選挙にしましょう」と訴えました。